その他
目次
自宅におしゃれなワインセラーがあると
優雅な気分を味わうことができます。
そんなワインセラーですが、
ワインはもちろん、他の収納としても
使えることをご存知でしょうか。
そんなワインセラーの選び方と
その他の使い方について
ご紹介していきたいと思います。
ワインセラーの購入を検討中の方や
ワインセラーを有効活用したい方は
是非参考にしてみてください。
ワインを保管するのに使われる
ワインセラーは実際、どんな設備なのかを
まずは解説していきたいと思います。
最も大きな機能として、
ワインの保管に適正な12℃〜15℃の温度に
庫内を保ち続ける機能があります。
また湿度を70%〜80%に保つこともでき、
少しの温度や湿度の変化で
味が変わってしまうワインを保存するには
欠かせない設備と言えるでしょう。
中には最低温度を0℃に設定できる
ものもあり、これを冷蔵庫の代わりとして
使用している方もいるようです。
ワインセラーを選ぶ前に冷却方法の種類と
特徴についても知っておくと良いでしょう。
比較的安価でコンパクトなペルチェ式は
稼働音が静かなのが特徴です。
しかし、冷却パワーが
それほど強くないのが弱点です。
ペルチェ方式のワインセラーを設置する際は、
北向きの涼しい部屋など
出来るだけ涼しいスペースに置くことを
心がけると良いでしょう。
最も冷却能力に優れているのが
コンプレッサー方式です。
冷蔵庫と同じ方法で冷却を行っており、
ドアの開け閉めによる温度変化にも強く、
消費電力も抑えることができます。
音と振動の大きさが弱点ですが、
防振処理がされた商品も販売されており、
業務用などの大型の商品には
コンプレッサー方式が最も使われています。
アンモニア方式とも呼ばれる熱呼吸式は
コンプレッサー方式ほどではありませんが、
充分な冷却能力を持ち、
かつ振動や音の少ない種類です。
気化熱を利用して冷却を行うため
負担が少なく、ワインセラーを
長く使い続けることができます。
冷却方法の違い以外にも
ワインセラーを選ぶ際に
チェックしておきたいポイントがあります。
ワインセラーには、約10本程度のワインを
保管できる小型の商品から
50本以上保管できる大型の商品まで
様々なサイズのものがあります。
人気が高いのは12本用のワインセラーで
スペースがあれば、ワインと一緒に
他のものを収納することも可能です。
ワインを嗜む方の中には毎日飲むという方と
熟成させて特別な日に飲むという方が
いらっしゃるでしょう。
ワインセラーの中には長期熟成に必要な
加温機能を搭載した商品も販売されています。
家庭で熟成させたワインを楽しみたい方は
加温機能付きを購入すると良いでしょう。
ワインの保管に適正な温度は
赤ワインも白ワインも同じですが、
サーブ適温と呼ばれる美味しく飲むための
温度は、それぞれ違う温度になります。
そのため、ワインを細かく管理したい
という家庭には、上段と下段で温度を
変えられる機能がついた
ワインセラーがおすすめです。
ワインセラーを設置する際には
設置環境に注意が必要です。
ワインセラーの設置場所は湿気が少なく、
直射日光が当たらない場所を選びましょう。
家庭で最もワインセラーの設置に
おすすめの場所はパントリーです。
ワインセラーの購入と併せて
パントリーの設置を
検討してみるのも良いでしょう。
また、置き場所に困るという方には
ビルトインタイプがおすすめです。
キッチンの大きさに合わせて
15cm単位で幅を選ぶことができます。
ワインを保管するために
様々な機能が備わったワインセラー。
ワイン以外にはどんなものを収納するのに
向いているのでしょうか。
ワインセラーはワインだけでなく
日本酒やビールなど様々なお酒の保管にも
ピッタリの設備です。
さらに、ワインと相性の良いチーズや
チョコレート、オリーブオイルなどの
保存にも向いています。
加えて味噌や漬物などの発酵にも
向いており、野菜や米の収納にも
使えるので冷蔵庫がもう1つ欲しい
という場合にもおすすめです。
温度を一定に保つことができるため、
ワインだけでなく、様々なものの
保存にも役立つワインセラー。
インテリアとしてもおしゃれな
ワインセラーは、ワインを嗜む時は
もちろん、食材の保存場所を
増やしたいという場合にも
おすすめの設備です。
ワインセラー設置にパントリーを設える
のもまた一つのアイデア。
自宅にワインセラーを取り入れて
ちょっとリッチな気分を
味わってみてはいかがでしょうか。
