キッチンリフォーム
生活に欠かせないキッチンは
リフォームにおいても
非常に重視されるスペースです。
最近では、様々なスタイルの
システムキッチンや便利なキッチン設備が
続々と登場しています。
キッチンリフォームの際参考にしたい、
こだわりのキッチンを実現するための
ポイントをご紹介していきます。
目次
2018年に株式会社クリナップが行った
調査によると、リフォームで最もこだわった
場所は”キッチン”だという回答が44%と
最も多い数値となりました。
一方、劣化を感じやすい場所も
22%でキッチンが最も多い回答でした。
料理や洗い物で長時間を過ごすキッチンは、
劣化に気づきやすいため、リフォームの際は
こだわりも入れつつ、耐久性や使い勝手も
考慮して行うようにしましょう。
出典:共同通信PRwire(クリナップ株式会社プレスリリースより)
思い通りのキッチンを作りたい反面、
自分自身のこだわりについて、
よくわからないという人もいるのでは
ないでしょうか。
こだわりを発見する方法をご紹介します。
最も手軽なのがインターネットやSNSで
キッチンを検索するという方法です。
リフォームの成功例や失敗例はもちろん、
様々な人のキッチンレイアウトを見るのも
こだわりを見つけやすく、
リフォームの参考にもなります。
実際に目で見て触れるショールームは
キッチンをイメージするのにピッタリです。
写真ではわからない照明の色合いや
物の質感も感じることができ、
メーカーの人にも詳しく話を聞けるので
迷っている場合は、
まずショールームに訪れましょう。
キッチン設備を扱うメーカーのカタログには、
様々な最新設備の情報や商品のデザイン、
サイズ、素材などの参考となる情報が
多く掲載されています。
これを参考に予算やキッチンのイメージを
決めるのもおすすめです。
キッチンのイメージは、窓や照明の
明るさによっても大きく左右されます。
火や刃物を扱うキッチンは、
全体的に明るくするのがおすすめです。
照明を設置する際は、暗くなる部分が
ないことを確認して設置しましょう。
最近のキッチン設備は、デザインにも配慮した
おしゃれな商品が多く販売されています。
特に人気なのが開放感のある
オープン型のシステムキッチンです。
キッチンスペースの大部分である
システムキッチンを変えると、
キッチン全体のイメージを
変えることができるでしょう。
仕切りがないキッチンは、
リビングやダイニングとデザインを合わせると
まとまりやすくなります。
例えば、システムキッチンの色と
ソファーやテーブルの色に合わせたり、
使う素材を合わせたりすることで、
キッチンを孤立させず、
家族で過ごす空間を作ることができます。
家事をスムーズにこなすためには
導線を意識した配置がポイントです。
アイランドキッチンは回遊導線により、
キッチンへの移動が楽になります。
また、部屋を行き来するためのスペースに
物を置かないようにするのも
導線の確保には重要になります。
使い勝手の良いキッチンにするには、
高さが自分に合うものかを
確認する必要があります。
キッチンの高さは、身長÷2+5cmで
計算できる高さがベストとされていますが、
ショールームで実際に立ってみて
高さを実感するのが一番おすすめです。
生活感が出やすいキッチンでは、
物を見える場所に置かないことが
スッキリ見せるためのコツと言われています。
キッチンの収納は、必要なものが全て
収まるものを選びましょう。
大きすぎる収納は、かえってキッチンを
狭くしてしまう可能性があるので、
事前にどのくらいの収納が必要か
確認しておくと良いでしょう。
料理後や食事後の片付けが苦手な人には
片付けやすいキッチンがおすすめです。
片付けやすいキッチンにするには、
しまいやすい引き出し収納を選んだり、
洗い物のしやすい大きなシンクにしたり、
キッチンを2つ設置するなどの方法があります。
キズや汚れがつきやすいキッチンは、
手入れのしやすさも重要なポイントです。
最近は、キズ付きにくい素材や
汚れにくい素材を使ったシステムキッチン、
自動洗浄機能の付いたレンジフードや
水はねしにくいシンクなど
丈夫で手入れのしやすい商品が
多く販売されています。
多くの人がいろんな想いを抱き、描いている
キッチンという場所。キッチンには、
こだわることができるポイントが
たくさんあります。
デザインや使い勝手、手入れのしやすさなど
自分だけのこだわりを見つけて、
後悔のないキッチンリフォームを
行いましょう。