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目次
どんな家庭にも必ずある洗面所は
手洗いや歯磨き、洗顔などを行うために
家族全員が使用する
生活に欠かせない空間です。
そんな洗面所は広さに合わせて
レイアウトを工夫したり、
便利な機能性を追加するリフォームで
より使いやすい空間を作ることができます。
洗面所をより便利で機能的な空間に
するために知っておきたいレイアウトや
追加機能をご紹介します。
まずは洗面所がどのような役割を持つのか
確認するために洗面所で行うことを
まとめて見ていきましょう。
洗面所に洗濯機を設置している場合は
洗濯の役割もあることになります。
洗濯を行うということはもちろん
洗濯に必要な洗剤や柔軟剤を収納するのも
洗面所という場合がほとんどでしょう。
洗面所の役割として最も大きいのは
歯磨きや洗顔といった身支度を行うことです。
姿を見るための鏡と洗面台があり、
場合によってはメイクも洗面所で行う
ということもあるでしょう。
隣に浴室がある洗面所は
脱衣場としての役割も持ちます。
入浴前に服を脱ぎ、
入浴後にタオルで体を拭いて着替える
というのも洗面所が担う役割です。
使いやすい洗面所を作るために
まず見ていきたいのはレイアウトです。
ここでは広さ別におすすめのレイアウトを
ご紹介します。
2畳は一般的な木造住宅に多く
見られる広さで、あまりスペースに余裕が
ないため、洗面台と洗濯機を横並びに
設置するのが基本のレイアウトとなります。
収納を設けるためには洗濯機の上部の
デッドスペースに吊り戸棚を設置したり、
壁にニッチ収納を設けることで
空間を圧迫することなく収納を増やせます。
洗濯機の上部に窓を設けたい場合は
扉のない棚を設置すれば
光をしっかり取り込むことができるでしょう。
次は少しスペースに余裕のある
3畳の洗面所レイアウトを見ていきましょう。
先程のように洗濯機と洗面台を並べると
1畳分スペースが余ります。
そこに収納棚を置いたり、
その分洗面台に大きなサイズの
物を選ぶことで、より使い勝手がよく
なります。
また、洗面台を設置して余った空間に
収納を設置してその中に洗濯機と消耗品を
まとめて収納すれば
生活感を隠すこともできるでしょう。
洗濯機のある洗面所として
最もコンパクトな広さは1.5畳です。
1.5畳しかない場合は洗面台と洗濯機を
並んで設置することができません。
広く見せたい場合は洗面台の吊り戸棚をなくし
縦長の鏡を設置すると良いでしょう。
洗濯カゴを置くと狭くなってしまうので
直接洗濯機に入れてすぐ回す習慣を
つけるのがおすすめです。
反対にかなり余裕のある4畳の洗面所では
洗面所の役割に加えて
他の機能を追加するのもおすすめです。
使いやすいレイアウトに合わせて
様々な機能を追加することで
洗面所はより便利になります。
そこで追加したいおすすめの機能を
ご紹介していきましょう。
洗面所でメイクをする習慣があるなら
パウダールームとしての役割を
追加しましょう。
パウダールームとして洗面所を使う場合は
鏡と洗面台に加え、
椅子とカウンターが必要となります。
さらに触れずに吐水・止水ができる
タッチレス水栓や
顔の近くに動かせる鏡を選ぶと
より便利に使うことができるでしょう。
家計簿や必要な書類をまとめる家事室の要素を
洗面所に追加するという方法もあります。
家事室として使用する際も書類を書くための
椅子とカウンターは必要です。
カウンターをアイロン台として
使えるものにしておくと洗面所で座りながら
アイロンをかけることができるので便利です。
洗濯機のある洗面所を
洗濯に特化したランドリールームとして
使用することも可能です。
収納可能な室内干しユニットを設置したり、
衣類を収納できる収納棚を設けたり、
収納棚の上面をアイロン台にすることで
洗濯に必要な動きを全て行うことができます。
洗面台を使えば下洗いもでき、
洗濯動線がグッとまとまるため
効率よく洗濯をこなすことが可能です。
洗濯や身支度、入浴前後の用意を
行う洗面所はレイアウトを変えることによって
使いやすいように作ることができます。
洗面所の役割や洗面所に欲しい役割、
そして広さや構造を考えて
必要な設備や家具を上手くレイアウトすれば
今までより機能性に優れた
使いやすい洗面所になるでしょう。