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目次
毎日入浴する浴室は、
大量のお湯を使用するため
水道代とガス代が気になるポイントです。
そんな浴室にかかる水道光熱費を
少しでも安く抑えたいと考えている方も
多いのではないでしょうか。
今回は浴室の水道光熱費を抑えるための
アイデアやリフォームをご紹介します。
お湯を多く使う浴室。
実際、浴室ではどのくらいのガス代と
水道代がかかっているのでしょうか。
まずは毎月支払っているガス代。
浴室にかかるガス代は
全体の約6割を占めていると言われています。
次に2ヶ月に1度支払う水道代。
こちらは全体の約4割が浴室と言われており、
ガス代水道代ともに
浴室は最も多くの割合を占めています。
では早速浴室の水道光熱費を
抑えるためのアイデアを見ていきましょう。
出しっぱなしのシャワーは
その時間が長ければ長いほど
無駄な水道光熱費となってしまいます。
シャワーを出している時間を短くすれば
使用湯量を大きく削減することができ
水道光熱費の節約に繋がるため、
使わない間はこまめにシャワーを
止めておくよう心がけましょう。
体が冷える冬場はお湯の温度を
高めに設定しているという方も多いでしょう。
しかし、冷えた体を熱いお湯で急に温めると
ヒートショックを起こす可能性もあります。
お湯の温度を1度でも下げることで
ヒートショックを防ぎ、ガス代も節約
することができます。
夏はシャワーのみで入浴を済ませる方も
多いかも知れませんが、冬は多くの方が
湯船にお湯を溜めるでしょう。
湯船にお湯を溜めた場合は
そのお湯を使って体を流せば
シャワーの湯量を節約することが可能です。
一度溜めた湯船のお湯の温度を
保持するには、風呂蓋や保温シート
などが役立ちます。
次の人が入浴するまでに時間が
空いてしまう場合は、これらのアイテムを
活用してお湯が冷えないようにすれば
追い焚き分の水道光熱費を削減できます。
家族が多い場合には複数人で
入浴することで水道光熱費の
節約になります。
湯船に溜めるお湯が少しでも
複数人浸かればかさが増し、
十分に温まることができるでしょう。
家族の仲も深まるかも知れません。
1人ずつ入浴する場合は
時間を空けずに入浴することが大切です。
時間を空ければ空けるほど
湯船のお湯と浴室は冷えてしまいます。
シャワーも一度冷えたものを温めるには
多くのガスを使用するため
出来るだけ間隔は空けずに入浴しましょう。
湯船いっぱいに溜めたお湯を
そのまま抜いてしまうのはもったいないため
洗濯などに再利用するのがおすすめ。
ぬるいお湯は汚れが落ちやすいことから
洗濯や掃除に活用すれば
節約にもなり一石二鳥です。
もっと浴室の水道光熱費を抑えたい場合は
浴室のリフォームをおすすめします。
どのようなリフォームが効果的なのか
チェックしていきましょう。
自宅の浴室が在来浴室の場合は
保温性に優れたユニットバスに変更することで
水道光熱費を削減することができるでしょう。
ユニットバスは水漏れの危険も少なく、
手入れもしやすいためトラブルの防止や
手間の削減にも役立ちます。
保温性の高い浴槽や少ない
お湯で肩まで浸かれるSライン浴槽や
ベンチ付き浴槽に交換すると
ガス代や水道代を抑えることができます。
毎日湯船に浸かりたいという方には
おすすめの浴室リフォームです。
浴室の壁や床に断熱材を追加する
断熱リフォームは浴室が冷えにくく、
お湯が冷めにくくなるため
水道光熱費の節約に効果的です。
窓がある場合は内窓を追加することでも
外気の影響を受けにくくなり、
ヒートショック対策にも役立ちます。
シャワーの使用時間を短縮すれば
湯量を節約することができますが、
水栓のレバーを毎回毎回動かすのは面倒で
結局流しっぱなしにしてしまうことも
考えられます。
手元で操作できるシャワーヘッドなら
こまめに止水するのも苦ではないため
節水を行うことができるでしょう。
入浴で多くの水とガスを使用する
浴室は家庭にかかる光熱費の
多くを占めています。
そんな浴室の水道光熱費を安く抑えるには
節約アイテムを活用する他、
お湯の温度を下げたり、入浴の時間を
空けないようにするなどの工夫が大切。
節水性に優れた浴槽やシャワーヘッドに
交換するリフォームも節約には効果的です。
入浴の工夫や浴室リフォームで
浴室にかかる水道光熱費を抑えましょう。