キッチンリフォーム
目次
新型コロナウイルスにより
新しい生活様式が定着してきている現在。
1度の買い物で購入する量を増やし、
買い物に行く回数を減らしているという家庭も
増えてきているのではないでしょうか。
そうなると発生する問題が
キッチンの収納が足りないという問題です。
ここでは収納問題を解決するため、
キッチンの収納を増やす
リフォームアイデアをご紹介します。
キッチンといえば、住宅の中でも生活感が
現れやすいスペースです。
特に食品や調味料が収納しきれず、
物が溢れてしまっているキッチンは
とても綺麗とは言えないでしょう。
キッチンの生活感を隠すためにはまず、
物を見えないように収納することが
重要なポイントとなります。
では早速収納を増やすリフォームアイデアを
チェックしていきましょう。
カップボードとは食器棚のこと。
据え置き型と造り付け型の2種類があり、
造り付け型の方は工事が必要となります。
カップボードには、
食器類を多く収納できるトールプラン、
家電収納や作業スペースなど
様々な機能の付いたカウンタープラン、
そして2つの間を取った
トールカウンタープランの3タイプがあり、
収納するものによって選ぶことができます。
パントリーとはキッチンの近くに設けられる
キッチン専用の倉庫のようなもの。
ドアを設置して、パントリーを
一つの部屋にするパターンもあれば、
壁面収納にして引き戸を設置するパターンも。
また、オープンスタイルにして
敢えて見せる収納にするパターンもあり、
自由に設計することができる収納です。
吊り戸棚とは、キッチンの天井や壁など
デッドスペースとなる部分に
設置することができる棚のこと。
キッチンの上部に設置されることが多く、
高い位置に設置すると
取り出しづらくなってしまうのが難点ですが、
昇降機能の付いた商品を選べば、
自動、または手動で簡単に
取り出すことができるのでおすすめです。
床下収納はその名の通り、
キッチンの床下に設けられる収納のことです。
床下収納であれば、人目に触れることも
キッチンスペースを圧迫することもなく
収納を増やすことができます。
また、床下に問題が起こった時は
点検口としても役立つため一石二鳥です。
収納を増やすためには設備を追加する他
システムキッチン自体を収納の多いものに
交換するという方法もあります。
システムキッチンを大きいサイズにすれば
収納が増えるのはもちろんですが、
同じサイズのままでも収納の作りが違うと
よりたくさんの物を収納できる
という場合があります。
リフォームでキッチンに収納を増やす場合、
どの設備を選ぶべきなのか
そのポイントについて見ていきましょう。
買い溜めすることが増えた家庭では食料品、
料理好きな方は調味料や調理器具、
来客の多い家庭では来客用の食器など
人によって収納したいアイテムは様々です。
多くの食料品を収納するならパントリー、
頻繁に使う調味料や調理器具を収納するなら
収納の多いシステムキッチンや吊り戸棚、
綺麗に食器を片付けたいならカップボードと
アイテムに合った収納を選びましょう。
収納する量を把握していないと
収納を増やすリフォームを行っても
収納が足りなかったり、
反対に多すぎてデッドスペースになってしまう
可能性が考えられます。
リフォームを行う前にどれだけのものを
収納したいのか確認して、
収納する量に合ったサイズの収納を
選ぶようにしましょう。
収納するアイテムや量と同じくらい大切なのが
どこに収納するかというポイントです。
例えば、背の低い人が吊り戸棚を設置したり、
腰の悪い人が床下収納を設置しても
使いづらくて、
結局使わなくなるかもしれません。
リフォームを行う前に、
使用する時の動きを想像して
使い勝手の良い場所に
設置するようにしましょう。
リフォームを行わずに収納を増やしたいなら
据え置き型のカップボードや
キッチンカウンター、キッチンラックなどを
設置するのがおすすめです。
家具を設置する場所がない場合は、
突っ張り棒や吊り下げアイテムなどで
工夫を凝らしてデッドスペースをなくすと
収納を増やすことができるでしょう。
新型コロナ対策としても
買い物の回数を減らすことは大切です。
キッチン収納が増えれば、
買い溜めによって収納が足りなくなる問題も
解決することができます。
キッチン収納を増やすリフォームを行う際は、
収納するアイテムや量、場所を考えて
目的にあった収納を追加しましょう。