キッチンリフォーム
様々なタイプのキッチンが登場している近年。
キッチンの明るさと雰囲気を左右する
キッチン照明も最近はたくさんの種類が
販売されています。
キッチンの照明を買い換える際に
参考にしたいキッチンタイプと
それに合う照明について
ポイントや注意点をご紹介していきます。
目次
キッチン照明は部屋の広さや間取りによっても
合うものと合わないものがあります。
例えば、リビングと区切られた狭いキッチンに
大きなペンダントライトをつけてしまうと
さらにキッチンが圧迫されてしまって
作業がしづらくなってしまいます。
逆にリビングと繋がった広いキッチンに
シーリングライトをつけると
影がたくさんできてしまう場合があります。
照明の前に様々なキッチンタイプについて
おさらいしてみましょう。
ペニンシュラキッチンやL型キッチンなどの
種類がある対面キッチンは
子育て世代に人気のキッチンタイプです。
リビングやダイニングとキッチンが
一体化したスタイルのキッチンとなっており、
リビングにいる家族の様子がわかったり、
コミュニケーションを取ることができる点が
対面キッチンのメリットとなっています。
キッチンタイプの中で最も普及しているのが
壁付キッチンです。
その名の通り、壁にぴったりとくっついた
タイプのキッチンで、設置にスペースを
あまり必要としないため、
リビングが狭くスペースがない家庭や
集中して料理を作りたい人には
おすすめのキッチンタイプです。
対面キッチンのうちのひとつ、
アイランドキッチンは
島のように独立していることから
その名前がつけられています。
壁に面していないアイランドキッチンは
左右どちらからでも
キッチンに立つことができるため
複数人でキッチンを使う家庭に
人気のキッチンスタイルとなっています。
では、それぞれのキッチンタイプにあった
照明を選ぶためのポイントと
注意点について見ていきましょう。
対面キッチンはリビングやダイニングと
対面でありながらもレンジフードや吊戸棚で
光が遮られ、リビングの灯りが十分に届かない
つくりになっています。
そのため、対面キッチンの場合は
キッチンのメイン照明に蛍光灯やダウンライト
影になりやすいコンロや吊戸棚の下に
スポットライトなどを手元灯として
設置するのがおすすめです。
正面に窓があれば日中光が入ってきますが、
そうでない場合、キッチンの向かいから
灯りが入ってこない壁付キッチンは
手元に灯りが不足し、暗くなりがちです。
手元灯として明るさに優れた蛍光灯や
ピンポイントで照らすことのできる
スポットライトなどを設置して、
手元を見やすくすると良いでしょう。
大きなスペースを必要とする
アイランドキッチンは
他の対面キッチンよりリビングの灯りが
入ってきやすくなっています。
そのため手元灯はほぼ必要なく、
補助としてペンダントライトや
ダウンライトを設置するだけで
十分に明るさを確保することができます。
どうしても決められない時におすすめの照明が
どのキッチンにも合うダウンライトです。
ダウンライトは天井に埋め込む小型の照明で
メイン照明として使用するには
複数個設置する必要があります。
天井とフラットな状態で設置できるのが特徴で
主に照明の下面を照らしてくれる照明です。
中には調光機能のあるものや、
傾斜のある天井に設置できるもの
断熱性、遮音性に優れたものなどがあります。
埋め込み式のため、圧迫感がなく
狭いキッチンでも広く見せることができます。
個数や位置も自由に決められるので
理想の明るさに調整することが可能です。
また、照明の傘など
ホコリが溜まりやすい部分がないので
掃除の手間があまりかからないのも
ダウンライトのメリットです。
複数個必要となるダウンライトは
その分コスト面が高くなってしまいます。
また、ダウンライトは設置後の変更が難しく
個数や配置を間違えてしまうと
簡単に変える事ができません。
中には自分で電球を交換することの
できないタイプもあり、電球を交換する際に
業者に依頼しなければならない
場合があります。
キッチンの各タイプに合わせた照明選び。
キッチン照明はデザインも大事ですが
必要なところに必要な明るさを
確保することが最も重要となります。
照明を選ぶ際は、自宅のキッチンタイプや
キッチンの明るさを事前に確認して
それに合った照明を選ぶようにしましょう。
