キッチンを清潔に保つ。家庭で食中毒を防ぐためのポイントをチェック!

キッチンリフォーム

夏が近づくと心配になるのが食中毒。
食中毒の防止にはキッチンを清潔に
保つことや、食品を正しく扱うことが
不可欠です。

夏場に気をつけたい食中毒の原因と、
対策のポイントをご紹介していきます。

目次

「キッチンに潜む!見過ごされるケースもある食中毒」

食中毒は飲食店に限らず、
家庭でも起こる可能性があります。

厚生労働省の統計によると、
昨年の食中毒患者数は13,018人
にのぼり、そのうち14.2%は
家庭内で発生しています。

しかし、食中毒患者の中には
食中毒を自覚していない場合もあるため、
実際の患者数はこれより多い
と考えられています。

「夏場だけじゃない!?食中毒の原因とは」

・細菌

6月〜8月にかけて発生する食中毒の多くは、
細菌が原因の細菌性食中毒となっています。

細菌性食中毒の原因の細菌はほとんどが、
20度前後になると増殖を始め、
35度〜40度でより速く増えていきます。

特に湿気の多い梅雨の時期には、活発になり、
細菌性食中毒の被害も増加します。

・ウイルス

対してウイルスが原因のウイルス性食中毒は、
11月〜3月に多くなっています。

その大部分を占めているのが、
かの有名なノロウイルスです。
強力な感染力を持つノロウイルスは、
大規模化するパターンが多く、
食中毒被害全体の半数以上にのぼっています。

・寄生虫

魚や動物に寄生する寄生虫も
人間の体内に入ると
食中毒となってしまいます。

有名なものでは、魚に寄生する
アニサキスなどがあります。
細菌やウイルスとは異なり、
感染する恐れはありませんが、
十分に注意する必要があります。

「知っておくべき細菌・ウイルスの種類」

・ノロウイルス

牡蠣やハマグリなどの二枚貝、
ノロウイルス患者の嘔吐物や
唾などを介して感染します。

潜伏期間は1日〜3日で、下痢や吐き気、
腹痛や発熱などといった症状が見られます。
通常であれば、3日以内に回復しますが、
場合によっては長引く可能性もあります。

・腸管出血性大腸菌

O157等の腸管出血性大腸菌は、
加熱が十分でない肉や、井戸水、
水耕野菜から感染します。

1日〜数日の潜伏期間があり、
症状は、腹痛や下痢、嘔吐や高めの発熱、
O157の場合は、血便などがあり、
最悪の場合、死に至る可能性もあります。

・サルモネラ菌

牛、豚、鶏、犬や猫など様々な動物の
腸内にいる細菌で、肉や卵、
またはその加工品などから感染します。

潜伏期間は6時間〜72時間で、
下痢や発熱、嘔吐に加え、激しい腹痛などの
症状が起こります。

・カンピロバクター

サルモネラ菌と同じく、動物の体内に生息し、
飲料水や生野菜も感染の原因となります。

1日〜7日の潜伏期間で、感染初期には、
倦怠感や頭痛、発熱、筋肉痛などが見られ、
後に吐き気や腹痛、下痢や血便などの
症状が現れるようになります。

・セレウス菌

河川や土壌など、
自然界に多くみられる細菌で、
熱に強いのが特徴です。

セレウス菌が原因の食中毒は、
毒素の違いで嘔吐型と下痢型に
分けられます。

原因となる食材は米や小麦、
野菜や豆類など。
嘔吐型はスパゲッティやピラフ、
下痢型はスープや野菜が
感染源となります。

・黄色ブドウ球菌

調理者が怪我をしていたり、
傷口が化膿していると黄色ブドウ球菌が
食品に移り、食中毒を引き起こします。

乾燥にも熱にも強く、
菌のついたものを口にしてから
1時間〜3時間で発症し、
腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などの
症状が現れます。

「食中毒を防ぐポイントをご紹介」

① 食品の買い物

食中毒を防止するには、食品選びから
気をつける必要があります。

最も重要なのが消費期限の確認です。
消費期限を過ぎた食品や近い食品は、
食中毒のリスクが高まります。
また生鮮食品は、小分けにしたり、
最後に買うなどの工夫をすると良いでしょう。

② 食品の保存

家庭で食品を保存する場合は、
温度に注意が必要です。

冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下にし、
冷蔵、冷凍食品は素早く庫内に入れましょう。
汁の出るものは密封して保管してください。
また、庫内に詰めすぎると
冷えにくくなるので注意しましょう。

③ 食品の下ごしらえと調理

下ごしらえや調理の時は、
手や野菜、調理器具、シンクなども
こまめに洗うよう心がけましょう。

加熱の際は、生の部分がないよう、
十分に加熱してください。
調理後は消毒や熱湯殺菌を行うと効果的です。

④ 食事と余り物の保存

食前には石鹸でしっかり手を洗いましょう。
食器は清潔なものを使い、
放置せずに食べるようにしましょう。

余り物は清潔な容器に保存しましょう。
食べるときには、匂いや色を確認し、
時間が経ったものや怪しいものは捨てましょう。

「食中毒かも!?異常があれば医師に相談しよう」

食中毒は、最悪死に至る可能性もあります。
そのため、普段から
しっかり対策を行うことが重要です。

もし、嘔吐や下痢が長時間続いたり、
腹痛が治らないような場合には、
甘く考えずに医師に相談しましょう。

参考:政府広報オンライン

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