洗面所・脱衣場リフォーム
目次
雨の日や風の強い日など、
外に洗濯物が干せない悪天候の日でも
洗濯物を乾かすことができ、
浴室のカビなどを防止してくれる浴室乾燥機は
家庭にあればとても役立つ便利な設備です。
この記事では、そんな浴室乾燥機を
長く使用するために必要な
正しいメンテナンス方法とその手順をご紹介。
浴室乾燥機の寿命や交換にかかる費用、
注意点に関しても併せて解説していきます。
浴室乾燥機を使用している方の中には
一度もメンテナンスを行ったことがない
という方も少なくないでしょう。
しかし、浴室乾燥機は湿気とともに
ゴミやホコリも吸い込んでいるため、
長年使用していると汚れが溜まります。
そのまま使用し続けていると
稼働効率が低下してしまうかもしれません。
そうならないためにも
定期的なメンテナンスを心がけましょう。
正しくメンテナンスを行えば、
稼働効率も上がり電気代の節約にもなります。
浴室乾燥機にはフィルターとカバー、
2つのパーツがあります。
浴室乾燥機内部のフィルターは
目詰まりを起こすと
稼働効率の低下に繋がります。
月に1回程度、メンテナンスを行いましょう。
取り出し方やフィルターの位置は
メーカーや機種によって異なります。
メンテナンスを行う前には
説明書を確認しておくと良いでしょう。
フィルターを覆っているカバーは、
ホコリや湿気に直接触れる部分です。
1週間に1回程度、こまめに
メンテナンスを行うようにしましょう。
カバーの構造もメーカーや機種によって
異なる場合があるため、外し方などは
事前にチェックしておきましょう。
では早速、浴室乾燥機のメンテナンス方法と
手順について確認していきましょう。
浴室乾燥機のメンテナンスを行う際はまず、
ブレーカーと浴室乾燥機の電源を
落としましょう。
これらを落とさずにメンテナンスを行うと
故障やケガに繋がる可能性が考えられます。
浴室乾燥機のメンテナンスは
カバーとフィルターに分けて行います。
ブレーカーと電源は、
フィルターのメンテナンスにかかる前に
落としてもかまいません。
カバーをメンテナンスする際に用意するのは
柔らかい布、または雑巾のみです。
綿棒もあれば役立ちます。
まず布や雑巾を濡らし、よく絞ったら
パネルの目に沿って拭きあげていきます。
カビが付着している場合は、
アルコールスプレーなどを布に吹きかけて
拭き取ると良いでしょう。
カバーが外せるようなら外して、
内側も同じように拭いていきます。
細かな汚れや拭き取りにくい部分は
綿棒を使用しましょう。
フィルターのメンテナンスには
掃除機があると便利です。
まず、説明書通りにフィルターを外します。
そしてフィルターに詰まったホコリや汚れを
掃除機で吸い取りましょう。
それほど汚れていない場合は、
乾いた布などで汚れを取り除いて
綺麗になったら元通りに戻せば完了です。
カバーやフィルターのメンテナンスと併せて
操作パネルの汚れも
布で軽く拭き取っておくと良いでしょう。
浴室乾燥機の寿命は約10年とされていますが、
正しくメンテナンスを行うことで
より長く使用することができます。
しかし、使用頻度が高かったり
環境によっては早く寿命を迎えることも。
浴室乾燥機を交換する際にかかる費用は、
浴室の環境や浴室乾燥機の種類、
グレードによって異なります。
本体価格と工事費を合わせて
約20万円程度が目安になります。
浴室乾燥機のメンテナンスを行う際には
いくつかの点に注意が必要です。
浴室乾燥機はデリケートな設備です。
汚れているからとむやみに洗剤をかけると
故障に恐れがあります。
どうしても汚れが取れない場合には、
取扱説明書を確認した上で、キッチン用の
中性洗剤を薄めて使用しましょう。
それ以外の洗剤は変形や変色、
破損に繋がる場合があるので注意しましょう。
化学繊維のマイクロファイバークロスや
金属たわしは、
汚れを落としやすい印象がありますが
浴室乾燥機のメンテナンスには
使用しないようにしましょう。
摩擦が強く、傷の原因となってしまいます。
必ず柔らかい布やスポンジなどを
使用してメンテナンスを行いましょう。
便利な浴室乾燥機には、
定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、浴室乾燥機のメンテナンスは
それほど手間のかかるものではありません。
正しい方法と手順を覚えて、
使用する洗剤や布に気をつけて行えば
より長く使用することができます。
定期的なメンテナンスを心がけて
浴室乾燥機を長持ちさせましょう。