お風呂リフォーム
目次
一時期緊急事態宣言が出されるも
未だに収束の目処が立っていない
新型コロナウイルス。
その感染経路として現在、
最も多いとされているのが家庭内感染です。
特に小さな子供や高齢者がいる家庭では
家庭内感染を防ぐために家庭内でも
こまめな除菌やソーシャルディスタンスを
意識しているという方も少なくないでしょう。
そこで最近注目されているのが
ウイルスの繁殖を防ぐ抗菌リフォームです。
今回は、その抗菌リフォームについて
詳しくご紹介していきます。
抗菌リフォームの”抗菌”とは
先述の通り、ウイルスや細菌の繁殖を防ぐ
という意味の言葉です。
つまり抗菌リフォームとは
ウイルスや細菌の繁殖を防ぐためのリフォーム
ということになります。
抗菌に似た言葉で除菌や殺菌、滅菌は
コロナウイルスが流行り出してから
特によく聞くようになりました。
除菌は菌を減らす、殺菌は菌を殺す、
滅菌は無害の菌も含めた全ての菌を死滅、
または除去するという意味で、似ているようで
全て違う意味を持った言葉です。
この機会に覚えておくと良いでしょう。
では実際、抗菌リフォームには
どのようなものがあるのでしょうか。
具体的な事例を見ていきましょう。
最近は設備自体に抗菌性能がある商品も
続々と登場しています。
それらの設備を取り入れることで、
水回りをウイルスや菌が繁殖しにくい場所に
することが可能です。
特に手洗いうがいを行う洗面台は抗菌性能の
あるものに変更するのがおすすめです。
抗菌コーティングを行うことにより
抗菌性能を付与しているのはもちろん、
除菌効果のある水を出すものもあり、
家庭内感染を防ぐためには
是非とも取り入れたい設備となっています。
その他にも抗菌性能のある設備は
販売されているので、故障、劣化などにより
設備の交換を検討しているという方は
この機会に抗菌性能のある設備に
取り替えることをおすすめします。
抗菌性能のある薬剤や塗料で
室内または外壁をコーティングするなどの
抗菌リフォームも注目を浴びています。
特に室内を薬剤でコーティングする
抗菌リフォームは工期も半日〜1日と短く、
手軽にできるリフォームとなっています。
中には家具や家電を移動させずに
施工できるものもあり、
「リフォームに時間をかけられない」
という方にはおすすめの方法です。
また、外壁を抗菌塗料でコーティングする
抗菌リフォームは、外壁のメンテナンス時に
行うのがおすすめです。
一般的に戸建ての外壁は約10年〜15年で
メンテナンス時期がやってきます。
その際は、抗菌塗料でウイルスが繁殖しにくい
外壁にリフォームすると良いでしょう。
設備の取り替えやコーティング以外にも
ウイルスの繁殖を防ぐための
様々な抗菌リフォームがあります。
例えば、壁紙や床材を抗菌性能のあるものに
変更するリフォームや
抗菌性能の高い漆喰の壁にするリフォーム、
玄関に洗面台を設置して家の中にウイルスを
持ち込まないようにするリフォームなど
様々な部分でウイルスの繁殖を抑制する
リフォームが登場しています。
しかし、抗菌リフォームの中には
ウイルスではなく、主にカビを抑制するものや
新型コロナウイルスへの抗菌効果を
確認できていないものもあるため、
注意が必要です。
結果が認められている抗菌リフォームは
ウイルス以外の部分にも
効果があるということがわかっています。
特に水回りでありがたいのは
カビの繁殖を抑制してくれる効果です。
水を使用するため湿気が溜まりがちな水回りは
しっかり手入れを行っていないと
カビの温床になってしまいます。
抗菌リフォームを行うことでウイルスと共に
カビの繁殖まで抑えられると一石二鳥です。
また、抗菌性能のある商品には消臭効果を
付与されているものが多く、
臭いを抑える効果も期待できます。
カビの臭いはもちろん、気になる生活臭も
軽減することができるでしょう。
新型コロナウイルスによる自粛で
家にいることの多い現在、様々なメーカーが
抗菌商品に力を入れています。
コロナウイルス以外のウイルスや
カビ、臭いにも効果のある抗菌リフォームは
行っておいても損はないでしょう。
家庭内感染に不安があるという方や
設備の交換を考えているという方は
この機会に抗菌リフォームを
検討してみてはいかがでしょうか。