キッチンリフォーム
目次
キッチンのニオイや空気の入れ替えに
欠かすことのできないレンジフード。
大切な役割を持つレンジフードですが
高い場所に位置し、手入れが面倒なのが難点。
それゆえに手入れをせず放置していると
トラブルの元になる可能性も。
今回の記事では、そんなレンジフードの
手入れの方法とトラブルの対処法を
詳しくご紹介します。
では早速、レンジフードには
どのようなトラブルの可能性があるのか
その種類と対処法を見ていきましょう。
スイッチを入れても動作しない場合、
劣化または汚れが原因と考えられます。
長く使い続けている場合は劣化により、
正常に動作しなくなっている可能性も。
お手入れを長くしていない場合は
内部に詰まったホコリのせいで
正常に動作しない可能性があります。
レンジフードから異音や振動がする場合は
モーターの軸が外れていたり、
ブレてしまっていることが考えられます。
これも劣化や汚れが原因である可能性が
高いため、劣化の場合は交換
汚れの場合は定期的な手入れで
改善が見られるでしょう。
レンジフードの換気風量の目安は
ティッシュを1枚近づけた時に
吸い付く程度だと言われています。
換気ができていないように感じたら
一度ティッシュを近づけてみて
吸い付かない場合には
換気口に汚れが詰まっているかもしれません。
また、長年使っている場合は
モーターの寿命も考えられるでしょう。
レンジフードを稼働させた時に
異常に大きな回転音がする場合は
モーターがすり減っている可能性があります。
汚れがある場合は汚れを取り除いて
モーターの軸に潤滑油を吹きかけるなどして
スムーズな回転を促しましょう。
それでも直らない場合は
モーターの劣化が激しいため交換が必要です。
レンジフードから雨漏りが見られる場合は
屋外フードやコーキング、外壁の破損が
考えられるでしょう。
その場合は業者へ補修の依頼が必要です。
また屋外フードがない場合はある場合より
雨水が入りやすいため、屋外フードを
新しく設置するのがおすすめです。
レンジフードに不具合が起きた場合、
修理すべきなのかはたまた交換すべきなのかを
判断するためにはレンジフードの寿命を
知っておくことが大切です。
レンジフードの一般的な寿命は
10年前後と言われています。
使用頻度や手入れの頻度にもよりますが
これを超えると前述のようなトラブルが
発生しやすくなるため、
トラブルで余計な費用がかかる前に
交換してしまうのがおすすめです。
トラブルを防止するためには
定期的な手入れが欠かせません。
3ヶ月に1度の頻度が理想です。
手入れを行う前には安全のため
電源プラグを抜いておきましょう。
汚れが溜まっていることも考えて新聞紙や
ビニール袋も用意しておくのがおすすめです。
現在主流となっているシロッコファンは
円柱形で細かな羽根が付いているタイプの
レンジフードです。
まずはフィルターと固定ネジを外し、
ファンを取り外します。
外したファンをビニール袋や桶に入れ
重曹や中性洗剤と混ぜたお湯につけ置き、
汚れが軽ければ10分〜30分、
酷ければ1時間〜2時間ほど放置します。
この間に本体も軽く手入れしておきましょう。
つけ置きが終わったらスポンジやブラシなどで
落ちなかった汚れを落として
水またはお湯でしっかりすすぎます。
あとは水気を拭き取るか自然乾燥させて
再設置すれば完了です。
昔ながらのプロペラファンはその名の通り、
プロペラを回転させて換気を行うタイプの
レンジフードです。
まずはフィルターを外し、
ファンの中心にあるつまみを外してから
手前に引いてファンを外します。
カバーも手前に引いてツメを抜いて
外しましょう。
ファンとカバーはビニール袋などに入れ、
重曹や中性洗剤を溶いたお湯につけ置きます。
あとは同じように汚れの具合に合わせて
放置した後ブラシやスポンジで汚れを取り、
水やお湯ですすいで水気を拭き取ったら
再設置して完了となります。
手入れが面倒なレンジフードですが、
放ったらかしにしておくと
トラブルに繋がってしまう場合があります。
もしトラブルが発生した場合には
レンジフードの使用期間を確認して
交換が必要な時期かを判断した上で
トラブルに適した対応を行いましょう。
レンジフードにトラブルが起きてしまうと
キッチンの換気が行えなくなってしまいます。
トラブルが発生しないよう
定期的な手入れを心がけましょう。