洗面所・脱衣場リフォーム
目次
洗濯機は、ご存知の通り
ドラム式と縦型の2種類が主流。
特に日本で主流となっているのは縦型ですが、
近年はCMなどでドラム式を見かけることも増え
ドラム式を選ぶ方も増加しています。
そこで洗濯機を選ぶ時に参考にしたい
ドラム式と縦型、それぞれの違いや
特徴などをご紹介します。
まずは近年普及しつつある
ドラム式の特徴を見ていきましょう。
ドラム式洗濯機は”たたき洗い”という方法で
衣類を洗濯します。
たたき洗いは洗濯槽を縦方向に回転させ、
上から下へ落とすという方法です。
乾燥はヒートポンプ乾燥という
熱交換した熱を利用して乾かす方法を
採用しているものが多くなっています。
次に現在最も普及している
縦型の特徴を見ていきましょう。
縦型洗濯機は”もみ洗い”という方法で
衣類を洗濯します。
もみ洗いは洗濯槽を水平方向に回転させ、
遠心力を使って衣類同士を擦り合わせ
汚れを落とす方法です。
乾燥はヒーター乾燥という方法が
主流となっており、
内部に取り付けられたヒーターで
乾燥を行うというものです。
洗濯方法も乾燥方法も違う2つの洗濯機には
異なるメリットがあります。
まずドラム式のメリットを見ていきましょう。
少ない水量で洗濯を行うことができる
ドラム式は、乾燥にもヒーターを使わないため
冷却水も必要なく高い節水効果があります。
毎月の水道代を少しでも抑えたい
家庭なら、環境にもお財布にも優しい
ドラム式がおすすめです。
ヒートポンプ乾燥を採用しているドラム式は
熱交換で熱を生み出すため省エネで、
時間はかかるものの衣類をしっかりと
乾燥させることができます。
洗濯物を干す手間を省きたい
家庭なら重宝します。
たたき洗いを採用しているドラム式は
もみ洗いを採用している縦型と比べると
衣類を傷めにくいのも魅力です。
またヒートポンプ乾燥により、
乾燥時の温度も高すぎないので
大事な衣類を優しく乾かしてくれます。
その分衣類を長く使うことができるため
おしゃれにこだわる人にとっては
かなり大きなメリットだと言えるでしょう。
前開きのドラム式洗濯機は腰が悪い人や
背の低い方でも出し入れがしやすい
というメリットがあります。
妊婦や高齢者も椅子に座りながら
出し入れができる点が
ありがたいポイントです。
子供が小学生くらいになれば、
洗濯を手伝ってもらうこともできるでしょう。
では次に縦型のメリットをチェック
していきましょう。
しっかり擦って汚れを落とす
もみ洗いを採用している縦型洗濯機は
汚れが落ちやすいのがメリットです。
アウトドアが趣味の家庭、
外でよく遊ぶ子供がいる場合には
しっかり汚れを落としてくれる
縦型洗濯機がおすすめです。
ドラム式は洗濯から乾燥までに
時間が多くかかりますが、
縦型はそれに比べて早く仕上がります。
そのため、朝起きてから出かけるまでの間に
洗濯を済ましてしまいたい人や
家事にかける時間がない人なら
縦型を選ぶと良いでしょう。
縦型はドラム式より重量が軽いため、
移動やメンテナンスが楽に行えます。
洗濯機は衣類の汚れが溜まりやすく、
湿気によりカビも発生しやすくなっています。
縦型であれば、埃が溜まりやすい
洗濯機の下や裏も掃除しやすいため
洗濯機を清潔に保つことができます。
機能性に優れた洗濯機を安く手に入れたい
という方にはコストパフォーマンスに優れた
縦型をおすすめします。
縦型であれば、機能性の高いものでも
ドラム式より安価で購入することができるため
それが縦型を選ぶ方が多い理由とも
言えるでしょう。
それぞれが異なるメリットを持つ
ドラム式と縦型。
どちらを選ぶべきか迷う場合は
以下のポイントをチェックしましょう。
洗濯機に限らず設備を選ぶ上で大切なのは
機能性と実際の使いやすさです。
乾燥まで任せたいならドラム式を
しっかり洗いたいなら縦型を
選ぶと良いでしょう。
使いやすさを見る場合は、
実際に洗濯機を使っている時の動きを
思い出すことが大切です。
洗濯機の場合は容量とサイズの確認も
欠かせません。
一回にどのくらいの量を洗濯するのか
洗濯機を置くスペースはどのくらいなのか
しっかり確認してから
洗濯機選びを行いましょう。
近年、普及し始めているドラム式と
現在日本で主流となっている縦型では
それぞれ異なる特徴があります。
それぞれが持つメリットも違うため、
選ぶ際には実際に使用する時のことを
考えて選ぶことが大切です。
機能性や使いやすさ、
容量やサイズもしっかり確認して
家庭に合った洗濯機を選びましょう。
