キッチンリフォーム
オープンキッチンの”目隠し対策”を一挙にご紹介!
誰もが一度は憧れるオープンキッチン。
おしゃれで開放感があり、
家族とのコミュニケーションが取りやすい一方
来客時に玄関やリビングから
キッチンが丸見えになってしまうという
デメリットがあります。
オープンキッチンのデメリットを
解消するための目隠し対策を
ご紹介します。
目次
掃除の習慣がつくようにと
オープンキッチンしたという家庭もあります。
しかし、仕事や子育てに忙しいと
なかなかキッチンを綺麗な状態に
保ち続けるのは難しいかもしれません。
散らかったキッチンを
違和感なく目隠しするための対策には
どのようなものがあるのでしょうか。
パーテーションは、デザインや素材の
バリエーションが豊かで
木製のものやガラス、アクリルなど
部屋のイメージに合うものを
選ぶことができます。
固定して設置するパーテーションは
自由に動かせないのがデメリットです。
また、色やデザインによっては
圧迫感がでてしまうかも可能性があります。
引き戸は散らかりやすいキッチンの
背面収納を目隠しするのにぴったりです。
また、間仕切りとして設置すると
広い範囲を簡単に目隠しすることができます。
見た目もおしゃれなデザインが多く
引き違いや片引き、3枚引きなど
部屋の幅に合わせることのできる
様々なスタイルのものがあります。
ルーバーや格子などは
キッチンを目隠ししながらも
外の光や風を取り入れることができます。
パーテーションのように固定したり
引き戸の素材として使うことも可能です。
一方で、複雑なデザインのものは
ホコリが溜まりやすかったり、
幅の広いものは目隠し効果が薄かったりする
場合があるので、選ぶときには注意が必要です。
キッチンの手元だけを隠したいのであれば
腰壁がおすすめです。
腰壁は、キッチンとリビングの間の
小さな仕切りとして設置される
腰の高さまである壁のことです。
腰壁があれば、手元を隠すことができる上
リビングに水や油が飛ぶのを防ぎ、
ちょっとしたカウンターとしても
利用することができる優れものです。
カーテンの代わりに使われるブラインドも
キッチンの目隠し対策に使えます。
採光や通気性に優れたブラインドは
圧迫感がなく、手軽な値段で
設置することができます。
しかし、隙間の多いブラインドは
間にホコリや汚れが溜まりやすいため
汚れの落ちやすい加工が施された
ブラインドを選ぶと良いでしょう。
部分的に目隠ししたい場合には
カーテンやお気に入りの布でも
目隠しすることができます。
中身が見える食器棚やラックに
カーテンをつけて隠したり、
炊飯器や電子レンジなどに直接
布を被せてしまえばホコリも防げて
簡単に隠してしまうことができます。
家具を腰壁のようにキッチンの前に
設置して目隠しするという技もあります。
キッチンより少し高さのある棚を作って
キッチンの前に並べたり、
横に細長い収納をキッチンに置くことで
手元を目隠しすることができます。
キッチンに収納が足りないという人には
ぴったりの目隠し方法です。
キッチンの入り口を目隠しする場合には
のれんでの目隠しもおすすめです。
突っ張り棒に布を通すだけでできるのれんは
手軽で、かつ広範囲のものを
隠すことが可能です。
部屋のイメージにあったのれんを
設置することで、キッチンをおしゃれで
上品な印象にすることができます。
カーテンやのれんなどを使った目隠しは
手軽ですが、湿気の溜まりやすいキッチンでは
防カビ機能のついたものでないと
カビが発生する恐れがあります。
また、コンロ近くに布や木製の家具を
設置すると、引火する可能性があります。
DIYで目隠しを行う際は、もしものことを考えて
十分に注意するようにしましょう。
リフォームで目隠しを設置する場合の
費用相場を見てみましょう。
パーテーションは、約15万円〜20万円
格子やルーバーを含む間仕切りや
引き戸も同じく15万円〜20万円
手軽な腰壁は1万円〜2万円、
ブラインドは1万円〜4万円となっています。
設置場所やサイズ、素材やデザインによっても
費用は前後するので、予算を考慮して
決めていくと良いでしょう。
オープンキッチンの目隠し対策には
自分で手軽にできるものから、
ガラッと部屋の印象が変わるものまで
様々な方法があります。
可動式か固定式か、
どこを隠したいかを明確にして
目隠しの方法を選びましょう。
目隠しを上手に使って
よりおしゃれで自分好みのキッチンを
つくりあげてみてはいかがでしょうか。