洗面所・脱衣場リフォーム
目次
日々の洗濯を楽にするためには
もちろん洗濯機の性能も大事ですが、
洗濯機置場を作る場所も重要になってきます。
洗濯機置場を設置できる場所について、
設置場所ごとのメリットやデメリットについて
ご紹介します。
室内に洗濯機置場を設ける場合は、
どこに設置するのが良いのでしょうか。
洗濯機置場がよくある3箇所に絞って
ご紹介していきたいと思います。
玄関入ってすぐの洗濯機置場は、
外遊びが好きな子供がいる家庭や
アウトドアをすることが多い家庭に
おすすめの設置場所です。
外から帰ってきて、
汚れた格好で部屋中を動く必要なく、そのまま
服を洗濯機に入れ込むことができます。
花粉がついた服などもすぐ洗えるので、
部屋に花粉が入らないのもメリットです。
しかし、来客時に洗濯機を回していると
音がうるさかったり、
絶対に目に入る場所なので
生活感が隠せないのが難点です。
水回りであるキッチンの近くにも
洗濯機置場を設置されることは多く、
家事動線を短くしたい人には
おすすめの設置場所となっています。
洗い物や料理を行うキッチンの近くに
洗濯機置場を設けることで、その場で
家事のほとんどを済ませることができます。
また、キッチンの布巾なども
すぐに洗濯機に入れることができ、
食べカス汚れもその場で取り除けるので
非常に効率的に動くことができます。
ただ、リビングやダイニングに面している
キッチンに洗濯機があると
音がうるさく、テレビの音が聞こえないなどの
デメリットもあります。
洗濯機置場として最も定番なのが
洗面所に設置する場合です。
洗面所の洗濯機置場最大のメリットといえば、
やはり入浴時に脱いだ服をそのまま
洗濯機に入れられるという部分でしょう。
また、お風呂の残り湯を洗濯に使う時にも
洗面所であれば近くて簡単に
残り湯を移すことができます。
つけ置き洗いが必要な場合にも
洗面台が近くにあれば非常に便利です。
しかし洗面台は家族だけでなく、
来客も使用する場所なので、
来客時には生活感が隠せないというのが
デメリットだと言えるでしょう。
賃貸でよく見られる室外の洗濯機置場は
室内洗濯機置場にはないメリットがあります。
最も大きなメリットは、
洗濯機と物干し場が近いという部分です。
水を吸って重い洗濯物を運ぶ必要なく、
すぐに干すことができます。
また、室内に洗濯機置場がないことで
広くスペースを活用できるのもメリットです。
稼働時の大きな音や水漏れの際の被害が
最小限に抑えられるというのも
ありがたいポイントだと言えるでしょう。
しかし一方で、
雨風に晒される室外は洗濯機が故障しやすく、
夏や冬は気温と戦わなければなりません。
そして洗濯機の稼働音が外に響くとなると
夜の洗濯は難しいと考えた方が良いでしょう。
洗濯機置場を設置する場所として
最もおすすめなのはランドリールームです。
ランドリールームであれば
洗濯物を洗うのはもちろん、
干してアイロンをかけて畳むところまで
その場でまとめて行えるため家事効率が良く、
来客時にも生活感を晒すことがありません。
室内干しを行う際もリビングなどの
生活空間に干す必要がなく、
洗濯に関わるアイテムも全て
ランドリールームに置くことで、
他の収納を圧迫することもなくなります。
雨の日や風の強い日には
外に洗濯物を干すことができません。
そんな時のために考えておきたいのが
室内洗濯物干し場です。
風通しの良いランドリールームがあれば、
そこで干すのがベストですが、ない場合には
日当たりが良く、風通しの良い場所に
室内干しユニットを設置するなどして
室内洗濯物干し場を確保しましょう。
できれば、リビングやダイニングなどの
くつろぎ空間以外の場所がおすすめです。
また、洗濯機置場と一緒に浴室乾燥機を
設置すれば浴室を室内洗濯物干し場として
利用することができます。
洗濯機置場の室外と室内で異なるメリットと
デメリットをご紹介しました。
洗濯機置場の位置を考えることで
家事効率は大きく変わります。
また、来客時に与える印象にも
その位置は関わってきます。
毎日の家事の負担を減らすためにも
家事動線や家庭環境などを考えて、
洗濯機を置くベストな場所を決めましょう。