キッチンリフォーム
キッチンリフォームを考え中なら、
かっこいいおしゃれなキッチンも良いですが
環境に配慮したエコなリフォームを
検討してみるのはいかがでしょうか?
光熱費の削減と、環境にやさしい
キッチンのエコリフォームには
どのようなアイデアがあるのかを
ご紹介していきたいと思います。
目次
最近よく耳にするサステイナブルという言葉。
「持続可能な」という意味を持つ言葉ですが、
自然環境に配慮したアイデアや
自然環境に優しい物事という意味で
様々なところで使われています。
エコリフォームにおいても
このサステイナブルという言葉は
重要なキーワードとなっています。
エコリフォームの主な目的としては
以下の2つのポイントが挙げられます。
キッチンは水や電気など、
多くの資源を必要とするスポットです。
この資源をできるだけ節約して
自然環境にも優しく、
水道代や電気代の節約にも繋げることが
エコリフォームのポイントとなっています。
地球温暖化は、二酸化炭素などの
温室効果ガスが原因だと言われています。
水や電気などを節約することで、
キッチンで排出する二酸化炭素を減らすことが
自然環境に配慮したエコリフォームの
もう一つのポイントとなっています。
では、キッチンのエコリフォームとは
具体的にどのような内容のものがあるのか
見ていきましょう。
キッチン照明をLED照明に変更すると
消費電力を抑えることができるので
二酸化炭素の排出量を減らし、
毎月の電気代を節約することができます。
また、LED照明は寿命が長く
交換の手間が省ける上、
衝撃にも強く、紫外線も出さないため
虫が寄り付きにくいという効果もあります。
節水型水栓とは、タッチレス水栓などの
こまめな止水ができ、吐水時間を
抑えることができる水栓のことです。
節水型水栓にすれば、
無駄な水の利用を抑えることができるため、
水道代を節約することができます。
また、操作が簡単であることから、高齢者や
子供にも使いやすい水栓となっています。
実は食洗機は、手で洗うよりも
少ない水で食器を洗うことができます。
最近では、二酸化炭素の年間排出量を
手洗いの約65%カットできるという
食洗機も販売されており、
電気代と合わせても食洗機を使った方が
年間コストを抑えられると言われています。
時間の短縮にもなり、衛生的な食洗機は、
省エネで非常におすすめの設備です。
コンロのランニングコストは、
地域や契約プランによって異なります。
プロパンガスを使用している場合は
IHクッキングヒーターの方が
光熱費を抑えることができます。
都市ガスだと、ガスコンロの方が
ランニングコストが安い場合があります。
家庭環境に合わせた、ランニングコストの
コンロを選ぶようにしましょう。
長い時間を過ごすキッチンでは、
断熱性も重要なポイントです。
断熱材を入れるなどして断熱性を高め、
冬でも冷えにくいキッチンにしましょう。
また、窓がある場合、気密性が低いと
外の温度との温度差によって
結露が発生してしまいます。
結露はカビや腐食の原因になるので、
二重窓などで結露を防ぐ工夫をしましょう。
キッチン設備以外の部分でも
省エネ対策になるポイントがあります。
最も手軽にできる省エネ対策といえば
エコな調理器具を使うことです。
保温性に優れており、料理を再加熱せずに
暖かさを保ってくれる鍋や
お弁当のおかずなど一度に複数の料理が作れる
仕切りつきのフライパンなど
最近は便利でユニークな省エネグッズが
たくさん販売されています。
電気ポットを断熱性の高い省エネなものに
買い換えたり、冷蔵庫の開け閉めを減らす、
炊飯器の保温時間を短くするなど
キッチン家電の買い替えや
使い方の見直しも省エネに繋がります。
使わない間はコンセントを抜いておく、
温度を調整するなど無理のない、
できる範囲での節約が大事です。
住宅のあらゆる場所で可能になる
エコリフォーム。
エコなキッチンにリフォームすると
サステイナブルで快適なキッチンライフを
送ることができます。
キッチンリフォームを行う際は、
今回ご紹介したポイントを頭の片隅において、
環境に配慮したキッチンづくりを
心がけましょう。