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目次
2021年になっても未だに続く
新型コロナウイルスの感染拡大。
以前よりリフォームや新築、
住宅の購入を検討していた場合でも
仕事やボーナスが減ってしまったことで
躊躇っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな方に是非知ってもらいたいのが
グリーン住宅ポイント制度という
お得な新制度です。
ここではグリーン住宅ポイント制度について
詳しく解説します。
グリーン住宅ポイント制度は、
コロナ禍により落ち込んだ経済の回復を
目的として作られた制度。
家のリフォームや新築、
購入の際に条件を満たせば
1ポイントが約1円として使えるポイントを
もらうことができるというものです。
条件には細かい決まりがありますが、
最大限満たすことができれば
新築で100万ポイント付与される、
つまり100万円分お得に家を建てることが
できるという非常にお得な制度です。
では、グリーン住宅ポイント制度を
活用するための条件を見ていきましょう。
対象となるのは2020年12月15日から
2021年10月31日までの期間で
売買契約または工事請負契約を
締結した場合となっており、
新築住宅の建築、新築・中古住宅の購入、
住宅リフォームの一部が対象となります。
その中にも条件があり、
新築住宅の場合は省エネ基準を満たすもの
中古住宅の場合は
空き家バンクに登録されている住宅か、
災害リスクが高い地域または東京圏からの移住
あるいは住宅の除却に伴い
中古住宅を購入する場合が対象となります。
リフォームの場合は、
断熱工事やエコ設備の設置が条件となります。
これらに加え、耐震工事やバリアフリー工事を
行う場合はその分も対象となります。
ではグリーン住宅ポイント制度でもらえる
ポイントは何に交換できるのでしょうか。
交換できるアイテムは今後
公募によって選定される予定となっており、
新しい生活様式に合わせた住宅工事、
テレワークで役立つものや感染予防が
できるアイテム、または防災アイテムや
子育てグッズ、省エネアイテムや健康に
役立つものなどが交換対象アイテムとして
想定されています。
詳しくは国土交通省のホームページを
チェックしてみましょう。
次に実際にもらえるポイントについて
順番に見ていきましょう。
新築住宅の場合
省エネ基準に適合する住宅で30万ポイント、
より高い省エネ性能を持つ住宅は40万ポイント
を受け取ることができます。
災害リスクが高い地域や東京圏からの移住、
または多子世帯の場合や
三世代同居仕様の場合は特例として
30万ポイントが60万ポイントに
40万ポイントが100万ポイントになります。
中古住宅の場合は空き家バンク登録住宅、
または以上の移住の場合は30万ポイント、
住宅の除却が伴う場合は15万ポイントと
なっています。
リフォームでもらえるポイントの上限は
30万ポイントとなっており、内容によって
細かくポイントが振り分けられています。
上限には特例があり、
40歳未満の世帯や子育て世帯のリフォーム、
またはそれ以外の世帯でも
安心R住宅を購入してリフォームする場合は
上限が40万ポイントに
40歳未満の世帯や子育て世帯が
既存住宅を購入してリフォームする場合は
上限が60万ポイントになるとされています。
グリーン住宅ポイント制度以外にも
住宅の購入やリフォームで活用できる
様々な制度があります。
10年以上のローンを組んで住宅を
建築・購入したりリフォームをした場合に、
住宅ローン残高の1％を
所得税から控除してくれる制度です。
省エネ性能の高い住宅”ZEH”を建築・
購入したりまたはリフォームにより
ZEHにする場合に補助金が出る制度です。
住宅を購入すると最大50万円の給付金を
現金で受け取ることができる制度です。
他にも様々な制度があるため、
事前にチェックするのをおすすめします。
コロナウイルスの感染拡大によって
落ち込んだ経済を回復するために設けられた
グリーン住宅ポイント制度。
制度の概要を正しく理解し、
対象や条件を事前に確認しておけば
制度をフル活用することができ
新築もリフォームも安くすることが可能です。
グリーン住宅ポイント制度だけでなく、
その他の制度も事前にチェックして
よりお得に新しい住まいを手に入れましょう。
