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目次
1大イベントである家のリフォーム。
そんなリフォームを行うにあたって
知っておきたいのが見積書の見方です。
リフォームを依頼する業者や予算を決めるのに
重要な役割を持つ見積書は、
見方がわからないと損することもあり、
場合によっては悪徳業者に騙される可能性も。
満足のいくリフォームを行うためには
見積書の見方を知っておくことが
欠かせないと言えるでしょう。
この記事では、リフォームを成功させるための
第一歩である見積書の見方について
詳しく解説します。
普段の生活で見積書を目にすることは
仕事で他者とのやり取りを行っていない限り、
滅多にないのではないでしょうか。
見積書とは、リフォームの内容や金額を
概算して書面に記したもの。
大きく材料費・施工費・諸経費に分けて
構成されている場合が多く、
これを基準にしてリフォームが行われるため
しっかり確認しておく必要があります。
リフォームを行う際には、
見積もりを複数のリフォーム業者に依頼して
見比べることがリフォームを成功させるために
重要となります。
では早速、リフォームに欠かせない
見積書の見方とポイントについて
確認していきましょう。
複数の業者に見積もりを依頼する際は
見積書に記載された社名で
見積書を見分けることができますが、
同じ業者に何度も見積もりを依頼する場合は
中身が似通っているためどれがいつの見積書か
わからなくなる可能性があります。
どの段階の見積書か判断するためにも
見積書の作成日は確認しておきましょう。
基本的に会社で正式に作成された書類には
押印または署名がされています。
法で決められているわけではないため
業者によっては押印をせず見積書を
発行している場合もありますが、
正式な書類として作成されていない可能性も
全くないとは言えません。
トラブルを防ぐためにも
見積書には押印をしてもらうよう
お願いしましょう。
見積書には設置する設備や使用部材の
型番やメーカーも記載されています。
型番の記載が間違ったままリフォームが
始まると、K間違った部材が使用されて
しまうため、見積もりの時点で
間違いがないか確認しておきましょう。
インターネットで調べて価格が適正であるか
確認するのも良いでしょう。
型番と同じく、単価や材料の数量も
チェックしておくと良いでしょう。
単価が他社に比べて異様に高い場合や
材料の数量が異様に多いと感じた場合は
担当者に確認してみましょう。
見積書には必ず諸経費あるいは
その他経費などといった細かく分類できない
費用をまとめた項目が記載されています。
諸経費には会社の経費や
営業担当の交通費などが含まれており、
その金額はリフォーム費用の8%〜15%が
相場とされています。
高く感じた場合は、他にどんなものが
含まれているか確認すると良いでしょう。
ついつい先に目がいってしまう金額ですが、
合計金額を確認するのは
以上の細かい部分をチェックしてからです。
合計金額に間違いがなくても
単価が異様に高い場合や
型番が抜けている場合もあるため、
内容をしっかり確認してから合計金額に
間違いがないかをチェックしましょう。
見積書には有効期限が設けられている
場合が多く、有効期限を過ぎてしまうと
金額が変更となる可能性があります。
だからといって焦って契約してしまうと
失敗することも考えられるので
有効期限内で慎重な判断を心がけましょう。
有効期限が短い場合は、契約を急かす
悪徳業者である可能性もあるので
注意が必要です。
見積書の内容と見方がわかったところで
注意点について確認していきましょう。
見積書で最も大切なのは
不明瞭なまま判断しないという部分です。
見積書には建築用語が使われる場合もあり、
内容がわかりづらかったり
大雑把に記載されている場合もあります。
そういった場合には担当に確認して、
自分がしっかり理解できるように
書き換えてもらうなり、
説明してもらうようにしましょう。
基本的に見積書には
依頼者が署名することはありません。
署名は契約を交わす際にするもの。
見積書に署名欄がある場合は注意が必要です。
なんとなく署名してしまうと
契約したことにする悪徳業者がいるため、
署名が必要な場合は担当者に
理由を確認することが重要です。
リフォームに欠かせない見積書は
リフォームを成功させるためにも
必ずしっかりと確認しておくことが重要です。
合計金額だけでなく型番や単価、
有効期限など細かな内容もチェックして
間違った部分がないか不明瞭な部分がないか
入念にチェックしましょう。