キッチンリフォーム
目次
暑い夏の日には、部屋の中で
どこからか侵入した
小さな虫を見かけることがあります。
その虫が浴室にも発生すると、
疲れを取るはずの入浴の時間が逆に
疲れるものになってしまうかもしれません。
快適な入浴を邪魔されないために
今回は、コバエなどの小さい虫の駆除方法や
その対策をご紹介します。
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まず、敵を倒すには敵を知ることが重要です。
浴室に発生する小さい虫たちの正体を
知っておきましょう。
5月末〜10月頃に多く発生する
ハート形に見えるコバエです。
1mm〜5mmほどの大きさで黒っぽく
浴室が暖かいと
冬に発生することもあります。
石鹸カスや皮脂を餌としており
1匹で200〜300個の卵を産み、
幼虫期から数えて
1週間から2週間でハエに成長します。
1mm〜2mmの体長で、
別名本シラミと呼ばれる小さな虫です。
梅雨の時期や夏の雨の日に発生しやすいとされ
カビを餌として繁殖をします。
チャタテムシは体が雑菌にまみれており、
死骸を吸って喘息を起こす可能性や
雑菌をあらゆるところに撒き散らす可能性が
あります。
これらの小さな虫たちは一体どこから侵入し、
どこに住み着いているのでしょうか。
体長の小さな虫は、ほんのわずかな隙間から
侵入することができます。
浴室の窓の隙間、網戸の少し広がった部分
そういったところから侵入すると
排水管や排水口に住み着きます。
そしてそこに卵を産みつけ、繁殖していきます。
すでに浴室に小虫がいる、というような
場合はどのような対処が取れるのでしょうか。
手入れのしづらいエプロンカバーの裏側や
排水管には熱湯をかけるのが良いでしょう。
簡単に虫と卵を駆除することができ、
繁殖も抑えられます。
この時、温度を６０度〜７０度にすることが
ポイントです。
この温度でチョウバエの成虫と幼虫は
撃退できます。くれぐれも火傷には
注意するようにしましょう。
寒さに弱い虫たちは
冬に見かけることは少なくなります。
氷を設置して浴室を寒くすることで
自然と虫が出てこなくなり
排水管や排水口が冷たくなると
虫が生息できない状態になります。
氷を置いておけば放置するだけなので
とても簡単な駆除方法です。
市販の殺虫剤を使用するという
手段もあります。
殺虫剤は、発生源と思われるところや
生息しているところに撒くと効果があります。
殺虫剤は強力なので、
マスクやメガネで保護して使用しましょう。
また、購入の際は、商品の詳細を見て
効果のある虫を確認するようにしましょう。
ハエや小虫を駆除するのはもちろんですが、
そもそもこれらの生き物が生息できない
環境づくりも、発生を防ぐためには
大切と言えます。
カビや雑菌の繁殖しやすいジメジメした空間は
虫にとっても好ましい環境です。
乾燥させて湿気を取り除くことで
虫はもちろん、カビや雑菌も一緒に
発生を抑えることができます。
具体的な方法としては、
換気扇を回す、浴室乾燥機をつける
入浴後に冷水をかけるのも効果的です。
虫の餌となる汚れをなくしてしまえば
発生を抑えることができます。
特に汚れが溜まりやすく虫が発生しやすい
排水口はこまめに掃除しておきましょう。
壁や床にも汚れが残っている可能性があるので
入浴後にシャワーで流すのがオススメです。
エタノールスプレーなどで除菌をして
カビや雑菌を抑えるのも効果的です。
カビや雑菌の発生しやすい場所は
虫にとっても過ごしやすい場所です。
除菌によってカビや雑菌の発生を防ぐことは
虫にとって過ごしやすい空間を
作らないようにする手段のひとつです。
熱湯や殺虫剤での駆除では不安
掃除の時に虫が出てくるのが怖い
という場合にはプロに任せるのも手です。
特定の虫が大量発生しているという場合は
その虫専門の駆除業者に依頼することを
おすすめします。
金額やサービス内容は業者によって異なるので
いくつかの業者を見比べると良いでしょう。
しっかり掃除しても虫が湧いてしまう
という場合は思い切って
リフォームするのも選択肢のひとつです。
古い浴室には、汚れが蓄積されており
こびりついた汚れを完全に取り除くのは
プロでも簡単ではありません。
使い勝手の悪さや
故障を感じているようであれば
浴室を新しくすることで虫もいなくなり
浴室も使いやすくなって一石二鳥です。
体を清潔にするための浴室は
虫が発生しないような清潔な空間に
しておきたいものです。
虫への対策は
決して難しいものではありません。
こまめな掃除や少しの工夫を心がけて
虫が発生しない、
清潔で心地良い浴室にしましょう。
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