キッチンリフォーム
目次
冷蔵庫や炊飯器、電子レンジをはじめ
電気ケトルやトースターなど
様々な家電が集まるキッチン。
最近では、ボタンひとつで
あらゆる調理が行える電気圧力鍋や
自宅でパンが作れるホームベーカリーなど
便利な調理家電が次々と登場しており
ますますキッチンに家電が増えた
という家庭もあることでしょう。
そこでこの記事では、
キッチンを使いやすくするための
家電の配置について詳しく解説します。
まず、キッチンに家電を配置する際に
意識したいワークトライアングルについて
解説していきましょう。
ワークトライアングルとは
キッチンに欠かせないシンクとコンロ
そして冷蔵庫を結ぶ三角形のことを言います。
この考え方はキッチンのレイアウトを
考える際に使いやすさを左右する
大切なポイントとされています。
キッチンに家電を配置する際は
このワークトライアングルを意識して
配置場所を選ぶようにしましょう。
では次にキッチン家電を設置するにあたって
知っておくべき基本のポイントについて
チェックしていきましょう。
まず、レイアウトを決める際には
配置するものの数を把握しておくことが大切。
キッチンに家電を配置する際は、
どんな家電がいくつあるのか
リストアップしておくのがおすすめです。
そしてごちゃついて見えやすいキッチンでは
綺麗でかつ使いやすい配置を意識しましょう。
家電の場合は高さや色を揃えると
綺麗に見せることができます。
使いやすい配置にするには使用頻度や
調理中の動きを考えた場所がおすすめです。
基本のポイントを踏まえた上で
家電別におすすめの配置をご紹介します。
米が主食の日本人には欠かせない炊飯器。
毎日使用する炊飯器は調理場に近い方が
理想的でしょう。
そして炊飯器は上側に開くため
上にスペースのあるカップボードの上や
スライド棚がある場合はスライド棚に
配置するのがおすすめです。
解凍や温めに役立つ電子レンジも
調理場に近い場所に配置したいところ。
使用頻度を考えると使いやすい高さに
配置するのが良いでしょう。
炊飯器と一緒にカップボードに並べたり、
キッチンの背面にレンジ台を設けるのも
おすすめです。
お湯をすぐに沸かすことができる電気ケトルは
水を入れる必要があるため、
水道の近くに配置するのがおすすめ。
オープンキッチンの場合はカウンターの上や
出窓がある壁付けキッチンの場合は
出窓の部分に配置するという方法もあります。
電気ケトルに関してはダイニングに
設置するのも良いでしょう。
朝食のパンを焼くのに便利なトースターは
炊飯器などに比べると
使用頻度は比較的少なめの家電です。
そのため、すぐに使える場所に
配置する必要はないでしょう。
それよりも安定性が高く、熱に強い場所を
選んで配置するのがおすすめです。
家電だけでなく、家具や小物など
様々なものをキッチンに配置する際には
以下のポイントを意識することで
よりキッチンを使いやすくできます。
キッチンでの動きをスムーズに行うためには
利き手を意識して配置することも大切です。
右利きの場合は冷蔵庫の右側にシンク、
シンクの右側にコンロという
ワークトライアングルがおすすめ。
家電やキッチンインテリアを選ぶ際も
ドアが開く方向や取っ手の向きなど
利き手を意識して選ぶと使いやすいでしょう。
スムーズな動きのためには利き手と同じく
動線を意識することも大切です。
特に調理中何度も開け閉めを行う冷蔵庫の
配置はよく考えて行いましょう。
他のドアと干渉する場所だったり、
リビングやダイニングから遠いと
冷蔵庫を開ける度にドアにぶつかったり、
冷蔵庫に物を取りにきた家族とぶつかって
スムーズに動けなくなってしまいます。
キッチン周りは生活に欠かせない冷蔵庫や
調理に便利な電子レンジなど
様々な家電が密集する空間です。
そんなキッチンを綺麗で使いやすくするには
家電の配置が重要なポイントとなります。
キッチンのワークトライアングルを意識して、
高さや使用頻度、利き手や動線を考えた上で
配置することで使いやすいキッチンを
作ることができます。
キッチンの使いにくさを感じている方は
今一度家電の配置を見直して
使いやすいキッチンにしましょう。
