洗面所・脱衣場リフォーム
目次
洗面所や浴室の鏡は、印象や使い勝手を
大きく左右する重要なアイテムです。
鏡が汚れていたりひび割れていると
使いづらい上、部屋の印象も悪く
なってしまいます。
では古い鏡や割れた鏡を交換するには
どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
また、鏡がない場所に新しく設置する
場合はどのくらいの費用がかかるのか。
ここでは重要な役割を担う洗面所や浴室の
鏡に焦点を当ててご紹介します。
水を扱う水回りの鏡を選ぶ場合は、
種類や取り付けに注意が必要です。
例えば特別な加工のない
通常のガラス製鏡を選んだ場合、
水回りに設置すると錆びてしまったり
曇って使用しづらくなることが考えられます。
水回りに設置する鏡は、防湿加工や
くもり防止加工の施されたものを
選ぶようにしましょう。
また、鏡は割れ物で重量があります。
しっかりと固定して取り付けないと
怪我の恐れがあるので危険です。
取り付け場所や材質に注意して、金具などで
落ちないようしっかり固定しましょう。
では、場所別に鏡を交換する場合
取り付ける場合の費用を見ていきましょう。
既存の洗面台がセットで販売されている
ユニット洗面台の場合は
基本的に鏡のみの交換が行えないため、
新しい洗面台に変える必要があります。
ユニット洗面台の交換費用は
グレードによって大きく異なりますが、
15万円〜20万円の洗面台を選ぶ方が
多いとされています。
既存の洗面台が組み合わせて作る
システム洗面台の場合は鏡のみの
交換が可能で、その費用は鏡の
本体代を含めて3.5万円〜となっています。
鏡を新しく取り付ける場合、
洗面台以外では壁面に直接取り付ける
という方法があります。
この方法の場合、壁の下地を強化するため
大きな姿見も取り付けることが可能です。
大きな姿見を壁面に設置する場合の費用は
4万円〜9万円が相場となっていますが、
防湿加工などの特殊加工を行うと
費用があがることが考えられるでしょう。
壁面に設置する鏡が小さい場合は、
鏡の値段分費用を抑えることが可能です。
さらに費用を抑えるためには
自分で取り付けるという方法もあります。
浴室の鏡を交換する際の費用相場は
サイズによっても異なりますが、
商品代抜きで1万円〜3万円となっており、
鏡本体は既存のものと
同じ厚み・同じサイズを選ぶ必要があります。
こちらもDIYでの取り付けが可能で
自分で取り付ければ
この分の費用は抑えることができます。
しかし、浴室は裸で利用する場所
ですので、安全性を考慮すると
業者に頼んだ方が安心でしょう。
新しく浴室に鏡を取り付ける場合も
交換の場合と費用の差は
それほどないでしょう。
しかし、取り付けの場合は交換の場合より
少し作業が複雑になるため、自分で行うより
業者に依頼するのがおすすめです。
では、壁面や浴室にDIYで鏡を取り
付ける際の注意点を確認していきましょう。
・壁面に鏡を取り付ける場合
壁面鏡の取り付けには
吊り下げる、貼り付ける、密着させるの
3つの方法があります。
鏡を吊り下げるのにはフックを
貼り付けるには接着剤や両面テープを
密着させるには”とっこ”と
呼ばれるアイテムを使用します。
これらのアイテムは耐荷重を超えると
鏡を支えることができないため、
選ぶ際は鏡の重量を考慮して選びましょう。
浴室に取り付ける際は金具を使用します。
この金具には種類があり、
大きさや厚さが合うものでないと
取り付けができません。
また、金具は種類ごとに
鏡を取り付ける方法が異なります。
浴室鏡の金具は鏡を上下にスライドさせて
取り付け、取り外しができるものが多いですが
中にはスライドできないタイプのものや
取り外しに工夫が必要なものがあるため、
事前に金具の種類を確認しておきましょう。
少し前までは鏡といえば
自分の姿を確認するためだけのものでしたが
現在ではデザイン性に優れた
インテリアとしての効果もある鏡も
数多く販売されています。
また、機能性も向上しており
シールのように貼るだけで設置できる鏡や
縁にLEDがついていて姿が見やすい鏡、
可動式で折りたたむことができる鏡などが
登場しています。
清潔感が大切な水回りで
鏡は部屋の印象を大きく左右する
重要な役割を担っています。
そんな鏡を交換する場合や
新しく取り付ける場合は、
取り付ける鏡のサイズや厚み、
特殊加工などの種類を確認して
取り付け場所の位置や材質に注意して
取り付けを行ってください。
古い鏡は新しくして
水回りに清潔感を取り戻しましょう。