その他
目次
暑さや汗が原因で肌荒れなど、美容面や
身体面の悩みも多い夏。
同じように生活に欠かせない水回りでも
様々な原因がある夏特有の悩みが見られます。
夏場に多い水回りの悩みと
その解消法や対策についてご紹介します。
まず、夏場に多く見られる水回りの
悩み事にはどんなものがあるのか
について見ていきましょう。
エアコンの届きにくいトイレや洗面所では
むしむしとした暑さが発生します。
身支度で洗面所に長居したり、
お腹をくだしてトイレに長居すると
熱中症になる目前までいってしまうことも。
日当たりの良い水回りの場合は
窓から強い日差しが差すことで
溶けてしまうほどの暑さになることもあり、
部屋の中で汗だくになることも考えられます。
水回りは年中湿気の溜まりやすい
場所ですが、暑さと組み合わさることで
むしむしとした暑さが部屋に広がり
まるでサウナのような水回りに
なってしまうこともあるでしょう。
特に入浴後や部屋干しをしている
空間は湿気が溜まりやすいため、
充分な対策が必要となります。
さらに湿度と温度が高い水回りでは
雑菌が活発に繁殖し始めるため
臭いが発生することも少なくありません。
特に食べ物を扱うキッチン周りや
各箇所の排水口は雑菌にとって
絶好のポイントであることから
夏場に臭いやすいポイントとなります。
それ以外にも洗面所やトイレに置いてある
タオルなどの布ものも
臭いの原因になるかもしれません。
湿気と臭いに釣られて排水口をはじめ、
水回りの様々な場所に現れては
ものすごい勢いで繁殖する害虫も
夏場の悩みのひとつです。
家の印象が悪くなるだけでなく、放って
おくと知らない間に大量発生してしまったり、
種類によっては感染症などの
二次被害に繋がる可能性もあります。
夏場の水回りには様々な悩みがありますが
まずは臭いや害虫の原因ともなる
暑さを解消する方法を見ていきましょう。
最も簡単なのはエアコンを水回りまで
行き渡らせるために扇風機や
サーキュレーターを活用するという方法です。
エアコンの風向きを考えて
配置することでより効率よく
冷気を水回りに届けることができます。
窓がある場合は窓から差し込む日光を
遮断するという方法があります。
水回りの窓には日差しや視線を遮りながら
風を取り込むことができる
サンシェードやブラインドがおすすめです。
次に暑さとの組み合わせで
様々な問題を発生させる湿気の
解消法をチェックしていきましょう。
最も効果的な方法としては少し面倒ですが
使用後に水を拭き取る習慣をつけること。
入浴後の浴室や手洗い後の洗面所、
食器洗いの後のシンクなどを
拭き取るようにすれば
湿気が溜まるのを抑えることができます。
湿気を防ぐには
風通しを意識することも大切です。
窓の前に家具を置いていたり、
物が溢れかえっている水回りは
風通しが悪くなってしまいます。
これは収納も同じで
収納も物と物の隙間を開けることで
風通しが良くなり湿気が溜まるのを防ぎます。
暑さや湿気を防いだからといって
100%臭いが発生しないとは限りません。
臭いを防ぐにはこまめな掃除が大切です。
生ゴミや排水口のゴミを放置せず
その日のうちに処理するようにしましょう。
日常的にできる対策方法としては
調理油を排水口に流さないよう注意すること、
お湯やアルコールを臭いやすい場所にかけて
雑菌の繁殖を防ぐという方法があります。
長く使っているキッチンでは
部品の不具合により
臭いが発生している場合も考えられるため、
どうしても臭いが無くならない場合は
専門業者に見てもらうようにしましょう。
暑さ、湿気、臭いの対策を行なった上で
害虫対策を行えば夏場の害虫による被害は
かなり防ぐことができるでしょう。
その他にできる対策としては
毒餌などの薬剤を設置して侵入を防ぐ、
あるいは虫の侵入経路となる
換気扇や吸気口などをネットで塞ぐ、
窓の隙間やドアの隙間をテープで塞ぐ
といった方法があります。
経年劣化で窓が歪んでいる場合
などには、窓を新しくすることも
害虫対策になるでしょう。
夏場の水回りでは暑さや湿気、
臭いや害虫などの様々な悩みが発生します。
しかし、どの悩みもしっかりと対策を行えば
解消できる可能性が高いです。
本格的に夏が始まる前に
水回りの悩み対策を準備して
夏場の水回りを快適にしましょう。