その他
目次
ジメジメとした梅雨の時期や
嫌な臭いがこもりやすい夏には
こまめな換気が重要です。
換気は湿気や臭い、古い空気などを
排出し、心地良い空間を作り出してくれます。
しかし、効率の悪い換気を行っていると
なかなか空間を快適にできません。
水回りの場合は換気どころか
湿気が溜まっていくばかりです。
湿気が溜まりやすい水回りを
快適にできる効率的な換気方法について
ご紹介します。
まずは換気を行う3つの設備の特徴を
チェックしていきましょう。
窓には採光と換気の役割があり、
心地よい環境を作るためには
欠かせない設備となっています。
しかし、中には開閉のできない窓もあるため
自宅にある窓が開閉できるものか
確認しておくと良いでしょう。
湿気の溜まりやすい水回りでは
換気を効率よく行うための
換気扇が設けられています。
水回りによってはない場合もあるため、
水回りのどこに換気扇が設けられているか
事前にチェックしておきましょう。
夏に活躍する扇風機やサーキュレーターも
効率的な換気に役立ちます。
単体で換気を行うことはできませんが
窓や換気扇と組み合わせることで
換気効率を高めることが可能です。
換気を効率的に行うためにチェックして
おきたいポイントを確認しておきましょう。
換気をする上で重要なこと、
それは空気の流れを考えることです。
空気の流れ、つまり風が家の中を
どのように通るかを考え、その通り道を
作ることで効率よく換気を行うことができます。
まずは窓を使って換気を行う場合。
その換気効率は、窓の数や位置に
よって異なります。
窓は1ヶ所開けるだけでも換気効果があります。
しかし、空気の淀みを解消するには
もう1ヶ所の窓を開けるのが理想です。
水回りに1ヶ所しか窓がない場合は
サーキュレーターや扇風機を使って
換気効率を少しでも高めるか
思い切って窓を追加するのをおすすめします。
家の北側に2ヶ所、東側に2ヶ所など
同じ方向に窓が2ヶ所ある場合、
1ヶ所の場合より換気効率は上がるものの
窓のない方向の空気が循環しづらいです。
この場合も窓のない方向に窓を追加するか
サーキュレーターなどを使うことで
解消することができます。
窓が別方向に2ヶ所ある場合、
その窓と窓の間の空間は
しっかり換気することが可能です。
トイレなどの狭い空間であれば
向かい合う窓を開けるだけで
十分に換気を行うことができますが
空間が広い場合には
少し物足りないかもしれません。
最も換気効率の良い窓の開け方は
対角の位置にある2ヶ所の窓を開けることです。
そうすることで部屋全体の空気が循環し、
広い空間であってもしっかりと
空気の入れ替えを行うことができます。
新しく窓を設置する場合は、
既存窓の対角の位置が最もおすすめです。
換気扇を使って換気を行う場合、
換気扇の特徴を知っておくことが大切です。
換気扇の種類に合った換気の方法について
チェックしていきましょう。
古い住宅で採用されている個別
換気扇は、長時間運転させると
故障の原因となる恐れがあるため
換気を行う時だけつけるのが基本です。
入浴後やトイレの使用後、調理中など
換気が必要なタイミングに
窓を閉めて稼働させましょう。
2003年7月以降に建てられた住宅には
24時間換気システムの導入が
義務付けられています。
このシステムはつけっぱなしにすることで
常時換気を行ってくれるため
台風や花粉の気になる時期以外は
つけっぱなしにしておくと良いでしょう。
換気に扇風機や
サーキュレーターを使用する場合、
どのように使用すると効率が良くなるのか
チェックしていきましょう。
1ヶ所の窓を開けて換気を行う場合、
その窓に向かって稼働させることで
換気効率を向上させます。
窓や換気扇がない水回りでも扇風機の風を
他の部屋の窓や換気扇に向けて当てることで
換気を行うことが可能です。
湿気の溜まりやすい水回りを
快適に使用するためには換気が欠かせません。
より効率良くしっかりと換気を行うためには
空気の通り道を意識することが大切です。
窓を開けて換気を行う場合は
対角の位置にある2ヶ所の窓を開けること
換気扇を使用する場合は
種類によって使い分けることが大切です。
また扇風機やサーキュレーターを活用すれば
より効率的に換気が行えます。
効率的な換気を行って水回りに溜まりやすい
湿気や嫌な臭いを素早く排除しましょう