キッチンリフォーム
目次
環境の悪化により、レジ袋の有料化など
エコが叫ばれるようになった現在。
無駄なゴミを減らす活動が様々な場所で
行われ、家庭でも資源削減に取り組むよう
勧められています。
私たちは毎日の生活で様々なものを
捨ててしまっていますが、実は捨てるものも
工夫次第で再活用することができるのです。
今回はどんな家庭でも出る水回りの
捨てるものを上手に再活用する方法に
ついてご紹介します。
水回りで出る捨てるものと、その再活用
方法をチェックしていきましょう。
最近では芯の出ないトイレットペーパーも
販売されていますが、芯のあるトイレットペーパーを
使用している家庭がほとんどでしょう。
トイレットペーパーの芯はケーブルや
ポスターなどの収納ホルダーや、植物を
植えるポットとして再利用することが可能です。
切ることでトイレットペーパーの芯と
同じように再利用できるラップの芯ですが、
トイレットペーパーよりしっかりしているため
ヘアゴムやブレスレットなどの収納にも役立ちます。
ラップの箱は刃の部分を活かして
マスキングテープの収納として
再利用するのがおすすめです。
毛が開いてしまったものや
ゲストが使用していた使い捨ての歯ブラシは
水回りのあらゆる場所の掃除に便利です。
お湯を使って柄を曲げればより使いやすくなり
窓のサッシや排水口などの
細かい部分の掃除に活用できます。
お菓子などに入っている乾燥剤は
粒状のシリカゲル、もしくは粉状の
石灰乾燥剤が主なものとなっています。
シリカゲルはフライパンに開け、
青色になるまで加熱することで
乾燥剤として復活させることができます。
石灰乾燥剤は復活させられるものではないため
植物の肥料などに活用するのがおすすめです。
生鮮食品などに付いてくる保冷剤は
意外にも幅広い再活用方法があります。
氷の代用品として活用できるのはもちろん、
他にも消臭剤として活用できたり、
鏡の掃除などに活用することも可能です。
アロマオイルを数滴垂らせば芳香剤として
活用することもできる便利アイテムなので
捨ててしまう前に試してみると良いでしょう。
キッチンでは食べ物や飲み物からも
捨てるものが多く発生します。
それらの再活用方法も知っておきましょう。
食べ終えたみかんの皮は
調理することでジャムやみかんピールとして
利用することもできますが、
お風呂に浮かべたり乾燥させてポプリにすれば
香りを楽しむこともできます。
また、油汚れの掃除やシンク掃除
グリルやレンジの消臭にも効果があり、
煮汁を作れば畳や窓の掃除にも役立ちます。
コーヒーをドリップすると出る残りカスも
工夫次第で幅広く活用することができます。
乾燥させてから袋や容器に入れれば
消臭剤や脱臭剤として使うこともでき、
土と混ぜて撒けば肥料としても役立ちます。
また、コーヒーの香りは
蚊が嫌いな香りとも言われており、
乾燥させてから火をつけて煙を焚けば
蚊除けの効果もあるとされています。
子供がいる家庭では工作などにも使われる
牛乳パックは縦に切って開けば、
油切りパッドや簡易まな板として
横に切ったら底は使い捨てゴミ箱や容器、
中心は型や仕切りなどに
活用することができるアイテムです。
切り方で様々な形にアレンジすることが
できるので自分なりの使い方を
見つけるのも良いでしょう。
お米を炊く時に出る米のとぎ汁は、
米ぬかに含まれる多くの成分が溶け出しており、
様々な方法での再活用が可能です。
例えば油のこびりついた洗い物をつけ置くと
油が落ちやすくなったり、
ニオイのつきやすいプラスチック容器の
ニオイ消しにも効果があります。
洗髪や洗顔にも使うことが可能です。
卵が入っている卵パックは小分け収納や
料理の際の型として活用することができます。
調味料や液体を小分けして冷凍したい場合にも
卵パックはぴったりです。
使いたい時に使いたい分をハサミで切れば
使いたい分だけを取り出すことができます。
エコや資源削減が注目され始めた近年。
家庭でも捨てるものを再利用し
無駄なゴミを減らすことで
環境問題の解決に役立ちます。
ゴミを捨てる際は一度、
他のことに再利用できないか考えて
上手に再利用するようにしましょう。
