水道管が破裂する原因と対処法

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水道管が破裂する原因と対処法

私たちの大切なライフラインである水道。
しかし、その水道が破裂した時の対処法を
普段から考えている方は少ないでしょう。

そもそも水道管が家のどこを通っているのか
どういった状態なのかを把握している人ですら
少ないかもしれません。

この記事では、水道管が突然破裂した時の
対処法とその原因について詳しく解説します。

「水道管が破裂すると水が使用できない」

まず、当然の事として
水道管が破裂してしまうと
水を使用できなくなってしまいます。

手を洗うことやお風呂に入ることはもちろん、
トイレを流すこともできません。
つまり普段通りの生活を行うことが
できなくなってしまいます。

快適に安心して生活を送るためには水道管に
目を向けることも忘れないようにしましょう。

「破裂してしまう原因」

水を出すために欠かせない水道管。
気をつけていれば破裂が防げるかというと
そういうわけにもいきません。
では、水道管はどういった原因で
破裂するのか見ていきましょう。

・凍結によるもの

破裂の原因として冬場に多くなってくるのが
凍結が原因として起こるものです。

12月末あたりから3月あたりにかけて
発生することが多く、
特に氷点下4度を下回る日は注意しましょう。

凍結を防止するためには
水抜きを行なって水道管内の水を無くすか
ヒーターや凍結防止テープなどの
アイテムを活用し、水道管が凍結しないよう
工夫する必要があります。

・水道管劣化によるもの

水道管も長年使い続けると劣化していきます。
そしてその劣化が破裂を引き起こすことも
考えられます。

水道管は昔、亜鉛メッキ鋼管というものが
使われていましたが、その後
硬質塩化ビニルライニング鋼管に変わり、
現在では、ステンレスや樹脂といった
素材が使われるようになりました。

水道管の寿命は素材によって異なり、
亜鉛メッキ鋼管は15年〜20年
硬質塩化ビニルライニング鋼管は20年〜25年
ステンレス管や樹脂管は40年もの期間
使い続けられると言われています。

・地震によるもの

地震によって水道管に負担がかかると
破裂に繋がる恐れもあります。

現在、水道管の耐震化は
各地で進められていますが、
それも未だ十分とは言えません。

特に破裂の原因となる凍結や劣化が
進んでいる水道管の場合は
地震のダメージを受けやすく、
破裂の可能性も高まってしまいます。

「破裂してしまった時の対処法」

破裂の原因となる凍結や劣化は
水道管の状態を把握していれば防げますが、
地震は突然訪れるため、地震が原因の破裂は
事前に防ぐことができません。

では、水道管が破裂した際には
どういった対処をとるべきなのでしょうか?

水道管が破裂した時にはまず
止水栓を閉めることが第一です。
水道メーターの隣にある止水栓を閉め、
新しく水が供給されるのを阻止しましょう。

破裂箇所が目に見える位置であれば、
応急処置として布やテープを巻き付けることで
水が漏れるのを防ぎます。

応急処置を施したらすぐに水道業者に
電話をして修理依頼をしましょう。

「水道管の破裂で発生した水道代について」

水道管の修理や交換が終わると
次に気になるのはやはりその水道代。

基本的に水道管の破裂で発生した
水道代は、自己責任となります。

しかし、条件を満たせば減額になる場合も。
ではその減額の条件と減額請求の方法を
確認していきましょう。

・減額の条件

条件としてまず挙げられるのが、
故意でないことです。

破損の原因が地震などの自然災害、
あるいは地中や床下など
確認することのできない場所の破損といった
故意でないことが明らかな場合には
減額請求が認められる可能性があります。

具体的な条件は自治体ごとに異なるため
まずはお住まいの地区の自治体に
確認してみることをおすすめします。

・減額請求の方法

減額請求を行うには修理を行なった後に
“漏水減額請求書”を取り寄せ
内容を記入する必要があります。

記入した漏水減額請求書とともに
漏水の事実を証明するための請求書や
領収書のコピーを添付して
管轄のサービスセンターへ持参・郵送します。

減額請求の方法はどこの自治体でも
ほとんど同じ場合が多いですが、
水道管の修理を行なった業者の法人印が
必要な場合や減額請求そのものを
代行してもらう必要がある場合もあるため
減額請求の条件とともに
自治体に確認してみると良いでしょう。

「水道管が破裂した場合は焦らず対処しよう」

自宅の水道管の状態や通っている位置、
対処法を事前に知っておかないと
水道管が突然破裂した時に
どうすれば良いかわからず焦ってしまいます。

すぐに水を止めずに放っておいたら
多額の水道代が請求されてしまうことも。

水道管の破裂の原因と対処法、
そして対処に必要な止水栓の位置などを
事前に頭に入れておけば、
水道管が突然破裂してしまっても
焦らずに対処できるようになるでしょう。

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