キッチンリフォーム
目次
キッチンといえば、狭くて小さいと
不便で広くて大きい方が
使いやすいというイメージがあります。
実はスペースの狭いコンパクトな
キッチンにも広くて大きいキッチンに
負けないメリットがあります。
また使い方次第ではデメリットを
カバーすることも可能です。
今回は使いづらい印象のある
コンパクトキッチンのメリットと
デメリットをカバーするための
上手な使い方をご紹介します。
狭くて小さいコンパクトキッチンに
どのようなメリットがあるのか
見ていきましょう。
コンパクトキッチンは手の届くところに
必要なものが全て配置されているため
効率良く作業が行えるという
大きなメリットがあります。
作業効率としては
広くて大きいキッチンより良く
移動を伴わない分
余計な体力を使うこともありません。
キッチンは機能性を考えて選ぶと
多額の費用がかかる場所です。
しかし、サイズをコンパクトにするだけで
グッと費用を抑えることができます。
キッチンが狭いと必要なものしか
置かなくなるため、キッチンに
付随する他の物の費用も
抑えることができるでしょう。
隅から隅まで手の届くコンパクトキッチンは
手入れも効率良く簡単に行うことができます。
不要なものを置かなくなるため
片付けもすぐに終わらせることが可能です。
面倒なキッチン掃除が楽になるのは
大きなメリットだと言えるでしょう。
キッチンスペースをコンパクトに
するということはその分のスペースを別の
空間として使うことができるということになります。
リビングやダイニングの間取りを広くしたり
また別の空間として利用できるのも
コンパクトキッチンのメリットです。
意外とメリットも多いコンパクトキッチンには
以下のようなデメリットがあります。
キッチンが狭いと困るのがやはり収納。
家族が2人だけであれば、
最低限の食器で生活することができますが
家族が多い場合は食器を収納するスペースが
足りなくなることが考えられます。
また、お菓子作りなどが趣味であれば
さらにその分の収納も必要となります。
親子で料理をしたい場合は
コンパクトキッチンはおすすめできません。
複数人で作業を行う場合は
リビングやダイニングを使う必要があります。
狭くて小さいコンパクトキッチンに
複数人が立つと動きづらくなり、
逆に効率が下がってしまうでしょう。
キッチンが狭いと天井面積が
狭くなるため、レンジフードが
大きいとコンロの場所に照明を
つけることが難しく、暗くなって
しまう場合があります。
暗いと料理に火が通っているのか
確認しづらいため、焦がしてしまう
こともあるかもしれません。
スペースが狭いコンパクトキッチンでは
コンロから距離を取ることが難しく、
油がはねると火傷してしまう可能性も
考えられるでしょう。
物を落とした場合にも
咄嗟に避けられるスペースが限られているため
怪我をしてしまうこともあるかもしれません。
ではコンパクトキッチンのデメリットを
カバーするための使い方について
チェックしていきましょう。
コンパクトキッチンのデメリットである
収納を上手く設けるためには
デッドスペースを上手に使うことが
ポイントとなります。
床下収納や吊り戸棚を取り入れて
デッドスペースをうまく活用しましょう。
それでも収納が足りない場合には
1番上の段は作業台としても使える
移動式ワゴンを取り入れるのがおすすめです。
収納自体を増やす方法以外にも
ツールをコンパクトにして収納量を増やす
という方法があります。
キッチンを使うのが男性の場合は
小さいツールは使いづらいかもしれませんが
女性の場合は小さいツールでも
十分使うことができるでしょう。
コンパクトなツールは見た目も可愛らしいので
見えるところに収納してもおしゃれです。
狭いキッチンの圧迫感を抑えるためには
照明を工夫することも大切です。
天井に照明を埋め込むダウンライトであれば
圧迫感を抑えることができ、
キッチンをおしゃれに明るく照らせます。
ダウンライトは汚れも溜まりにくく
手入れの手間も省けるのでおすすめです。
狭くて小さいコンパクトなキッチンは
デメリットが多く使いづらい印象が
ありますが実はメリットも多く、
使い方次第では広くて大きいキッチンより
使いやすく感じることもあります。
間取りの都合上、
キッチンが狭くなってしまう場合や
キッチンをコンパクトにして
費用を抑える場合は使い方を工夫して
コンパクトでも便利なキッチンにしましょう。