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目次
食器と洗剤を入れるだけで
代わりに食器を洗ってくれる食洗機は、
家庭に取り入れたい便利な設備のひとつです。
しかし、便利な食洗機も水漏れが発生すると
使用することができなくなってしまいます。
食洗機で洗い物を済ませる習慣があると
突然の手洗いは余計面倒に感じるでしょう。
食洗機から水漏れが発生した際にとる
ことができる対処法と、水漏れの原因と
なりうる要因についてご紹介します。
水漏れの対処を行うにはまず、
その原因を知る必要があります。
そこで、食洗機の水漏れに繋がる可能性のある
要因について見ていきましょう。
食洗機には食洗機専用の洗剤を
使わなければなりません。
誤って通常の食器用洗剤を使用してしまうと
多量の泡が庫内に発生し、
その結果水漏れに繋がります。
水漏れによって被害を被るだけでなく、
泡が残っていると食洗機が使えなくなったり
食洗機の異常や故障の原因ともなるため
間違えないよう注意が必要です。
ビルトイン食洗機の場合は
位置を移動させることができないため
関係ありませんが、据え置き型食洗機の
場合は必ず水平な場所に食洗機を
設置しなければなりません。
設置場所が斜めになっていると
食洗機の中の水が漏れてしまいます。
再度食洗機の設置場所が水平かどうか
確認してから使用しましょう。
水漏れの原因として多いのが
給排水ホースの劣化や接続不良です。
長年使い続けている食洗機の場合は
油の付着や硬化などの原因により、
ひび割れを起こしている可能性があります。
また、据え置き型の食洗機を移動させてから
水漏れが発生した場合は
ホースが抜けてしまっているかもしれません。
必ずホースの状態は確認してから
食洗機を使うようにしましょう。
食洗機から水漏れが発生した場合、
まず行うべきは水を止めることです。
先に水道の元栓を閉めましょう。
戸建ての場合は敷地内の地面に埋まっている
水道メーターを開け、バルブを閉めます。
マンションの場合は玄関出てすぐの壁面
にあるパイプスペースを開け、
水道のバルブを回して閉めます。
その後、食洗機の水栓を閉めましょう。
ビルトイン食洗機の場合は食洗機下、
あるいはキッチン下にあります。
据え置き型食洗機は分岐水栓を閉めましょう。
元栓と水栓を閉めて水を止めたら
水漏れの対処に移ります。
原因別にその方法を見ていきましょう。
・洗剤が原因の場合
通常の食器用洗剤を誤って
食洗機に使ってしまった場合の対処法を
チェックしていきましょう。
ダメージが大きくないのであれば
食器を食洗機から取り出して1時間以上
放置したのち、スピーディーコースなどで
2回あるいは3回と泡がなくなるまで
繰り返し運転しましょう。
泡がなくなってもエラー表示が出ている場合は
水漏れの可能性が高いため、
設置した業者などに相談すると良いでしょう。
設置場所の傾きにより
食洗機から水漏れが発生する場合には
設置場所を変える必要があります。
食洗機の場所を変える際は
中に何も入っていない状態にして
水平な場所に移動させましょう。
水平がどうかわからない場合は
市販の水平器あるいはスマホのアプリなどを
活用すると判断に役立ちます。
食洗機の給排水ホースは食洗機を使用する前に
必ず確認しておくようにしましょう。
まずホースがしっかり接続できているか、
接続部分のナットは緩んでいないか、
ホースまたはホース両端につけられている
ゴムパッキンがひび割れていないか
しっかり確認しましょう。
ナットが緩んでいる場合は締め直し、
ホースやゴムパッキンにひび割れが
見られる場合は水漏れに発展する前に
交換するようにしましょう。
ここまで食洗機から水漏れが起こる原因と
その対処法をご紹介してきましたが、
水漏れの対処を行う際1点だけ
注意しなければならないポイントがあります。
それは食洗機の電源を切らないこと。
水漏れが発生すると焦って電源を切ったり
コンセントを抜いたりしてしまいがちですが
電源が落ちると排水ポンプも停止するため
水漏れが余計酷くなってしまいます。
水漏れが発生した際は焦らず、
まずは水を止めるようにしましょう。
食器洗いを行ってくれる食洗機は
様々な原因によって
水漏れを起こす可能性があります。
しかし、その原因となる要因や
対処法を事前に知っておけば
焦ってしまうこともありません。
食洗機が水漏れを起こした際は
まず水道を止めてから原因を調べて
正しく対処しましょう。
