キッチンリフォーム
目次
意見が分かれる家庭のコンロ。
毎日使用するものですから、
IHとガスコンロのどちらを選ぶべきかは
大きなテーマと言えます。
そんな2種類のコンロですが、
皆さんは違いをしっかり理解していますか?
それぞれのコンロのイメージと
選んだ理由などを参考に
違いを改めてチェックしていきます。
オール電化の普及が進む現在、
IHを取り入れる家庭も増えてきていますが
未だに約7割がガスコンロを選んで
いると言われています。
しかし、ガスコンロを使用している
家庭の中にも今後、IHの導入を
考えている家庭もあります。
反対にIHを使用している家庭で
ガスコンロを購入したいと考えてい
家庭は少ないと言えそうです。
未だに高い普及率を誇るガスコンロに対して
どのようなイメージを
持っている人が多いのでしょうか。
ガスコンロのイメージとして多いのは
やはり火力の強さ。
ガスコンロは高火力バーナーを使用するため、
フライパンを火から離すような料理も
強火で調理を行うことができます。
焦げが美味しい料理や
火力が必要な中華料理を行う家庭には
ガスコンロが向いていると言えるでしょう。
掃除や手入れがしづらさもガスコンロ
の特徴。
ガスコンロは五徳やバーナーなど
様々なパーツが組み合わさっており、
凹凸が多いため掃除が面倒。
特に頑固な焦げがついたり、
大量の油が跳ねた時は非常に厄介です。
IHを利用している人の意見でも多いのが
危険性が高いというイメージです。
Siセンサーや様々な機能が登場しており、
安全性は昔より高くなったガスコンロですが
やはりガスを使用するため、
火事や火傷のリスクはあります。
小さな子供や高齢者、ペットがいる家庭では
不安に感じる方も多いでしょう。
昔からガスコンロを使用している家庭では
操作がしやすいというメリットがあります。
ガスコンロは一般的にスイッチを押したり、
ダイヤルを回すだけで点火できるように
なっており、操作が非常にシンプルで
分かりやすいです。使い慣れたタイプだと
操作を間違えることもありません。
一方でIHにはどんなイメージを
持っている人が多いのでしょうか。
やはりIHのイメージとして、よく
話題に上がるのは火事になりにくい
という意見。
火を使わず、電気で発熱させるIHは
火事が発生しにくいという特徴があります。
コンロから鍋を離すと発熱が止まるので
親子で料理をしたい方にはおすすめです。
IHは掃除がしやすいというイメージも
一般的です。これをIH最大のメリットだと
感じている人も少なくないでしょう。
パーツの多いガスコンロと違ってフラットなIHは、
布巾だけで簡単に掃除することが可能です。
油などの汚れが飛び散ることも少ないため、
コンロを清潔に保つことができます。
安全性の高さや掃除のしやすさなど
良いイメージが多い中で、
価格が高いというイメージを
持っている方も多いでしょう。
IHは本体価格が4万円〜20万円と
ガスコンロよりも高額な傾向にあります。
また、IHからIHへの交換費用も
ガスコンロ同士の交換費用より
高額となっています。
その他によく言われているのが
空気の汚れが少ないという意見です。
火を使わないIHは、二酸化炭素を発生させず
上昇気流も発生しないため、
空気を汚すことが少なくなっています。
また、熱の広がりが抑えられるため
室内に熱もこもりづらくなっています。
では、ガスコンロ選ぶ人には
どんな理由があるのでしょうか。
ガスコンロを選ぶ人の意見で目立つのは
「使い慣れているから」というもの。
手慣れた扱い方と目で見える火に
安心感を覚えるという人もいるようです。
また「IH だと使えないものがある」という
意見も多いのが事実。
コンロをIHに変更するとコンロだけでなく
調理器具の買い替えも必要なため、
気が進まない人も多いと考えられます。
対してIHを選ぶ人の理由ですが、
意外にもガスコンロと同じで
「使い慣れているから」
という意見が多いようです。
実際に、一度IHに変えると
継続してIHを選ぶ人が多くなっています。
また、子供や高齢の親がいる家庭では
安心感があるためにIHを選択する
という家庭も多いようです。
高度な調理が可能なIHとガスコンロ。
悩みがちな2種類のコンロですが、
火力の強いガスコンロ、掃除のしやすいIHと
それぞれのメリットをしっかり把握することで
家庭に合ったコンロを選ぶことができます。
コンロを購入する際は、
どんな家庭環境でどこを重視したいか
ポイントを決めて選ぶと良いでしょう。