キッチンリフォーム
目次
昨年から続いている新型コロナウイルスの
蔓延により、家庭での仕事がメインに
なったという人も多いのではないでしょうか。
家庭での仕事は通勤の手間を省くことができ、
落ち着ける環境で行えるのがメリットですが
外に出る機会が減ってしまうことも多く
植物や生き物、外の温度などで
季節を感じる機会が少なくなってしまいます。
家庭でも季節を感じられる季節に合わせた
インテリアのつくり方をご紹介します。
インテリアで季節感を演出するために
押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
色には様々な視覚効果があります。
これは季節感を演出する上でも
かなり大きなポイントとなっています。
暖色系の色は空間を暖かく、寒色系の色は
涼しい空間を演出することができるため、
季節に合わせて色の組み合わせを変えると
室内でも季節を感じられるようになるでしょう。
水回りに使われる素材は限られていますが
素材が空間に与える印象は様々です。
また、水回り設備だけでなく、水回りに
飾られる小物の素材によっても空間が
持つ印象は変わります。
素材に触れた時の感覚や音なども
季節感を演出するには注目したい
ポイントです。
生活に必要な水回りにおいては
設備やインテリアの機能性も
季節に合わせてチェックしたいポイント。
手入れのしやすさや便利さだけでなく、
季節特有の問題に合った機能性のアイテムを
取り入れることも大切です。
前項の3つのポイントを押さえた上で
季節別にチェックしていきましょう。
まずは春を感じられるインテリアと
そのポイントをご紹介していきます。
春に取り入れたい色は爽やかで
明るい印象のあるパステルカラーです。
特に桜を連想させる淡いピンクや
新緑のような優しいグリーンは
狭い水回りでも取り入れやすく、
家にいながらも春の鮮やかな色合いを
楽しむことができるでしょう。
春は植物を育て始めるにもおすすめの季節。
植物はインテリアにもなり、室内の空気も
より新鮮に感じられます。
食材として使える植物をキッチンで育てれば
料理にも春を取り入れることができるでしょう。
夏を感じられるインテリアとポイントを
見ていきましょう。
暑い夏は白や寒色系のアイテム、
ガラスや竹材を使ったインテリアを
取り入れると涼しさを感じることができます。
夏は足の裏にも汗をかきやすいため、
キッチンマットなどの素材選びも重要。
裸足で歩けるよう通気性に優れた
洗濯機にかけられる素材が良いでしょう。
また、夏は家具や設備が日焼けをしたり、
エアコンの風が届きにくい水回りでは
熱気がこもってしまうことも。
それらを防ぐためにもカーテンや窓は
遮光性や断熱性の高いものを選びましょう。
秋を感じられるインテリアと
そのポイントについて次は見ていきましょう。
寒くなり始める秋の季節には
暖色系のインテリアがぴったり。
温かみのある木材を使ったインテリアを
取り入れるのもおすすめです。
小物には紅葉を思わせる赤や黄色、
オレンジなどをチョイスしてみましょう。
インテリアとして直接落ち葉やどんぐりなどの
木の実を取り入れるという方法もあります。
またトイレや浴室の照明を電球色と呼ばれる
オレンジの照明に変更すれば
秋の落ち着いた印象を演出できるでしょう。
最後に冬を感じられるインテリアと
ポイントをチェックしていきましょう。
冬は秋と同じで暖色系インテリアがおすすめ。
雪のような白を取り入れれば秋とは
また違った空間を演出することができます。
寒さが厳しくなる冬はウール素材やボア素材、
冬らしさのあるノルディック柄の小物やマットを
取り入れましょう。
結露が発生しやすい水回りの窓には
雪の結晶などが印刷された
結露防止シートを貼ることでインテリア性と
機能性を両立させることができます。
インテリアを楽しみたくても、
夏の暑さや冬の寒さによって自由に楽しめない
という場合には外気の影響を抑えるための
断熱リフォームがおすすめです。
内窓を設置する、複層ガラスに変更する
断熱材を床や壁に入れるなどの
断熱リフォームを行えば、
暑さや寒さから住宅を守ることができるため
今よりもっと自由にインテリアを楽しむ
ことができます。
家にいる時間が増加した近年、
外に出る機会が少なくなり
季節を楽しむ時間が減少しています。
しかし、インテリアに季節感を取り入れる
ことで、室内でも季節を楽しむことができます。
季節に合わせて模様替えを行う際は
色や素材を意識してより季節を感じられる
インテリアにしましょう。