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皆さんは”タオルウォーマー”という
アイテムをご存知でしょうか?
寒い冬場にタオルを使う場合や
タオルが乾きにくい梅雨の季節には
非常に役立つアイテムです。
こちらの記事では種類や設置の仕方、
選び方などおすすめの
タオルウォーマーについてご紹介します。
中にはタオルウォーマーを初めて聞いた
という人もいるかもしれません。
まずはタオルウォーマーが
どのような機能のついたアイテムなのかを
解説していきましょう。
タオルウォーマーには2つの種類があります。
1つはタオルを温めて乾燥させるタイプ
1つは濡れたタオルを温めたり
冷やしたりしてくれるタイプです。
ここでは前者のタオルを温めて
乾燥させるタイプについてご紹介します。
タオルを温め、
乾燥させてくれるタオルウォーマーは
ふわふわと心地良いタオルを使いたい
という方におすすめです。
また、タオルだけでなくタオルウォーマーを
設置している部屋もほんのり温めてくれるため、
洗面脱衣所に設置しておけば
冬のヒートショック対策にも役立ちます。
そして梅雨や台風の時期など
タオルが乾きにくい季節でも雑菌の繁殖を抑え
しっかり乾かしてくれる点もメリットです。
タオルウォーマーには暖め方の違いで
3つのタイプに分けられます。
それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
電気を使ってタオルを温めるタイプで
実際には電気がパイプ内のオイルを温め、
そのオイルを循環させることで
タオルを温めます。
表面温度は50度〜60度程度と高温ですが、
消費電力が少ないのが魅力。
タオルを取る際には電源を切るか
パイプに触れないよう注意が必要です。
同じく電気式のタイプでも
オイルではなく不凍液を温めて循環させ、
タオルを乾燥させてくれるものもあります。
不凍液循環タイプのタオルウォーマーは
大型のものが多く、
たくさんタオルをかけることができ
洗面所の暖房としても効力が高い点が
魅力となっています。
パイプの中の温水を
ガスで温められるタイプもあります。
ご家庭に暖房機能のある給湯器を
設置している場合は
端末機器に接続するだけで使用可能です。
温水循環式のタオルウォーマーは
暖房性能にも優れており、
省エネタイプの給湯器にしておけば
ガス代も気になりません。
乾燥させるタイプのタオルウォーマーは
タオルをかけて使用するようになっており
壁掛け式、自立式などの種類があります。
壁掛け式を設置する場合は下地の補強や
アース線の接続が必要となる場合もあるため
リフォーム業者に依頼するのがおすすめです。
自立式は場所を取ってしまうのが難点ですが
コンセントに繋ぐだけで使用できるため、
工事費用や手間を抑えることが可能です。
では、タオルを温めるのに便利な
タオルウォーマーの選び方について
見ていきましょう。
今回ご紹介した乾燥タイプの
タオルウォーマーは、風呂あがりに使用
する場合や、洗顔後に使用する
場合におすすめです。
蒸しタオルを作りたい場合や
反対に冷たいタオルで汗を拭きたい場合は
濡れたタオルを温めたり冷やしたりしてくれる
タオルウォーマーを選びましょう。
タオルウォーマーを選ぶ際は
掛けられるタオルの枚数を
チェックしておくことも大切です。
掛けたいタオルの数より
掛けられる枚数が少ないと
結局別の場所で乾かさなければいけません。
反対に1枚しか掛けないのに
たくさん掛けられるタイプを選んでも
邪魔になってしまう可能性があります。
タオルウォーマーを取り入れる際は
本体の値段だけではなく、
電気代やガス代のことも考えましょう。
ガス代が高い地域でガス式のものを選んだり、
夜は電気代が高くなるプランなのに
電気式を夜に使用していると思ってるより
料金がかかってしまうかもしれません。
本体の値段や設置にかかる費用も大切ですが
光熱費のことも考えて選びましょう。
タオルを温め、乾燥させてくれる
タオルウォーマーは、寒い冬場や
梅雨の季節に便利なアイテムです。
タオルウォーマーがあれば冬の温度差
によるヒートショックを防ぐことができ、
梅雨でも生乾きによる雑菌を抑え、
タオルをしっかり乾かしてくれます。
タオルウォーマーを取り入れる際は
使い方やタオルの枚数、電気代などを参考に
家庭に合ったものを設置しましょう。