キッチンリフォーム
目次
キッチンリフォームには特にこだわりたい
という方は多いでしょう。
おしゃれなキッチンであれば気分も上がり、
毎日の家事が少し楽しくなるかもしれません。
しかし、デザイン性ばかり重視していると
使いづらいキッチンになってしまうことも。
ここでは、おしゃれだけど実は使いづらい
NGなキッチンデザインをご紹介します。
リフォームの際、使い勝手とデザイン性を
天秤にかける方は多いのではないでしょうか。
しかし、キッチンリフォームにおいては
使い勝手を決して諦めてはいけません。
理由としてキッチンは、毎日使う
スペースであることが挙げられます。
どれだけデザイン性に優れていても
使いづらいキッチンは
ストレスの素となってしまいます。
後悔を回避するためにも
使い勝手を諦めないようにしましょう。
では具体的にどんなデザインのキッチンが
使いづらいのか見ていきましょう。
最近流行りのオープンキッチンは
開放感があるおしゃれなデザインです。
しかし、リビングから丸見えな
オープンキッチンは常に綺麗な状態を
保つ必要があります。
掃除が苦手な方や物が多い家庭では
来客時に慌てて掃除することになる
かもしれません。
オープンキッチンを選ぶ場合は
意識してキッチンを清潔に保つか、
食器棚などを利用して
見えないよう隠す工夫をしましょう。
日光が差して明るいキッチンは魅力的で
憧れているという方も多いでしょう。
日当たりは重要ですが、直射日光が差す
キッチンはおすすめできません。
直射日光がキッチンに入ると
明るさと同時に温度も上昇するため、
常温保存の食品や生ゴミが
腐りやすくなってしまいます。
日光を取り入れたい場合は、
間接的に取り入れるようにしましょう。
収納は多い方が便利で使いやすい
というイメージがあります。
しかし、その収納自体が使いづらくては
設置する意味がありません。
単純に収納を増やすだけでなく、
中身を見やすい引き出しタイプにしたり、
壁面収納は取り出しやすい奥行きに、
吊り戸棚は手の届く高さに設置したりと
使い勝手を考えて選ぶようにしましょう。
バーのような落ち着いた雰囲気を醸し出す
うす暗い部屋もまた魅力的かもしれません。
しかし、キッチンでは火や刃物を扱うため
明るさは十分に確保する必要があります。
僅かな明かりの方が落ち着く方でも
朝の忙しい時には見えづらいと危険です。
シーンに応じて照明を切り替えられるよう
メイン照明と補助照明を設置するのが
おすすめです。
使い勝手が左右されるポイントとして
意外と見落としがちなのがキッチンの高さ。
高さの合わないキッチンは
肩や腰に負担がかかりやすく、
長時間立ち続けることができません。
カウンターの高さは身長÷2+5cmが
適切だと言われています。
キッチンを最も使用する人の身長に
合う高さのものを選びましょう。
使いづらいキッチンにならないように
押さえておきたいポイントを
チェックしていきましょう。
使いやすいかどうかを判断するのに
最も適している方法は実物を触ることです。
ショールームでは、キッチンを実際に
見て触ることができます。
ショールームに訪れる際には、
キッチンの配置スペースのサイズや
収納する物の量をメモに書いて
所持しておけば、サイズと収納量も
チェックすることができるのでおすすめです。
キッチンリフォームを行う際に欠かせないのが
現在のキッチン環境を知っておくことです。
窓を設置する場合はキッチンのどこに
陽が入りやすいのか知っておかなければ、
せっかく窓をつけても
上手く陽が入らない可能性があります。
照明を交換する際もどのくらい明るさが必要か
事前に確認しておけば迷わずに済みます。
キッチンリフォームを行う前には
キッチン環境を改めて見直しておきましょう。
キッチンの環境や
キッチン自体の使いやすさも重要ですが、
実際の動きを考えることも重要です。
今までより便利なキッチンに交換しても
意外と気にしていなかったポイントが
不便に感じてしまう場合も。
無意識な動きを意識して考えることで
必要な設備や気になるポイントが
自然と思い浮かぶでしょう。
キッチンリフォームを行う際、
デザイン性を重視して使い勝手を諦めると
使い始めた時にストレスを感じてしまいます。
デザイン性と使い勝手を両立させるためには
どんなキッチンが使いづらいかを
知っておくことが重要です。
使いづらいキッチンデザインを押さえて
おしゃれで使いやすいキッチンを
目指しましょう。