キッチンリフォーム
目次
私たちが生活する上で
欠かすことのできない水回り。
二世帯住宅などではメインの水回りとは別に
自分だけが使えるちょっとした水回りが
欲しいという場合もあるでしょう。
しかし、水回りにスペースを取ると
部屋が狭くなってしまうことも。
水回りを出来るだけシンプルで
コンパクトに収めたいという家庭に
おすすめの間取りや設備をご紹介します。
キッチンをコンパクトに収めたい場合は
小さめのシステムキッチンと
天板付きワゴンの組み合わせが
おすすめです。
システムキッチンは小さいものだと
120cm〜選ぶことができます。
セカンドキッチンとして欲しい場合は
より小さいミニキッチンもおすすめです。
コンパクトなキッチンだとどうしても
作業スペースが狭くなってしまいますが
天板付きワゴンと組み合わせれば
天板を作業スペースとして使えます。
また、その下には収納ができるため
収納スペースにも余裕ができるでしょう。
浴室をコンパクトに収めたい場合は
シャワールームと折り畳み式の浴槽を
組み合わせるのがおすすめ。
近年では入浴をシャワーのみで済ませる
家庭も増えてきているため、
浴槽に浸かる機会が減ってきています。
シャワールームであれば、浴槽付き浴室より
洗い場を広く使うことができる上
あまり使わない浴槽の掃除も必要ありません。
そして浴槽に浸かりたい時は使わない時に
収納しておける折り畳み浴槽がおすすめ。
子供用のプールやアウトドアシーンでも
使うことができる便利アイテムです。
トイレをコンパクトに収めたい場合は
タンクレストイレを選びましょう。
タンクレストイレなら後方のタンクがないため
狭いトイレにも設置することができます。
別に手洗いが必要なのが難点ですが、
洗面所を近くに設ければ
トイレの中に手洗いを設けなくとも
すぐに手を洗うことが可能です。
トイレの中に手洗いが欲しい場合は
コーナーに手洗いが設置できる
コーナー型トイレがおすすめです。
洗面をコンパクトに収めたい場合は
シンプルな洗面台とウォールミラーを
組み合わせる方法があります。
鏡や収納のついた洗面化粧台は
小さいものでも約60cm程度の大きさですが
鏡や収納のないシンプルな洗面台なら
さらに小さいサイズに収めることが可能です。
そこに貼るだけで取り付けられる
ウォールミラーを組み合わせれば、
より使いやすいコンパクトな洗面を
作ることができるでしょう。
水回りをコンパクトに収めたいけど
広々と使いたいのであれば2点ユニットバスや
3点ユニットバスがおすすめです。
2点ユニットバスとは、
浴室・トイレ・洗面所のうちの2つを
一体化させた空間のことを指します。
一体化させることでドアや仕切りの数を減らし
空間を広く使うことができるようになります。
浴室と空間を一緒にすると
シャワーを使えるため掃除が簡単になります。
トイレと洗面所を合わせれば
タンクレストイレの場合にも手洗いを
設ける必要がないためおすすめです。
3点ユニットバスとは、
浴室・トイレ・洗面所の全てを
一体化させた空間のことを指します。
2点ユニットバスよりさらに
空間を有効活用できるのが魅力です。
入浴しながら歯磨きしたり、
入浴中に尿意を催してもすぐに用を足せるため
非常に便利ではありますが、
トイレが浴室や洗面所と一緒になるのが
気になる人にはおすすめできません。
水回りをコンパクトに収めるために
欠かせないのは水回りに必要なものを
上手く収納することです。
まず第一にものを増やしすぎないことが大切。
ものが多いとどれだけスペースを作っても
もので溢れかえって意味がありません。
要らないものは買わないように
意識することから始めましょう。
そしてものを上手に収納するためには
デッドスペースを活用することが重要。
壁や扉の裏側にフックをつけたり、
上の空間に突っ張り棒を使うなどして
スペースを余すことなく活用することで
上手に収納することができます。
セカンド水回りが欲しいという場合に
メインの水回りと同じ広さのスペースをとると
他の部屋が狭く使いづらくなってしまいます。
そうならないためには水回りを
コンパクトにする必要がありますが、
狭い水回りは使いづらくなってしまいがち。
そのため、コンパクトな水回りでも
快適に使うためには設備を選んだり、
工夫をしたりすることが重要となります。
水回りを賢くまとめて使いやすく、
スペースを有効活用できるようにしましょう。
