キッチンリフォーム
目次
毎朝歯磨きや洗顔をするために立つ洗面所、
ゲストが使用することもあるトイレ、
1日のうちの長い時間を過ごすキッチン、
リラックスするための浴室。
毎日使用するこれらの水回りは、
明るく清潔な空間にしておきたいものです。
しかし、実際の水回りはジメジメとしていて
暗くなりやすいというのが現実。
この記事ではそんな暗い水回りを憧れの
明るい水回りにするためのポイントについて
ご紹介します。
まずはなぜ水回りが暗くなりやすいのか
また、どのような水回りが暗くなりやすいのか
その特徴をチェックしていきましょう。
水回りに太陽の光が入らない、または
入りにくい場合は自然と暗くなってしまいます。
例えば水回りに窓がなくて光が入らない、
高いビルに家が囲まれている、
日当たりの悪い北側に水回りがある
などの場合は、照明だけで明るさを
補うこととなるため暗くなりやすくなります。
水回りをシックな印象にしようと黒やグレー
などのダークカラーを基調としたインテリアを
選ぶと、水回りが暗くなってしまう場合があります。
黒やグレーは広々としたスペースにあると
高級感のある印象を受けますが、
狭いスペースにあると圧迫感を感じ、
より狭く暗い印象を与えてしまいます。
消耗品や掃除道具など様々なものが
必要となる水回りですが、それらが見える
範囲にたくさんあると圧迫感で空間が
暗く見えてしまいます。
特に派手なパッケージのものや、黒っぽいものが
多いと、余計圧迫感があるため注意が必要です。
暗い水回りを明るくするために
押さえておきたいポイントは以下の3つです。
太陽の光を取り込むために必要な窓は
採光の効果だけでなく、湿気が溜まり
やすい水回りの風通しを良くしてくれる設備です。
また、窓を設置することで水回りに
開放感を与えることもできます。
湿気を防いでくれて明るさと開放感を
演出してくれる窓は水回りに必要不可欠な
設備とも言えるでしょう。
どの部屋にも付いている照明は
明るさを演出するのに欠かせない設備です。
照明のデザインや色、明るさによって
空間の見え方も変わってくるため
照明はインテリアの一つとも言えるでしょう。
明るさの調整だけでなく、空間の雰囲気も
変えることのできる照明は、空間作りの
重要なポイントとなります。
空間の印象そして水回りの使いやすさを
左右するインテリアは、明るさを演出する
際にも注目すべきポイントです。
水回りではキッチンやトイレ、洗面台や
浴槽などの設備に加え、壁や床、
小物類などもインテリアとして数えられます。
まずはポイントの1つ目である窓で
水回りを明るくする方法を見ていきましょう。
窓で水回りを明るくするには、方角に
注目することが大切です。
日当たりの悪い方角に窓を設置しても、
うまく光を取り込むことができません。
窓を設置するならおすすめは、一日中
光が入る南側です。
そしてもう1つ重要なポイントは窓を設置
する位置です。
1つの窓でたくさん光を取り込むためには
高めの位置に設けることが大切。
太陽に近くなることで光を取り込みやすく
なります。
次にポイントの2つ目である照明で
水回りを明るくする方法を見ていきましょう。
照明を選ぶ際はまず、照明の明るさが
空間の広さに合っているか確認する
必要があります。
照明の適用畳数表示を確認して
空間の広さに合ったものを選びましょう。
そしてキッチンや洗面所などでは
部分照明を組み合わせることで
手元の見やすい明るさになります。
部分照明を取り付ける際は、影になりやすい
場所や、特に見づらい場所に照明が当たる
よう調節しましょう。
最後にポイントの3つ目、インテリアで
水回りを明るくする方法を見ていきましょう。
インテリアで注目すべきポイントは色です。
色には様々な効果があると言われており、
水回りにおすすめなのは膨張色である白や
軽く柔らかい印象のあるパステルカラーです。
シックな印象の黒は収縮色とも言われており、
空間を引き締める効果があるとともに
空間を小さく見せてしまうため、
狭い水回りではあまりおすすめできません。
水回りのインテリアを白で統一すると
清潔感があり、白は光を反射させるため
明るさを演出することができます。
狭く暗い水回りを明るくするポイントは
窓、照明、インテリアの3点です。
これらを工夫して選ぶことで水回りを
明るく清潔に演出することができます。
生活の中で必ず立つ水回りが明るくなれば
毎日を明るく過ごすことができるでしょう。
水回りが暗いと感じた時は今一度、窓や照明、
インテリアを見直して見ることをおすすめします。