キッチンリフォーム
目次
無垢フローリングや檜風呂などの
木製設備は住宅に温もりを与え、
落ち着きのある家を作ることができます。
それはキッチンも同じです。
木製キッチンを取り入れると
温もりのある住宅を演出できるのはもちろん、
食材を美味しく見せることもできるでしょう。
憧れの木製キッチンの魅力と選び方に
ついてご紹介します。
まずは木製のメリットとデメリットを
チェックしていきましょう。
やはり木製キッチンの最大のメリットは
そのデザインでしょう。
木の持つ温もりを感じることができ、
落ち着きのあるおしゃれな空間を
作り出せるデザインは
木製キッチンならではの魅力です。
他の素材でも木目調のデザインは
多く販売されていますが、
雰囲気や手触り、香りなどは本物の木とは
比べ物にならないでしょう。
木材は元々湿気に左右されやすい
素材です。
キッチンに使われる木材は
防水加工や防汚加工が施されて
いますが、傷が付いたり破損したりすると
その効果は無くなってしまいます。
そうなると隙間に水が入り込み、
反り返ってしまったり、
腐ってしまうことが考えられます。
また、こまめに手入れをしなければ
シミがついてしまったり、
一部だけが反り返ってしまう場合もあります。
メリットとデメリットがわかったところで
次に見ていきたいのが選び方です。
木製キッチンはワークトップ以外が木製のもの
あるいはキッチンの一部を木製にしたものと
ワークトップも含めた全てが木製のものの
3つに分けられます。
中でも最も多く選ばれているのが
ワークトップ以外を木製にしたキッチンです。
水や汚れが最もつきやすいワークトップ部分を
ステンレスなどの素材にすることで
木製の魅力を持ちつつも
メンテナンス性に優れたキッチンになります。
手入れが苦手だけど木製キッチンにしたい
という方はワークトップを別素材にした
木製キッチンがおすすめです。
木製キッチンを取り入れる際は
既製品にするかオーダーメイドにするか
それによってデザインの幅が変わってきます。
既製品を選んだ場合はもちろん、
既に決められたデザインから
選ばなければなりませんが
オーダーメイドなら木の種類や形、デザインの
全てを自分で決めることができます。
しかし、その分費用が必要となるため
手軽に木製キッチンを取り入れたい場合は
既製品の方がおすすめです。
先述の通り、木材は湿気に左右され
やすい非常にデリケートな素材です。
キッチンなどの水回りに用いる際は
木が腐ってしまわないよう
注意する必要があります。
例えば木材を選ぶ際は見た目だけでなく、
腐りにくいものを選ぶことが大切。
クリやケヤキ、ホオノキなどは
腐りにくいと言われているのでおすすめです。
またこまめな換気で湿気がたまらないよう
注意したり、濡れたらすぐに拭き取るなどの
配慮が必要です。
せっかくおしゃれな木製キッチンを
取り入れるなら、
木製キッチンに合うアイテムやインテリアも
取り入れるのをおすすめします。
木材に合う素材として代表的なのがタイル。
シンプルで温かみのある木材と組み合わせると
カラフルで冷たいタイルも馴染みやすく、
シンプルすぎず派手すぎない
おしゃれなキッチンを作ることができます。
タイルは様々な形状や色、デザインを
選ぶことができるため
キッチンに個性が欲しいという方には
おすすめの素材となっています。
木製のキッチンはもちろん、
木製のアイテムとの相性も抜群です。
調理に使うキッチンツールを木製に
統一すれば、キッチンとの組み合わせは
もちろん、見た目のデザイン性も高いため
料理へのモチベーションが上がることでしょう。
壁にかけて収納すれば、
インテリアとしての役割も果たしてくれます。
自然素材である木材には
同じく自然素材である緑もピッタリ。
木製キッチンと観葉植物が組み合わされば
家の中がまるで自然の中のような
爽やかな印象になるでしょう。
ハーブなどの調理に使える植物を選べば
インテリアとしてだけではなく、
料理の香り付けとしても
役に立ってくれるのでおすすめです。
温もりのある空間を演出してくれる
木製キッチンは自然素材ならではの
魅力が詰まった憧れのキッチンです。
湿気に左右されやすい
というデメリットはありますが、
ワークトップを別素材にしたり
こまめにメンテナンスを行うことで
デメリットをカバーすることができます。
魅力的な木製キッチンを取り入れて
タイルや観葉植物と組み合わせれば
暖かくおしゃれなキッチンを
作ることができるでしょう。