キッチンリフォーム
日々の料理に欠かせないガスコンロ。
ガスコンロの種類には、
”都市ガス用”
”プロパンガス用”
の2種類のコンロがあります。
つまり家庭に引かれているガスには
種類があり、ガスの種類を間違って
対応していないタイプの
ものを使うと大変危険です。
このガスの種類のことを”ガス種”
と呼んでいます。
危険を回避するためには、どうやって
「ガス種」を見分ければよいのでしょうか。
この記事では、ガス種とガス種を見分ける
簡単な方法を様々な面からご紹介します。
目次
一般住宅で使用しているガスといえば、
プロパンガスと都市ガスですね。
対応していないガスコンロを誤って
使ってしまうと、ガスコンロ機器自体の
故障の原因に成り得るだけでなく、
前述の通り一酸化炭素中毒を
起こす危険性があります。
また、異常点火による火傷や火災にまで
発展してしまう可能性もあります。
家庭で使用するガスタイプの一つには
プロパンガスがあります。
LPガス・LPGという呼び名もあり、
普通ガス事業者からガスが入った
ボンベを配送してもらい、設置してもらう
ものです。
家庭で使用するガスタイプのもう一つは
都市ガスです。都市ガスはプロパンガスの
様にボンベがありません。
水道管の様に地面下にあるガス管を
通してガスが家庭に供給されています。
では、ご自宅で使用されているガスの
種類を知るにはどの様な方法が
あるのでしょうか。
まずは現在ご使用されているガスコンロを
見てチェックする方法をご紹介します。
その場合、プロパンガスと都市ガスの別名も
知る必要があります。
プロパンガスは「LPガス」や「LPG」とも
呼ばれ、都市ガスは「12A13A」、
或いは「天然ガス」とも呼ばれる場合が
あります。
まず最初の方法として、ガスコンロ機器の
本体に貼ってあるラベルを見てガス種を
知る事が出来ます。
ガス機器には機種名、会社名や
ガス消費量情報に加えて、対応して
いるガス種が記載されているラベルが
貼られています。
一般的には「都市ガス用」、あるいは
プロパンガスの場合、「LPガス用」という
記載が確認できます。
もう一つの方法は、ガスコンロの型番の
語尾をチェックする方法です。
例えば型番の語尾に「LP」とついている
のならプロパンガスが使えます。
一方語尾に「12A13A」という記載が
確認できるなら、都市ガスが使えます。
この様に型番の語尾を確認すれば、
非常に簡単に見分けることが可能です。
ガス機器を確認する以外にも、ガス種
を確認する方法があります。
まず、ご利用されているガス会社の名前が
東京ガスや大阪ガスなど都市の名前の場合、
基本的には”都市ガス”です。
請求書やガスメーターなどで確認できます。
また、ガスの性質によってガス警報器の
設置する位置が変わるので、どこにガス
警報器が設置されているかによっても
見分ける事が可能です。
都市ガスは空気よりも軽いため、
ガス漏れを検知するには天井から
30cm以内の高さに設置する
必要があります。
プロパンガスは空気よりも重いため、
床面の上方、30cm以内に設置する
必要があります。
この様に設置されているガス警報器の
位置によってもガス種を見分けることは
可能なのです。
地中に埋まっているガス管によってガスが
供給される都市ガス。
つまり都市ガスの場合、ガスボンベはありません。
プロパンガスを使用しているお宅には
必ずガスボンベが設置されています。
したがって、ガスボンベの有無によっても
ガス種を見分ける事が出来ます。
今回はご家庭で使用されているガスの
種類の見分け方を様々な方法で
ご説明しました。
新しいガスコンロをご購入の場合は
これらの情報に基づき、まずご自宅の
ガスの種類を把握しましょう。
必ず対応機種を確認し、適したものを
使用することが大切です。
対応していないタイプの機種を
使ってしまうと、機器本体の故障の原因に
成り得る可能性があるだけでなく、
一酸化炭素中毒や火災の原因にも
なる危険性があります。
ガスの種類を理解する事は、キッチン
リフォームにはとても重要な
項目の一つです。
コンロ入れ替えにはガス種をまずは
把握しましょう。