キッチンリフォーム
目次
食器や調理器具、調味料など
より多くのアイテムを収納するキッチンは
収納スペースが不足しがち。
収納のために食器棚を増やすと
空間が圧迫され、狭く動きづらい
キッチンになってしまいます。
キッチンスペースが狭くならないように
収納を増やすには、
デッドスペースとなっている壁面を
有効活用するという方法があります。
この記事では、上手なキッチンの
壁面収納アイデアとポイントをご紹介します。
まず壁面収納のメリットを見ていきます。
冒頭で述べた通り壁面収納は、
床面積を圧迫しないため
家具を配置すると動けなくなるような
狭いキッチンにも設置することが可能です。
また、扉のない収納を選べば
お気に入りの食器や小物をインテリアとして
見せることもできるので
おしゃれなキッチンを作りたい方にも
おすすめの収納となっています。
壁面収納は床面積を圧迫しないものの、
壁面に収納しすぎてしまうと、
散らかって見えてしまいます。
壁面収納を利用しながら
キッチンをきれいに見せるためには
以下のポイントに注意しましょう。
壁面収納だけでなく、
インテリアは全て色やテイストを揃えて
統一感を演出することが大切です。
収納するアイテムの色やテイストが
バラバラになっているだけで
かなり散らかった印象になってしまいます。
収納スペースを設ける前に
キッチンをどのようなテイストにするか
何色の食器や小物が多いかを確認して
見せないものと見せるものを分けてから
収納すると良いでしょう。
省スペースに設置できる壁面収納ですが
黒やグレーといったダークカラーのアイテムは
圧迫感を与えやすいため、
キッチンが狭く見えてしまう場合があります。
見せる壁面収納の場合は圧迫感を与えにくい
白系のアイテムを収納したり、
ダークカラーのものを収納する場合は
極力スリムな形のものや小さい形のものを
選ぶなどの工夫をするようにしましょう。
「キッチンの壁面収納アイデア」
では、キッチンの壁面を有効活用できる
壁面収納のアイデアを見ていきましょう。
壁をくり抜いたりくぼませたりして
設置するニッチ収納はスペースを取らず、
地震などで倒れる心配もない
便利な壁面収納です。
見せる収納として役立つニッチ収納には
お客様用の食器などを収納するのがおすすめ。
お客様用のちょっといい食器を収納すれば
高級感のあるおしゃれなキッチンを
演出することができるでしょう。
キッチンの上部に取り付ける吊り戸棚は
オプションとして選べる壁面収納です。
扉をつければ見せたくないキッチンアイテムや
消耗品のストックなども収納できます。
しかし、出し入れには手間がかかるため
頻繁に使用する調理器具や食器を
収納する場所としては向いていません。
昇降機能の付いた吊り戸棚なら
手動、または自動で収納を下ろすことができ
出し入れもしやすいため便利です。
壁に設置するシェルフも
おしゃれなキッチンを演出してくれる
見せる収納のひとつです。
シェルフには調味料などの
細かいアイテムを収納するのがおすすめ。
シェルフをスパイラックとして使う場合は
調味料の容器を同じものに揃えることで
統一感が生まれるため
よりおしゃれに見せることができます。
マグネット収納は包丁をたくさん持っている
料理好きの方におすすめのアイデアです。
料理に必要な包丁はシンク下収納にあると
毎回ドアを開ける手間がかかります。
子供がいる家庭では、子供がいつ
ドアを開けてしまうか心配
という方も少なくないでしょう。
マグネットを設置したキッチンパネルに
くっつけて収納しておけば
使う時もすぐ取り出すことができ、
子供の手も届かないので安心です。
おたまやフライ返しなどの調理器具は
キッチンツールフックを利用して
ぶら下げて収納する方法があります。
キッチンツールフックには、壁に穴を
開けずに設置できる手軽なものから
壁にしっかり固定できるもの、
シェルフがセットになっているものなど
様々な種類のものが販売されています。
フックの数やキッチンのテイストに合わせて
設置方法や種類を選ぶと良いでしょう。
収納が不足しがちなキッチンでは
デッドスペースである壁面を
上手に活用して収納することが大切です。
壁面収納であれば、スペースも不要で
お気に入りのアイテムを
インテリアとして飾ることができます。
ただし、飾るアイテムに統一感がなければ
散らかって見えるため注意が必要です。
ニッチ収納や吊り戸棚、マグネット収納など
壁面を有効活用した様々な方法で
キッチン収納を充実させましょう。
