キッチンリフォーム
目次
蛇口に種類について、普段はあまり
意識しないという人が多いのでは
ないでしょうか。
最近の蛇口は、色々な機能がついた
ものがあり、便利になってきています。
今回は、キッチンで使う蛇口の種類や
交換の仕方をご紹介していきます。
毎日使う蛇口ですが、どのくらいで
取替えるべきなのでしょうか。
基本的に、蛇口の平均寿命は
約10年と言われています。
しかし、使用頻度や使い方、蛇口の
構造や品質によっては早く劣化して
しまったり、長持ちしたり、耐久年数は
異なります。
蛇口は毎日使うものですから、
ご自宅の蛇口が、取付けてから15年を
過ぎてしまっているようなら早めの交換を
おすすめします。
蛇口は取付けられている場所によって、
2種類に分けられています。
特徴と、交換する際に気をつけるべき
点を合わせてみていきましょう。
キッチンの台に取付けられている
蛇口のことを指します。
台付き蛇口の中にも種類があり、
蛇口の取付穴が1つのワンホールタイプと
穴が2つのツーホールタイプに
分けられます。
交換を行う際、穴の数が違うと
取替えができないので注意しましょう。
壁に取付けられている蛇口のことを
指します。
具体的には、壁の中にある水道管に
直接取付けられているものになります。
こちらは交換を行う際、取付幅が違うと
取替えができないので注意しましょう。
最近の蛇口は性能が高く、様々な
機能が付いています。
蛇口にシャワー機能が付いて
いるものです。これにより、ストレートに
水が出るものより広範囲に水を
当てることができます。
ホースを伸ばせば、シンク全体を
洗い流すことも簡単なので、
シンクを清潔に保つことができて
便利です。
レバーで水とお湯の温度切り替えを
行う時に、スイッチ音がする蛇口です。
水とお湯の切り替えが意識的にできる
ことで、ガスや電気の節約をすることが
可能になります。
あるメーカーでは、1年に約9,100円
もの節約になったというデータもあります。
水道水と浄水が出る蛇口です。
浄水だと、飲み水としても美味しく、
ご飯を美味しく炊くこともできます。
ウォーターサーバーやペットボトルの
水を購入するより、
コストも安くなり、節約になります。
吐水方法を切り替えることができる
機能です。
基本的には、シャワーとストレートの
2種類ですが、ソフトスプレーという
柔らかい水に切り替えられるものも
あります。
使いどころによって、切り替えると
とても便利な機能です。
では、キッチン蛇口の交換方法を
ご紹介します。
台付き蛇口と壁付き蛇口では
交換方法が異なりますので、
ご自宅の蛇口がどちらなのか確認
してから交換を行いましょう。
①水を止める
台付き蛇口の場合は、シンク下に
ある配管の止水栓をマイナスドライバー
で閉めましょう。
壁付き蛇口の場合は水道メータ
付近にある水道の元栓を閉めましょう。
②古い蛇口を取外す
台付き蛇口の場合はシンク下にある、
配管の固定金具を外します。
中に水が残っていることがあるので、
雑巾などで対処しましょう。
逆止弁が付いている場合は一緒に
取り外します。
本体の裏側やレバーの根本にある
ナット、その他固定金具を外して、
蛇口を引き抜きます。
ツーホールタイプは、二箇所に固定
ナットがあるので、両方とも外してください。
パッキンが付いているものであれば
それも一緒に外します。
壁付き蛇口の場合は壁に固定
されているクランク部分を反時計
回りに回して外します。
外したら、歯ブラシで軽くゴミや
汚れを取り除いておきましょう。
③新しい蛇口を取り付ける
基本的には、外した時と逆の
動きになります。
説明書を見ながら作業を
行いましょう。
台付き蛇口でワンホールタイプの
場合は、まずアダプターを取付穴に
設置します。
この時、向きを間違えないように
気をつけてください。
アダプターの取付が終わったらそこに
新しい蛇口の配管部分を差し込み、
固定しましょう。
ツーホールタイプの場合は、そのまま
穴に二本の配管を差し込んで
固定します。
壁付き蛇口のは新しいクランクを
取付けます。
この時、締めすぎないように気をつけて
ください。
④止水栓を開けて水が出るのを確認する
正常に動作し、水漏れがなければ交換
完了です。
水が出ない場合は再度、説明書を
確認し、元栓や止水栓が開いて
いるかを確認してください。
蛇口の種類と交換方法について、
お分かりいただけましたでしょうか。
取付については、専用工具が必要なので、
難しいと思った場合は業者に頼むことを
おすすめします。
古い蛇口をおしゃれで便利な蛇口に
取り替えて、キッチンを快適にして
みてはいかがでしょうか。