キッチンリフォーム
目次
海外の住宅でも採用されるダブルシンクの
キッチンをご存知でしょうか?
既存のシステムキッチンにダブルシンクが
組み込まれていることはあまりないため、
見かけることは多くありませんが
これが意外と便利でおすすめです。
どんなポイントがおすすめなのか
はたまたどんな使い方ができるのか
ダブルシンクの魅力と使い方について
ご紹介します。
ダブルシンクはその名の通り、1つのキッチンに
2つのシンクが並んだものを指します。
各シンクには排水口と水栓が
1つずつ設けられており、
別々の用途で利用できるのが特徴です。
ダブルシンクのキッチンは
日本で見かけることは少ないものの
海外ではよく使われています。
次にダブルシンクが持つメリットや
デメリットをチェックしていきましょう。
シングルシンクの場合は2人で使用は
しづらいですが、ダブルシンクだと
1人で1つのシンクを使用できるため
スムーズに各作業を行うことができます。
1人が洗い物して1人が料理を行えば効率も良く
面倒な食後の洗い物を減らすことができるので
おすすめです。
シンクが1つの場合は洗い物が溜まると
他のことに使うことはできませんが、
シンクが2つあれば洗い物が溜まっていても
もう1つのシンクを自由に使うことができます。
洗い物に配慮することなく使えるので
様々な用途に使うことが可能です。
その使い方に関しては後ほどご紹介します。
ダブルシンクのデメリットとして
まず挙げられるのが掃除の手間が増えること。
シンクの数が増えるのはともかく、
掃除の面倒な排水口も2つに増えるため、
特に掃除が苦手な方や面倒くさがりの方には
大きなデメリットになります。
ダブルシンクが日本の住宅に少ないのは
システムキッチンの中にダブルシンクを
採用しているものが少ないというのも
ひとつの理由。
そういった理由からほとんどのケースでは
ダブルシンクはオーダーメイドとなり、
手軽に取り入れられないのがデメリットです。
せっかくダブルシンクを選んでも
上手く活用できなければ、台無しです。
ダブルシンクを取り入れる前に
上手な使い方も確認しておきましょう。
1つのシンクに水を張り、つけ置き洗いをして
もう1つのシンクで食器を洗い流す
という使い方ができます。
つけ置き中にもう片方のシンクを使って
通常の洗い物や調理を行うこともできるため、
つけ置き時間を有効に使うことが可能です。
油がべったりついたフライパンや鍋を
水で流すとシンク内にある他の食器にも
油が付着し、汚れが落ちにくくなったという
経験がある方も多いのではないでしょうか?
シンクが2つあれば、片方を油っこいもの、
片方をそうでないものと洗い物を
分けることができます。
レストランなどの飲食店では
ダブルシンクでため洗いを行なっている
ことも少なくありません。
片方のシンクにすすぎ用の水を溜めておき
もう片方のシンクで洗ったら
すすぎ用の水に通して洗剤を洗い流す
という使い方もあります。
ダブルシンクを使わない時は
フタを置くことで作業スペースに早変わり。
食器を乾かしたり調理を行うスペースとして
使うことができます。
またフタを外せばシンクとして利用できるので
必要に応じて作業スペースとシンクの
両方として使うことが可能です。
ダブルシンクを取り入れると便利になるのは
キッチンだけの話ではありません。
朝は家族が集まって自由に使うことのできない
洗面台もダブルシンクであれば
2人同時に使うことが可能となります。
洗面台のダブルシンクはキッチンと異なり、
隣り合わせではなく
少し離れた位置に設置されます。
そのため、シンク周りに物が置けない
という状況も回避することができます。
特に身支度に時間のかかる女性が
家庭に多い場合にはおすすめです。
ダブルシンクのキッチンは、海外の住宅で
取り入れられていることが多く
2つのシンクを同時に別の用途で
使えるのが特徴となっています。
そのため、複数人でキッチンを利用する方や
効率良く家事を行いたい方には
特におすすめの設備です。
ダブルシンクを取り入れて上手く活用できれば
今までよりもっと快適に
キッチンを使うことができるでしょう。