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新型コロナウイルスにより
外出自粛が叫ばれている現在。
なかなか旅行に行くことが難しいため
収束したら長い旅行に出かけようと
考えている方も多いのではないでしょうか。
旅行などで長期間家を空ける場合
旅行のための準備だけでなく、
しばらく空けておく家の方も準備が必要です。
では、なぜ準備が必要なのか
どんな準備が必要なのか見ていきましょう。
家を空けるために準備が必要な理由、
それは不在中のトラブルを防ぐためです。
実は不在中にも起こる水回りのトラブルには
以下のようなものがあります。
長期間不在にすることにより最も
発生しやすいトラブルが
悪臭がする・虫が湧いているというものです。
このトラブルの原因は、
排水管の中にある”封水”という水で
この封水がなくなることにより起こります。
封水は本来、下水からくる臭いや害虫を
室内に侵入させないようにする
役割を担っていますが、
長期間不在にするとこの封水が蒸発して
臭いや害虫が入ってきてしまいます。
水道を使っていないから水漏れは
絶対起こらないなんてことはありません。
水道を使用していない不在中にも
水漏れが発生する可能性はあります。
蛇口が閉まりきっていないことに気づかず、
外出してしまったりすると
帰ってきた時には家中に水が溢れ返り、
多額の水道代と修理費がかかってしまいます。
これからの季節に特に注意したいトラブルが
水道管の破損です。
不在中に氷点下を超えるような寒い日があると
水道管が凍結し、膨張して
水道管が破損してしまう場合があります。
水道管が破裂するとそこから水漏れなど
更なる被害が発生することが考えられるため
事前の対策が必要になります。
不在中の様々なトラブルを防ぐには
事前の対策が重要です。
どのような対策が必要か見ていきましょう。
悪臭と害虫の発生を防ぐにはまず、
排水口周りを清潔にしておくことが重要です。
取り外せるパーツは外して
しっかりと洗いましょう。
パーツが綺麗になったら封水の蒸発を防ぐため
市販の蒸発防止剤を使用したり、
排水口のフタを閉めたりして対策しましょう。
水漏れは水を使用するあらゆる場所から
発生する必要があります。
そんな水漏れですが、
水道の大元である元栓を閉めることで
防止することができます。
家中の蛇口が閉まりきっていることを
念のため確認してから
水道の元栓を閉めるようにしましょう。
水道管を破裂させないため、
凍結を防ぐには2つの対策が行えます。
1つ目は水道管内の水抜きをすること。
止水栓を閉めて
新たな水が出ない状態にしてから
蛇口を開けて水抜きを行いましょう。
2つ目は水道管自体を温めること。
市販の保温テープや凍結防止ヒーターなどの
凍結防止アイテムを設置して
水道管を温めることで
凍結を防止することができます。
梅雨の時期や冬場に家を空ける場合は
湿気が溜まり、カビが発生する可能性が
あるため、湿気対策も必要となります。
不在中に行える湿気対策としては、
まず換気を良くすることが挙げられます。
キッチンや浴室の換気扇は回しっぱなしにして
湿気が溜まらないように対策しましょう。
また、除湿剤を設置しておくのも効果的です。
湿気が溜まりやすい場所を中心に
部屋中に設置しておくと良いでしょう。
久しぶりに家に帰ったらまずは水回りで
問題が発生していないか
チェックしましょう。
元栓を開け、蛇口をひねって水が
出ることを確認し、周囲で水漏れが
発生していないかどうかもチェックしましょう。
水漏れが発生している場合は、
早急に専門業者に修理を依頼しましょう。
トイレなどは水を一度流した後、
コップなどで少し多めの水を追加して
封水切れによる悪臭を防止します。
長期間の旅行を楽しむためには
旅行準備のうちのひとつとして
家を空けるための準備も行うことが大切です。
蒸発防止剤やフタを利用して
封水の蒸発を防止する対策。
蛇口と元栓をしっかり閉めて
水漏れを防止する対策。
水抜きを行い、凍結防止アイテムを利用して
水道管の凍結を防止する対策。
換気扇や除湿剤を利用して
湿気が溜まるのを防止する対策。
この4つの対策をしっかり行っておけば、
安心して家を空けることができるでしょう。