キッチンリフォーム
目次
水まわりで気になるのが
キッチンの嫌な臭い。
暑い夏が過ぎたといっても、
キッチンで発生する生ゴミは
放置しておくと腐りやすくなり、
悪臭が発生してしまいます。
そんな臭いの消臭に役立つのが
水廻り掃除にも便利な
重曹とセスキ炭酸ソーダです。
ここでは、重曹とセスキ炭酸ソーダを使った
手作り消臭スプレーの作り方と
使い方をご紹介します。
まずは掃除の定番アイテムともなっている
重曹を活用した消臭スプレーの作り方を
ご紹介していきましょう。
作り方は非常に簡単です。
はじめにスプレー容器を用意して
そこに200mlのぬるま湯と40gの重曹を入れ
混ぜ合わせて重曹を溶かすだけ。
スプレー容器も重曹もホームセンターや
100円ショップで手に入れることができます。
あとは気になる部分にスプレーするだけで
簡単に消臭ができ、
小さな子供やペットがいる家庭でも
安全して使用することが可能です。
セスキ炭酸ソーダで消臭スプレーを作る際も
重曹と作り方はほとんど同じです。
セスキ炭酸ソーダで消臭スプレーを作る場合は
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを5gだけ
スプレー容器に入れて混ぜます。
重曹よりも水に溶けやすいため
ぬるま湯にしなくても
簡単に水に溶かすことができます。
重曹やセスキ炭酸ソーダで作られたスプレーは
水廻りの様々場面で活用することができます。
コンロやキッチン家電の掃除に
使用できるのはもちろんですが、
汗や皮脂の臭いが発生しやすい
ランドリーボックスの消臭などにも効果的。
また、生ゴミにスプレーすると
酸性の臭いを中和して消臭すると同時に
雑菌の繁殖を抑えることも可能です。
水廻り以外でもソファーやカーペット、
臭いが気になるクッションなどにも
活用することができます。
消臭だけでなく、虫対策や香りを楽しみたい
という家庭なら、作ったスプレーにアロマオイルを
数滴垂らすのがおすすめです。
ここでは消臭スプレーと混ぜるのに
おすすめのアロマオイルを紹介します。
爽やかでフルーティな香りを持つ
レモンやグレープフルーツなどの
柑橘系のアロマオイルは
油を分解する効果があり、さらに殺菌効果や
消毒効果があるとされています。
特にレモンはそれらの効果が
最も高いと言われており、
雑菌の繁殖を防ぐことができるため
消臭にも役立ちます。
リフレッシュできるハーブ系のアロマオイルは
水廻りにもぴったり。
様々な種類があるハーブですがその多くが
殺菌効果や消毒効果を持っています。
中にはミントのように
防虫効果を持っている種類やタイムのように
防カビ効果を持っている種類もあります。
消臭の他にも害虫対策や
カビ対策を行いたい場合は目的に合わせて
種類を選ぶと良いでしょう。
優しい香りでリラックス効果の高い
樹木系のアロマオイルも
消臭スプレーにおすすめです。
樹木系の中でも清涼感のあるユーカリは
抗菌効果や防虫効果もあり、
ユーカリに似た香りのティートゥリーも
優れた抗菌作用を持っています。
バラに似た甘い香りが特徴のローズウッドや
懐かしい木の香りで人気のヒバなどにも
殺菌効果や防虫効果があります。
簡単に作れて便利な手作り消臭スプレー。
その注意点も確認しておきましょう。
消臭スプレーを重曹を使って作った場合も
セスキ炭酸ソーダを使って作った場合も
あまり日持ちはしません。
1週間〜10日くらいで
消臭効果はなくなってしまうため、
量は使い切れる分だけ作るようにしましょう。
重曹とセスキ炭酸ソーダは両方とも
アルカリの性質を持っています。
そのためアルカリに弱いアルミや大理石、
畳や銅や木材などの素材に使用すれば
変色や塗装剥がれが発生することが
考えられるため、使用しないよう注意しましょう。
臭いが気になるキッチンには
重曹やセスキ炭酸ソーダを使って
消臭スプレーを作りましょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダは
ホームセンターや100円ショップなどで
簡単に購入することができ、
水と混ぜるだけで手軽に消臭スプレーを
作ることができます。
アロマオイルを数滴足せば、
自分好みの匂いにすることも可能です。
簡単に手作りできる消臭スプレーで
キッチンの臭いをなくしましょう。