キッチンリフォーム
古びた雰囲気が変わる!システムキッチンの扉交換
収納の多いシステムキッチンですが、
その収納の扉だけを交換できる
ということをご存知でしょうか?
扉の交換は、キッチンを
交換するより安く手軽に
キッチンのデザインを変えることができます。
そんなキッチンの印象を大きく
左右する収納扉の交換について
ご紹介します。
目次
キッチンの扉は
素材やデザインのバリエーションが豊富です。
素材ごとに特徴が異なるので、
事前にそれぞれのメリットやデメリットを
把握しておくと、より理想的な収納扉を
選ぶことができるでしょう。
木製扉には扉の表面に木を貼り付けた
突き板タイプと、丸ごと木材を使用した
タイプがあります。
防水塗装が施されていますが、
水や汚れは早めに拭き取らないと
染み付く場合があるので注意しましょう。
木の温かみを感じ、日が経つにつれ
深まる木の味わいを楽しむことができます。
鉄にニッケルやクロムを添加したステンレスは
サビに強く、耐久性に優れた素材です。
お手入れがしやすいのも
ありがたいポイントですが、一方で
傷がつきやすいというデメリットもあります。
カラーステンレスを使うことで
色を楽しんだり、塗装や加工などで
光沢や質感の違いを楽しむことも可能です。
デザインのバリエーションが豊富なのは
主に樹脂を使って作られた化粧シートです。
基材の上に貼るだけなので費用が安く、
最近のものは木や塗装との
見分けがつきにくいくらいになっています。
手入れもしやすく、強度も高まっている
化粧シートですが、長時間使用していると
表面が剥がれてしまう可能性があります。
紙にメラミン樹脂を含ませて加工した化粧板を
基材に貼り付けた扉で、表面が硬く
耐熱性や耐水性、耐久性にも優れた
水廻りにぴったりの素材です。
傷や汚れにも強く、
機能性抜群のメラミン化粧板は
化粧シートより費用がかかる程度で
ほぼデメリットがない素材と言えるでしょう。
ツヤがある美しい仕上がりが特徴で
カラーが豊富な塗装タイプは
高級感がありますが、
価格が高いのがデメリットです。
ウレタン塗装とUV塗装の2種類があり
表面の強度が高く、傷や摩擦
薬品などに強い素材となっています。
金属にガラス質の釉薬を塗り、
焼き付けたホーローは、見た目の美しさが
魅力とされています。
耐久性や耐熱性に優れており、
傷や油汚れにも強く、お手入れも簡単です。
一方表面がガラス質のため衝撃には弱く
ヒビが入ってしまうとサビが発生してしまう
可能性があるので注意が必要です。
「キッチンはまだ使えるけど、
古い気がするし、デザインにも飽きてきた」
という場合は収納扉を交換するのに
ちょうどいいタイミングです。
扉だけの交換であれば
費用も工期も抑えることができ、
キッチンの使い勝手も変わらないまま
お使いいただけます。
「開け閉めがしづらくなった」
「扉がちゃんと閉まらなくなった」
など、収納扉に不具合が見られる
という場合は扉を交換しましょう。
扉を交換して新しくすると
キッチンごと交換せずとも不具合が解消でき
見た目も綺麗に新しくなります。
「もっとキッチンの手入れを楽にしたい」
という場合も収納扉の交換がおすすめです。
キッチンは水や油で汚れやすく
汚れやすい扉は掃除するのがかなり面倒です。
手入れのしやすい素材に交換して
キッチンを綺麗に保てるようにしましょう。
扉の交換は1枚のみでは割高になる場合が多く
一般的に6枚〜10枚前後で行われます。
もともと付いていた扉を廃棄する費用と
扉を交換する工賃は合わせて
約3万円〜です。
※費用は工事内容と取り扱い商品により変わります
もともとの扉がステンレスだった場合は
それ以上の費用がかかる場合もあるので
注意が必要です。
数々の素材によって、雰囲気の
違うキッチンを演出することが出来る
キッチン収納の扉交換。
キッチンのデザインに飽きてしまったり
収納扉の不具合が気になる場合は
キッチンを交換するより手軽な
収納扉の交換がおすすめです。
キッチンの雰囲気を変えることで
気持ちも一新され、
やる気もアップすることでしょう。
扉交換でキッチンを一新しましょう。