キッチンリフォーム
目次
最初は何もかもが新しく綺麗な住宅。
しかし、年数が経つと目には見えていなくても
様々な部分が劣化していきます。
劣化に気づかないまま年数を重ねると
多額の費用がかかる大きなトラブルが
発生することも考えられます。
いつまでも住み続けられる家にするには
定期的な点検や掃除が欠かせません。
特に毎日使用する水廻りは劣化しやすいため
必ず定期的なチェックを行いましょう。
ここでは築年数別に確認すべき
水廻りのポイントをご紹介します。
日常生活で目にするトイレやキッチンなどは
汚れや故障にすぐに気付くことができますが
生活する上であまり目にしない部分も
年に一度は確認することが大切です。
外に設置されている排水口は
ベランダに設置した植木鉢の土や小石、
風に乗って飛来した枯れ葉などが
詰まっている場合があります。
そのままにしておくと大雨の時に
ベランダが浸水してしまったり、
夏場には溜まった水にボウフラが発生して
蚊がやってくる原因にもなってしまいます。
3ヶ月に一度の掃除が理想的ではありますが、
最低でも年に一度は掃除をしておきましょう。
同じく普段の生活であまり目にしないのが
換気扇や排水マスの汚れです。
キッチンの換気扇はキッチン掃除の際に
併せて掃除することも多いですが、
部屋に設置されている換気扇を
定期的に掃除するという方は少ないでしょう。
排水マスに関してはどこにあるかも
把握していないという方もいます。
排水マスがどこにあるかもチェックして
年に一度は掃除と点検を行いましょう。
築5年と聞くとまだまだ新しいように思いますが
新築の時と比べると細かい部分が気になるため
最初のメンテナンス時期とも言われています。
現在築年数10年以内の場合、主要構造部分
または雨漏りを防止する部分の欠陥は
売主負担での補修が義務となっています。
そのため新築から5年経過した時点で
一度、プロに見てもらうのがおすすめです。
水廻りのポイントとしては
給排水管の確認をする時期となっています。
5年に一度はプロに依頼して
一度点検に来てもらいましょう。
高圧洗浄機で配管内をリセットしてもらうと
詰まりもなくなり、
快適に使用できるようになるでしょう。
築10年にもなると所々に劣化や不具合が
見られるようになります。
トラブルが起こる前に
交換や補修を検討しましょう。
水を使用するため湿気が多い水廻りの床は
放っておくとカビやシロアリが発生して
住宅の躯体を劣化させてしまうことも
考えられます。
築10年目にはプロに依頼して
床や床下に異常がないか
確認してもらうことが必須です。
劣化や異常が見られる場合は張り替えを
検討するようにしましょう。
給湯器の交換を検討するのもこの時期です。
給湯器は寿命が10年〜15年とされており、
通常の場合、販売から10年が経過すると
部品の製造が中止されてしまいます。
そのため、10年が過ぎてから故障しても
部品の取り替えなどで対応ができません。
寿命が過ぎた給湯器はいつ故障するか
わかりません。
事前に交換しておくことをおすすめします。
トイレや洗面台など多くの水廻り設備の寿命も
10年〜15年となっています。
水廻りの床を張り替えていても
水漏れが起きたら台無しです。
故障する前に交換しておくことで
水廻り設備によるトラブルを防ぎ、
補修にかかる費用も抑えることができます。
水廻り設備を交換する際は、
水廻りをまとめてリフォームできる
お得なパックがおすすめです。
新築の時から20年も経過すると
様々な部分の劣化はもちろん、
家庭の環境も変化することが多いため
水廻り全体の見直しが必要となります。
トイレや浴室をバリアフリー仕様に変更したり
子供が結婚して二世帯住宅になった場合は、
間取りの変更も必要になるかもしれません。
各箇所の点検と同時に、
家庭の状態に合わせた水廻りに変更して
快適に過ごせるような環境にしましょう。
「定期的な点検と清掃で水廻りの劣化を防ごう」
大切なマイホームで長く住み続けるためには
点検や清掃を行うことが重要です。
故障や不具合が発生していなくても
それは見えていないだけの可能性があります。
見えている部分だけでなく、
見えない部分にも気を配ることが大切です。
定期的な点検を心がけて
清掃や交換により水廻りの劣化を防ぎ、
快適に過ごせる住まいにしましょう。
