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目次
人気の水回りリフォームを行うために
欠かせないのは充分な費用です。
しかし、いざリフォームを行おうと思うと
どんどん気になる部分が出てきてしまい、
費用が莫大な額になることも。
そのため”予算”はリフォームを行うにあたって
非常に重要なポイントとなります。
その重要な予算の決め方について
順を追って解説していきましょう。
予算を設定する前に家族で一度、
水回りの不満点や気になる点を出し合って
リフォームするポイントをまとめましょう。
まとめていないとリフォームを考えるうちに
他の部分が気になったり、
カタログやショールームで目的以外のものに
目移りしたりしてしまいます。
そうすると予定より費用が膨れたり、
リフォーム内容を決めるのに
余計な時間がかかることが考えられるので
リフォームするポイントは事前に
絞っておくと良いでしょう。
リフォームするポイントをまとめたら、
次は各箇所の相場を調査しましょう。
キッチンリフォームの場合、
システムキッチンを交換する費用相場は
50万円〜150万円となっています。
洗面所のフルリフォームは20万円〜50万円、
洗面台の交換は6万円〜が相場です。
トイレや浴室は現在の状態によって
費用相場に幅が生まれます。
パターンとして最も多い、洋式トイレから
洋式トイレへの変更は15万円〜50万円、
ユニットバスからユニットバスへの変更は
50万円〜150万円となっています。
※価格はあくまでも参考価格です。
リフォームのための予算は無理のない範囲で
設定するようにしましょう。
古い住宅をリフォームする場合は
工事中に更なる問題点が発覚し、
追加費用が発生することも考えられます。
リフォーム後、インテリアも一新するなら
それも頭に入れておかなければなりません。
またローンを活用する場合は手数料もかかり、
リフォームローン以外に
返済中のローンがあると借入の限度額も
違ってくるので注意しましょう。
浴槽の交換や洋式トイレの交換などは
1日で工事が完了しますが、
内装工事を伴う部屋全体のリフォームや
違うタイプの設備に交換する工事は
工期が数日かかる場合があります。
その間は、工事中の水回りは使用できないため
対策を考えなければなりません。
キッチンリフォームの場合は出前を頼んだり、
浴室リフォームの場合は近くの銭湯を使えば
特に問題はありませんが、
水回り全体をリフォームする場合は
親戚の家やホテルに仮住まいする
必要があるでしょう。
水回りリフォームの内容によっては
自治体から補助金や助成金を受け取ることが
出来る場合があります。
例えば、トイレや浴室に手すりを
つけるなどのバリアフリーリフォームや、
給湯器を省エネタイプに変更する
省エネリフォームなどは
補助金の対象となっています。
補助金や助成金の対象となるリフォームは
自治体によって異なるため、
事前にチェックしておきましょう。
どうしても予算オーバーしてしまう場合は
以下のポイントを見直しましょう。
リフォームを行うポイントの中で
どこを1番重視したいかという
優先順位を決めましょう。
優先順位を決めておくことで、
予算オーバーした際に削るポイントが
絞りやすく、逆に予算に余裕ができた場合は
順位の低いポイントに予算をかけることが
できるのでおすすめです。
水回りの各設備にはグレードという
ランク分けがされており、
グレードが高いほど値段も高額になります。
そのため、設備を交換するリフォームで
費用を下げたい場合は、
グレードを落とすのが手っ取り早いでしょう。
床や壁を張り替える場合や増設などで
費用を下げたい場合は、
使用する資材を見直してみましょう。
リフォームにかかる費用の中でも
大きな割合を占める施工費は、
業者によって異なるため
複数の業者に見積もり依頼をして
比較するのがおすすめです。
しかし、値段だけで決めると仕事が雑な
悪質業者に当たる可能性があります。
水回りリフォームを行う場合は、
水回りに強い業者を口コミなどで調べてから
見積もり依頼を行うと良いでしょう。
予算の設定は、リフォームを成功させるために
欠かせない準備のひとつです。
リフォーム予算を設定する際は
・リフォームのポイントをまとめる
・各箇所の相場を調査する
・リフォーム以外の費用を確認する
・仮住まいや補助金を確認する
以上の点を踏まえ、無理のないように設定し、
その予算内に納められるよう
リフォーム計画を立てましょう。