キッチンリフォーム
目次
調理や洗い物で毎日使用するキッチンは
使用頻度も高く、使用している時間も
長くなりがちなポイント。
そんなキッチンで気になるのはやはり
電気やガスなどの光熱費でしょう。
火をつけたりお湯を出すのにガスを使い、
家電を使用する際は電気を使い、
洗い物などには水道を使うため
光熱費のうちの多くの割合を
キッチンが占めているとも言えます。
ここではキッチンでかかる光熱費を
抑える方法についてご紹介します。
まずはガスコンロの使用や
お湯の使用でかかるガス代の
節約方法を見ていきましょう。
冬の洗い物は水が冷たくなりすぎるため
お湯で洗う家庭が多いでしょう。
洗い物をお湯で行う際は冷たくない
程度の低温に設定することで、
ガス代を抑えることが可能です。
洗い物で使う水量は少なくないため、
設定温度を1度下げるだけでも
大きな節約になるでしょう。
煮物や麺を茹でるのにお湯を使用
する場合は水を火にかけて沸かす
のではなく、給湯器のお湯を沸かす
ようにしましょう。
ガスコンロよりも給湯器の方が
熱効率が良いため、ガスの無駄遣いを
抑えることができます。
電気ケトルがある場合は、ケトルで
お湯を沸かしてから火にかけるのも
節約になるでしょう。
コンロで調理を行う際は火の大きさを
強くしすぎないことも大切です。
火が強すぎて鍋からはみ出てしまうと、
その分無駄なガスを消費することになります。
また、鍋の劣化も進んでしまうため
火の大きさは鍋のサイズや食材に合わせて
調整するようにしましょう。
次にキッチン家電の使用にかかる
電気代の節約方法を見ていきましょう。
食材の保存に必要な冷蔵庫は、
ほとんどの家庭に設置されています。
冷蔵庫にかかる電気代を節約するには、
ものを詰め込みすぎない、無駄な開閉を
減らす、設定温度を適切に管理する
ことなどが大切。
また、冷蔵庫自体が熱をもってしまう
ため、壁から適切な距離を離して設置する
熱いものはある程度冷ましてから
入れるようにするなどの工夫も必要です。
お米を主食とする日本では、
炊飯器を置いている家庭がほとんど。
炊飯器は保温機能が最も電力を消費する
と言われており、保温機能を一晩つけて
おくよりも、2回炊いた方が
電気代が安いと言われるほどです。
炊飯器を使用する際はタイマー機能などで
食事の直前に炊き上がるよう設定しましょう。
再度温め直す時も、電子レンジで温めた方が
電気代を節約することができます。
最後に洗い物などでかかる
水道代の節約方法をチェックしましょう。
鍋や食器にこびりついた汚れを洗う時、
水を流しっぱなしにしてしまいがち。
水を流しっぱなしにすると無駄な
水道代がかかってしまうため、
取りにくい汚れはつきおき洗いで
浮かせて洗うようにしましょう。
他の食器も溜め洗いにすれば
無駄な水道代を抑えることができます。
キッチンの水栓に節水コマや
節水シャワーヘッドなどの
節水アイテムを取り付けることで
水道代を節約する方法もあります。
節水アイテムを取り付ける際は
事前に既存の水栓に取り付けられるものか
確認しておくことが大切です。
細かな工夫だけでもキッチンにかかる光熱費を
ある程度抑えることが可能です。
しかし、より節約したいという場合や
細かな工夫はめんどくさいという場合は
省エネ設備へのリフォームを検討しましょう。
エコキュートやエコジョーズなどの
エコ給湯器に交換すると
光熱費の削減に役立ちます。
エコキュートは電気を燃料とする給湯器で
エコジョーズはガスを燃料とする給湯器です。
電気のプランやガスのプラン、
家族構成やライフスタイルによって
どちらがお得になるかは異なります。
家庭に合ったエコ給湯器を選びましょう。
洗い物を代わりにこなしてくれる食洗機は
意外にも水道代の節約に効果的。
食洗機はお湯を循環させるて効率よく
食器を洗浄することができるため、
手洗いより衛生的かつ水道代を抑えて
洗い物をこなすことが可能です。
こびりついた汚れはつけおきで浮かせておけば
食洗機で洗っても残ることはないでしょう。
ガス、電気、水道の全てを使うキッチンでは
温度の設定や使い方の見直しなど
今すぐにでもできる簡単な工夫で
光熱費を大きく削減することができます。
食洗機やエコ給湯器を取り入れれば
もっと簡単に光熱費を抑えることが可能です。
キッチンでかかる光熱費を今一度見直して
節約に力を入れてみてはいかがでしょうか。