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目次
半身浴は身体に良い入浴方法
として知られていますが、全身浴も
おすすめです。
半身浴と全身浴はどちらも
健康的な入浴方法とされており、
それぞれが身体に与える影響は
異なります。
全身浴の正しいやり方や、得られる
効果などについて解説していきます。
全身浴という言葉自体は
あまり聞き馴染みのないものですが、
全身浴とはいつものように肩まで
お湯に浸かるという入浴方法です。
体が温まり血流が良くなる温熱作用、
体の負担を軽減しリラックスできる浮力作用、
マッサージのような効果がある水圧作用の
3つの作用が働きやすい
入浴方法だと言われています。
特に全身浴が与える水圧作用は大きなもので
高い疲労回復効果を得られることができます。
全身浴では水圧が全身にかかると
言われており、身体への負担は
大きいものの、その分非常に高い
マッサージ効果があります。
また、全身浴は身体が温まるのが速く
血流が3倍〜5倍ほど良くなるとも言われており
冷え性の改善にも効果的です。
正しい全身浴とはどのようなものなのか
ポイントごとにチェックしていきましょう。
入浴前や入浴後に水分を補給することが
大切だというのは聞いたことがある方も
多いのではないでしょうか?
全身浴では1回で約500mlの水分が体内から
汗として分泌されると言われています。
入浴中に失った約500mlの水分は
入浴前や入浴後、入浴中に
少しずつ補給することが重要です。
この時補給する水分は常温の水がおすすめ。
冷たい水だとせっかく温まった身体が
冷えてしまうので注意しましょう。
熱いお湯の方が身体がすぐ温まるし
好みだという方も少なくないでしょう。
しかし、42度以上の熱いお湯は
交感神経と呼ばれる神経の働きを活発にし、
身体を興奮状態にしてしまいます。
そうなると血圧が上がり、
ヒートショックなどの原因になる可能性も。
体温より少し高い40度のお湯であれば、
交感神経とは真逆の
副交感神経を刺激することで
高いリラックス効果を得ることができます。
入浴の適正な時間は
合計10分〜15分程度と言われています。
それ以上の入浴は肌の乾燥を促すため
控えるようにしましょう。
肌の潤いを保っている成分はお湯に浸かると
体外に溶け出してしまいます。
長く浸かればその分成分が溶け出して
肌の乾燥へと繋がるので注意が必要です。
そして入浴後は乾燥を防ぐためにも
10分以内に保湿する習慣をつけましょう。
入浴でせっかく温まった身体を
冷やすような行為には注意が必要です。
先述のように冷えた飲み物で
水分補給を行うのはもちろん、
服を着ないまま過ごしたりすると
湯冷めしてしまい、免疫力の低下や肩こり、
寝つきが悪くなる可能性もあるので
入浴後は身体を冷やさないようにしましょう。
全身浴と違ってみぞおち辺りまで
ぬるめのお湯に浸かる半身浴は、
負担を掛けすぎずにゆっくり入浴
したい場合におすすめの入浴方法です。
全身浴よりも楽に入浴でき、
新陳代謝アップなど同様のメリットが
あります。
こまめな水分補給を忘れず、
コンディションを見ながらリラックスして
入浴を楽しみましょう。
入浴時間をもっと有意義に
浴室をもっと快適にしたいのであれば
浴室をリフォームするのがおすすめです。
入浴時間を有意義にしたい場合には、
美容に効果的なミストサウナの設置や
浴室テレビの設置などの設備追加。
浴室を快適にしたい場合には、
新しいユニットバスへの交換や
冬の浴室を暖かくする
断熱リフォームなどがあります。
肩までしっかり浸かる全身浴は、
冷え性の改善や疲労回復に
高い効果がある入浴方法です。
正しい全身浴を行うにはお湯を40度に設定し、
10分〜15分ほどこまめに水分補給を行いながら
入浴するのがポイント。
そして入浴後は身体を冷やさないように
注意することが重要となります。
全身浴でしっかり身体を温めて
疲れを癒しましょう。