キッチンリフォーム
目次
コンロが故障してしまったり、
ワークトップに傷がついてしまった時、
まだキッチン自体は使えるから
壊れた部分だけを交換したい
と思うことはありませんか?
ここでは、キッチンの一部だけを新しくする
部分リフォームについて
費用などを詳しく解説します。
まずは部分リフォームのメリットについて
解説していきましょう。
部分リフォームは壊れたり
劣化した部分だけを取り替えるため、
キッチン全体をリフォームする場合より
費用を大きく抑えることができます。
部分リフォームを行うだけで
見た目の印象を大きく変えられるというのも
メリットのひとつと言えるでしょう。
部分リフォームを行う際に知っておきたいのが
キッチン設備の寿命です。
故障した部分の他にも
寿命を迎えている設備がある場合は、
併せて交換するようにしましょう。
ガスコンロ、IHクッキングヒーターともに
寿命は10年〜15年程度と言われています。
シンクの寿命は素材にもよりますが、
10年〜20年が平均的となっています。
キッチンの天板であるワークトップは、
使用されている素材によって寿命が異なるため
見た目に異常が見られた時が交換時期だと
思っておくと良いでしょう。
キッチンに欠かせない水栓の寿命は
およそ10年だと言われています。
調理中に発生した煙を吸ってくれる
レンジフードの寿命は10年前後です。
食洗機の寿命は種類によって異なり、
据え置き型の場合は7年程度、
ビルトイン型の場合は10年程度と
ビルトイン型の方が少し長持ちします。
では次に各部分のリフォームにかかる
費用の相場について見ていきましょう。
ガスコンロからガスコンロに交換する場合に
かかる費用は3万円5千円〜18万円程度です。
本体価格が1万5千円〜16万円ほどで
工事費は2万円程度が相場となっています。
※価格はあくまでも参考価格です。
ガスコンロからIHクッキングヒーターに
交換する場合は、9万円〜25万円前後必要です。
本体価格は4万円〜20万円程度で
工事費の相場が5万円程度だと言われています。
IHからIHへの交換にかかる費用は、
5万円〜21万円程度となっています。
工事費の相場は1万円5千円前後です。
シンクのみを交換する際の費用は、
状態によって異なりますが
10万円〜20万円程度となっています。
設備が独立しているブロックキッチンや
シンクの上にワークトップが設置されている
アンダーシンクタイプのキッチンは
シンクのみの交換が行えないので
注意しましょう。
ワークトップはシステムキッチンであれば
交換することができます。
素材によって費用は異なりますが、
およそ20万円〜30万円程度が相場です。
薬剤や研磨でのアク抜きであれば、
2万円から行うことができるので
費用を抑えたい場合におすすめです。
キッチン用水栓は、種類や機能によって
本体価格が大きく異なるため
交換にかかる費用も幅広くなっています。
キッチンに採用されることの多い
シングルレバー混合水栓の場合にかかる
工事費は、1万円〜1万5千円ほど。
本体価格と合わせると
2万円〜5万円程度必要となります。
レンジフードの交換にかかる費用の相場は
4万円〜8万円程度と言われています。
手入れが楽になる自浄機能など
機能性の高い商品を選んだ場合は、
10万円〜20万円と高額になる可能性があります。
故障または劣化した食洗機を交換する際に
かかる費用は8万円〜16万円が
相場となっています。
食洗機を後付けする場合は、
9万円〜25万円程度あれば可能です。
故障、劣化によりリフォーム箇所が
3ヶ所以上になる場合は、
キッチンの丸ごとリフォームを
検討してみるのも良いでしょう。
キッチン本体の寿命は
10年〜20年と言われています。
3ヶ所以上のリフォームが必要な状態は
キッチンの寿命が近づいている証拠でもあり、
他の部分が故障することを考慮すると
丸ごとリフォームした方が
安くなる可能性も考えられます。
キッチンの一部分だけを新しくする
部分リフォームは、
費用を安く抑えられ、見た目も新しくできる
というメリットがあります。
各設備の寿命を把握し、キッチン全体の
リフォームと比較した上で必要な場合には
部分リフォームを行いましょう。