キッチンリフォーム
目次
年々機能が向上し、昔よりもはるかに
便利になっているキッチン家電。
様々なことができるキッチン家電は
私たちの生活を豊かにしてくれます。
そんなキッチン家電を長く使い
続けるためには、定期的な掃除で
清潔に保つことが大切です。
家庭によくあるキッチン家電の掃除方法と
そのポイントを家電別にご紹介します。
まずはキッチン家電の掃除に役立つ
アイテムを見ていきましょう。
全てキッチン掃除にも使えるため家電と
一緒にキッチンも掃除すると良いでしょう。
掃除アイテムの定番となっている重曹は
もちろんキッチン家電の掃除にも役立ちます。
アルカリ性の性質を持っており、
油汚れや焦げといった酸性の汚れを落とすのに
効果的なアイテムです。
100円ショップなどでも手に入れることができ、
スプレーやペーストなど
様々な使い方をすることが可能です。
重曹とは反対の酸性の性質を持つアイテムが
クエン酸で、水垢や皮脂汚れなどの
アルカリ性汚れを落とすのが得意です。
同じく100円ショップなどでも販売されており、
簡単に手に入れることができます。
また、同じ酸性の性質を持つお酢でも
クエン酸と同じ効果を得ることが可能です。
汚れを落としたり拭き取ったりするには
やはりスポンジや布巾が必要です。
スポンジにはウレタン製やナイロン製、
メラミンスポンジなどの種類があります。
水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジは
コーティングされたものや
塗装されたものに使用すると
傷をつける可能性があるため注目しましょう。
隙間や段差の多いキッチン家電の
掃除には歯ブラシが便利です。
毛先の広がってしまった歯ブラシや
もう使わなくなった古い歯ブラシは
すぐに捨てずに掃除に活用しましょう。
毛先が広がって掃除に使いにくい場合は
お湯にしばらくつけておけば
戻すことができます。
では前項でご紹介したアイテムを使った
掃除方法を家電別に見ていきましょう。
炊飯器の掃除には重曹を使います。
まずは外側を重曹スプレーを吹きかけた布巾で
軽く拭き取り、水拭きと乾拭きを行います。
内蓋が取り外せる場合はスポンジで水洗い。
外せない場合は水拭きしましょう。
蒸気口が取り外せる場合は
歯ブラシで擦って汚れを落とします。
酸性汚れとアルカリ性汚れが混在する
冷蔵庫は、重曹とクエン酸の両方を
活用することで綺麗に生まれ変わらせる
ことができます。
まず、冷蔵庫の外側を重曹スプレーを
吹きかけた布巾で拭き取ります。
庫内の掃除を行う際は安全のためにも
電源を切りましょう。
そして重曹スプレーを吹きかけた布巾で
庫内をしっかり拭き取ります。
汚れが落ちない場合や拭き残しが出た
場合は、クエン酸スプレーを吹きかけた
布巾で上から拭き取りましょう。
油汚れの多い電子レンジの掃除には
重曹が役立ちます。
まずは耐熱容器に1カップの水と
小さじ1杯の重曹を溢れないように入れ、
5分間温めます。その後10分程放置しましょう。
重曹水が水蒸気となり、庫内に広がることで
隅の方まで重曹をかけることができます。
その後庫内を布巾で拭き取ります。
重曹が残ってしまわないよう
仕上げに水拭きや乾拭きを行いましょう。
焦げ付きやすいオーブントースターの
掃除にも重曹は効果的です。
まずは粉末の重曹に少し水を足し、
重曹ペーストを作ります。
そしてトースターのパーツを分解し、
作ったペーストをトースターの焦げや
油汚れが気になる部分に乗せましょう。
上からラップをかけてしばらく放置すれば
汚れが浮いてくるので流せる部分は水で流し
流せない部分は水拭きをして
最後に乾拭きで水気を拭き取りましょう。
ミキサーの掃除は重曹を使えば非常に簡単。
まずは50度程度のお湯を1カップ分用意し、
ミキサーに注ぎます。
そこに小さじ1杯〜3杯の重曹を入れ、
稼働させた後10分ほど時間を置きます。
その後お湯を捨て、蓋などの細かい
部分を歯ブラシで擦り汚れを落としましょう。
最後に水を入れ再度稼働させます。
重曹をしっかり流すことができれば完了です。
水垢のつきやすい電気ケトルは
クエン酸を使って掃除をしましょう。
ケトルに満水の水を入れ、
そこにクエン酸を投入し軽く混ぜます。
あとは普段通り沸騰させた後
2時間ほど置いて流すだけで
ケトルの中の水垢を落とすことができます。
年々進化し続けているキッチン家電は
日々の料理を手助けしてくれる
非常に便利なアイテムです。
それらのキッチン家電は定期的に掃除を
すれば長く使い続けることができます。
重曹やクエン酸が掃除に使用できるため、
キッチンの掃除と一緒に
キッチン家電も定期的に掃除する習慣を
つけると良いでしょう。