キッチンリフォーム
目次
調理中にガスコンロを使おうとすると
火がつかなかったりガス臭かったりと
トラブルが発生する場合があります。
だからといって何度も点火を試みたり、
ちょっと違うところを触ると
故障や怪我の原因になるかもしれません。
今回は、ガスコンロにありがちな
トラブルとその対処法について
ご紹介していきます。
ガスコンロは火を扱う設備であることから
突然トラブルが発生すると
危険もあり不安になってしまいます。
原因と対処法を事前に知っておいて、
トラブル発生時に焦らないようにしましょう。
”あとは火をつけて焼いたら完成”
という状態でガスコンロの火が
つかないことに気づくと非常に困ります。
しかし、その原因は
意外と簡単なものである場合が多いのです。
例えば、元栓が開いていないだけだったり、
チャイルドロック状態になっていたり、
電池が切れているだけの場合もあります。
他にはプラグが濡れてしまっていたり、
ガスホースがしっかり付いていない場合が
あるので一度確認してみてください。
煮物などを調理する際、
火をつけてしばらく置いておくと
いつの間にか火が消えていることがあります。
その場を離れていた場合は、
消し忘れ防止装置などの働きにより
消えるようになっていますが、
離れていないのに消える場合には
センサー類の誤作動が考えられます。
原因がセンサーの汚れであれば、
センサー部分を掃除することで
誤作動を直すことが可能です。
火をつけた際にいつもと色が違ったり、
ユラユラと揺れて安定していないと
非常に不安になってしまいます。
火が安定しない原因は、不完全燃焼を
起こしているからかもしれません。
コンロの火が安定しない場合は、
即座に使用を中止しましょう。
火を止めたらバーナー部分が濡れていたり、
汚れていないかを確認しましょう。
汚れや水を拭き取っても火が揺れる場合は、
エアコンや扇風機の風に当たって
揺らいでいるという状態、
色が違う場合は加湿器が原因かもしれません。
火をつけてから辺りがガス臭い気がする場合は
一度火を止めて、元栓を閉めてから
部屋の換気をよくしましょう。
ガス臭くなる原因として考えられるのは
ガスホースの劣化です。
特に古いガスコンロをお使いの場合は
この可能性が高いでしょう。
ガスホースが劣化するとヒビが入り、
そこからガス漏れが発生します。
早急にガスホースの交換を行いましょう。
様々な原因によって、
トラブルが発生するガスコンロ。
トラブルの発生を防ぐ上で最も大切なのは
定期的なメンテナンスです。
ガスコンロを快適に使用するためには
トッププレートだけでなく五徳や受け皿、
トラブルの原因となるプラグやガスホース、
センサーやバーナーまで
パーツごとに分けて1週間に1度は
目視やメンテナンスを行いましょう。
ガスコンロを使用し始めてから
10年以上が経っている場合は、劣化が原因で
トラブルが発生する可能性があります。
ガスコンロの寿命は約10年と言われており、
10年を過ぎると部品の生産が終了したり、
修理してもまた同じトラブルが
起こることが考えられます。
メンテナンスを怠っていたり、
使用環境が悪いと10年も持たずに
劣化する場合もあるので、
頻繁に不具合を感じるようになったら
交換を検討すると良いでしょう。
ガスコンロを交換すると
不具合が直るだけではなく、新しい機能付きが
選べるというメリットもあります。
例えば、メンテナンスが簡単にできる
フラットなデザインのガスコンロや
調理の際に温度を自動調節してくれる
ガスコンロや、タイマー機能付きガスコンロ、
炊飯や湯沸しを行い、出来たら自動で
火を消してくれる機能などがあります。
安全機能も充実しており、
チャイルドロックやSiセンサーはもちろん、
早切れ防止機能や消し忘れ防止機能、
調理油過熱防止機能や立ち消え機能など
より安全に使えるようになっています。
ガスコンロは定期的にメンテナンスによって、
トラブルを防ぐことができ、
より長く使うことができます。
もし、ガスコンロにトラブルが発生した際は
焦らず、症状と原因を確認して
しっかりと対処するようにしましょう。
正しい対処方法とメンテナンスで
安全にガスコンロを使用しましょう。
