キッチンリフォーム
”ユニット洗面台”の特徴とメリット・デメリット
私たちの生活に欠かせない洗面台。
そんな洗面台にも実はいくつかの
種類があることをご存知でしょうか?
私たちが家庭の洗面所で使っている
洗面台は、洗面化粧台と呼ばれる
タイプの洗面台となっています。
今回は、そんな洗面化粧台の種類のうち
ユニット洗面台についてご紹介していきます。
目次
ユニット洗面台は洗面化粧台のひとつです。
洗面化粧台とは、一般的な洗面台より
化粧や髪のセットなど、身支度がしやすい様
鏡や収納、照明などが追加された
洗面台のことです。
なかでもユニット洗面台は、
洗面器一体タイプとも呼ばれており
その名の通り、鏡や収納、洗面ボウルなどが
全て一体化しているスタイルの
洗面化粧台のことを指しています。
化粧洗面台のもう1種類として
システム洗面台が挙げられます。
カウンタータイプとも呼ばれる
システム化粧台は、ユニット洗面台とは違い
パーツごとにデザインや機能を
自分で選ぶことができる洗面化粧台です。
好きなデザインやサイズに
変更することができるのがメリットですが、
その分費用が嵩んでしまうのが
システム洗面台のデメリットとなっています。
価格と使い勝手の良さを重視している
ユニット洗面台はシステム洗面台に比べると
全てが一体化しているため
コストが抑えられるのがメリットです。
ハイグレードなタイプのユニット洗面台でも
25万円以下となっており
機能性と費用の両立が可能です。
洗面台にあまりお金をかけたくないという
家庭や、洗面台にそれほどこだわりが
ないという家庭には安く設置できる
ユニット洗面台はおすすめです。
比較的安価なユニット洗面台ではありますが
収納スペースは十分に確保されています。
洗面台として使う際の石鹸やタオルなどは
もちろん、男性であれば電気シェーバーや
女性であれば、ヘアスプレーなど
洗面台周りにあると便利なものが
たくさん収納できる様になっています。
商品の中には、コンセントが
付いているタイプもありドライヤーや
電動歯ブラシを使うのにも便利です。
パーツが全て一体化しているため
隙間の少ないユニット洗面台は
掃除や手入れが簡単に行えます。
水を頻繁に使用する洗面台は
水垢や溢れた歯磨き粉などで
汚れてしまいがちなので
手入れがしやすいと毎日の手間が
省けます。
また、最近では水はねの少ない
洗面ボウルがついたユニット洗面台も
販売されており、より汚れにくく
洗面台を常に清潔な状態に
保っておくことが可能です。
画像3
サイズが決まっているユニット洗面台は
洗面所の間取りが複雑になっている場合や
設置する場所の壁から扉が近かったり
内開きの扉がついている場合
設置できない場合があります。
また、壁と洗面台の間に微妙な隙間が
生まれてしまったりする場合があるため
設置する際はあらかじめ
設置場所の寸法を測っておく必要があります。
システム洗面台とは違い、決まったデザインの
中から選ぶユニット洗面台は、自分だけの
オリジナルデザインにすることができず
個性に欠けてしまいます。
最近は様々なデザインの商品が販売されて
いますが、あくまで既成デザインですので
システム洗面台にはかないません。
洗面台にオリジナリティーが欲しいという人や
ユニット洗面台に好きなデザインがない人は
システム洗面台を選ぶと良いでしょう。
ユニット洗面台はグレードによって
機能や金額が大きく異なります。
コンパクトなサイズが魅力の
ローグレードタイプは
8万円〜13万円ほどで購入できます。
機能性に優れたミドルグレードタイプは
12万円〜18万円が相場となっています。
一番大きく高級感のあるハイグレードタイプは
22万円〜25万円で販売されています。
全体では、使い勝手も考えて
15万円〜20万円のユニット洗面台を
選ぶ家庭が多いようです。
十分な収納スペースと手入れのしやすさ、
そして価格の安さで選ばれるユニット
洗面台。
機能的で使いやすい洗面台であれば、
特に個性などを重視しないという家庭なら、
サイズさえフィットすれば導入する
ことが可能です。
洗面台の手入れのしづらさに悩んでいる
家庭や、洗面台を新しくしたいけど
あまりお金をかけたくないという場合は
ユニット洗面台の設置を検討してみては
いかがでしょうか。