キッチンリフォーム
目次
年々気温の上がる夏。
ジリジリと汗をかくような暑い日には
料理をすることも億劫になってしまいます。
しかも、ただでさえ暑い中、
熱気のこもったキッチンに立つのは
ストレスの原因にもなりかねません。
そんな暑い夏のキッチンを
涼しくするためのおすすめリフォームを
ご紹介していきます。
そもそも、なぜキッチンは
そんなに暑くなってしまうのでしょうか?
火を扱うのも理由のひとつですが、
それ以外にも原因は考えられます。
例えばキッチンに窓がない場合は、
風通しが悪く熱気がこもりやすかったり、
窓がある場合でも、直射日光によって
温度が上昇しているという可能性があります。
また、古い住宅の場合は、断熱性が低いため
暑くなったり、キッチンの位置が
エアコンの風の届きにくいところに
あることなどが考えられます。
そんな様々な原因によって
暑くなるキッチンですが、
暑くなった頃にリフォームを始める場合は
以下のポイントに注意が必要です。
一部の小さい工事であれば
それほど気になりませんが、
間取りを変えるような大工事では、
業者が何度もドアを開けて出入りしたり、
場合によっては窓を開けた状態で
作業を行うこともあります。
暑い時期にリフォームを行うのであれば
以上の理由からエアコンが効きづらくなり、
部屋が暑くなることを覚悟しておきましょう。
6月〜7月は梅雨の時期です。
工事の内容によっては雨の影響を受けて、
工期が通常より長くかかってしまう場合も
あるかもしれません。
リフォームを行う際はあらかじめ
天気予報を確認しておくと良いでしょう。
暑くなってからのリフォームは
工事によって受ける影響が多いため、
可能であれば暑くなる前に
リフォームを行うのがおすすめです。
では、ストレスの元となる暑いキッチンを
涼しくするためにはどのようなリフォームが
効果的なのでしょうか。
やはり夏を涼しく過ごすためには、
断熱性を高めるのがポイントです。
断熱パネルなどの断熱材を利用して
住宅の断熱性を高めると
外気の影響を受けにくくなるため、
夏を涼しく冬を暖かく過ごすことができます。
またエアコン効率も上がるので
電気代を抑えることもでき、
条件を満たせば補助金が出る場合もあるので
非常におすすめのリフォームです。
キッチンの窓から入る直射日光も
室内の温度をあげる原因のひとつです。
窓に断熱ガラスを利用したり、
内窓をつけるなどの方法で
断熱性を向上させることができます。
また、窓の位置が西日の当たる場所の場合、
ひさしやサンシェードなどを取り付けて、
直射日光を防ぐリフォームもおすすめです。
キッチンを足元から涼しくするためには
床材も重要なポイントとなります。
冬は暖かい靴下を履いたり、
カーペットを敷くことでごまかせますが
夏はそうはいきません。
熱伝導が低いフローリングや
フロアタイルに床材を変えると
ひんやりと足元を涼しくすることができます。
エアコンをつけても暑いという場合、
そもそもエアコンの性能や位置が合っていない
ということも考えられます。
エアコンの寿命は、およそ10年〜15年です。
現在のエアコンが古い製品ではないか、
部屋の広さに合っているかを確認しましょう。
また、エアコンの位置を変更する場合、
キッチンが暑いからとキッチンの近くに
設置すると油が付着し、壊れやすくなるため
注意するようにしましょう。
エアコンをつけるほどでもないけれど、
なんとなく暑いという場合、
窓を開けて風を取り入れようとしても
通り道がなければその効果はいまいちです。
風を塞ぐ部分を撤去したり、
窓を増やして風通しを意識することで
エアコンの風も届きやすくなり、
換気も効率よく行えるようになります。
”部屋は十分涼しいのにキッチンだけが暑い”
といった場合には
スポットクーラーの設置もおすすめです。
比較的狭いスペースのキッチンであれば、
スポットクーラーでも
十分に温度を下げることができます。
エアコンと併用することでさらに涼しく、
快適な空間を作ることができるでしょう。
キッチンが暑いと洗い物も料理も
ストレスになってしまい、
美味しい料理を作る元気も失ってしまいます。
キッチンを涼しくリフォームして
ストレスなく、快適にキッチンを使えると
暑い夏も乗り越えることができるでしょう。
夏を快適に過ごすためのキッチンリフォーム
について検討してみてはいかがでしょうか。