洗面所・脱衣場リフォーム
目次
花粉や黄砂が舞う春は、
洗濯物の外干しを控えたい季節
と言えます。
そうなると問題になるのが、部屋干しに
よる乾きにくさです。なかなか乾かない
洗濯物は気になる生乾き臭の原因
にもなります。
部屋干しの洗濯物を素早く乾かし
生乾き臭を抑える方法について
ご紹介します。
はじめになぜ部屋干しは乾きにくいのか
その理由を確認しておきましょう。
まず考えられる原因は風がないこと。
窓を開けていても室内は外に比べて
風が発生しづらいため乾きにくくなります。
そしてもうひとつは湿度の問題です。
空気の流れが少ない室内では
湿度が高くなりやすいため
洗濯物に含まれる水分が蒸発しづらく
乾きにくい原因となってしまいます。
乾きにくい部屋干しですが、
工夫次第では素早く乾かすことも可能です。
その方法を見ていきましょう。
洗濯物の脱水を2回行うことで
洗濯物に含まれる水分量が減り、
素早く乾かすことができるようになります。
脱水を2回行う際は通常の洗濯
終了後にシワになるものを取り除き、
洗濯槽の外側のものを内側に
内側のものを外側に入れ替えて
脱水を行うと効果的です。
厚手の衣類は3回脱水すると
より乾きやすくなるでしょう。
手間をかけずに手っ取り早く乾かし
たいなら、乾燥機を使う方法が
おすすめです。
乾燥機を使えば天気や気温に
左右されることもなく、
干す手間を省くこともできます。
洗濯機と乾燥機が一体化したタイプであれば
洗濯機1台分しかスペースも取らず
洗濯から乾燥まで丸ごと行えるので
手間も時間も短縮することが可能です。
部屋干しが乾きにくい原因として
風がないことを挙げましたが、
裏を返せば風があれば室内であっても
素早く乾かすことができるということです。
そのため、エアコンと扇風機や
サーキュレーターを併用して
2方向から風を発生させれば室内でも
素早くしっかり乾かすことができます。
乾きにくい干し方をすると
生乾き臭が気になってしまいます。
そこで生乾き臭を抑えて素早く乾かすために
押さえておきたいポイントを確認しましょう。
エアコンなどで風を発生させても
風の通れる隙間がなければ
洗濯物を素早く乾かすことはできません。
袖だけは乾いているけど
衣類の中心は生乾きになっている
ということも少なくないでしょう。
洗濯物と洗濯物との間隔は10cm〜15cm
程度空けて風が通れるようにすると
素早くしっかりと乾かすことができます。
風の通りを良くするためには
厚手の服と薄手の服を交互に干すのも
ポイントとなってきます。
交互に干すことで洗濯物の間に
風が通れる隙間が生まれるため
乾きやすくなるとされています。
タオルを干す時は長いものと短いものを
交互に干すのがおすすめです。
部屋干しの生乾き臭を抑えるためには
部屋干し用洗剤を使用するようにしましょう。
部屋干しでは太陽光による殺菌効果を
得ることができないため菌が繁殖してしまい
それが生乾き臭の原因となります。
部屋干し用洗剤は除菌成分を多く含んでおり、
菌の繁殖を防いでくれるため
生乾き臭を抑えることが可能です。
日当たりの悪い部屋で毎日部屋干しをするなら
部屋干しのためのリフォームがおすすめです。
浴室乾燥機を設置すれば
衣類を乾燥させると同時に
浴室を乾燥させることができるため、
浴室のカビ対策としてもおすすめです。
浴室に洗濯物を干せば
余計にスペースを使うこともなく、
ゲストに見られることもないため
気兼ねなく室内干しすることができます。
自然光で洗濯物を乾燥させたい方には
サンルームを設置するのがおすすめです。
雨や花粉の影響を受けることなく、
自然光を洗濯物に当てられるサンルームは
部屋に開放感を与える効果もあり、
洗濯物を干していない時は外の景色を見ながら
くつろぐこともできるでしょう。
洗濯に特化したランドリールームの中に
部屋干しスペースを設ければ
洗濯を楽に行うことができます。
洗濯機から出してそのまま干せるため
効率的に洗濯を行うことが可能です。
除湿機などを設置しておくと
生乾きになる心配もなく、
日当たりの良い場所に設ければ自然光で
洗濯物を乾かすこともできるでしょう。
生乾き臭や乾きの遅さが気になる部屋干しも
工夫次第では生乾き臭を抑え、
素早くしっかり乾かすことができます。
洗濯物の乾きを良くするポイントを抑えて
アイテムを取り入れたり
部屋干しのためのリフォームを行うことで
部屋干しでも洗濯物をスッキリと
乾かすことができるでしょう。