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目次
住宅をデザインする時、それほど重視
していなくても、やはり気になってしまうのが
風水です。
住宅の各箇所が風水的に良くない造りを
していると、何となく良くないイメージもあり、
改善したくなってしまいがち。
風水で重要視される水回りで、
やってはいけないNG風水をご紹介します。
風水で重要とされる水回りには、どのような
意味があるのかチェックしていきましょう。
風水で水回りが重要視されているのは
水を扱う場所だからです。
風水において水は非常に大きな影響力を
持つものと考えられており
そんな水を扱う水回りは金運や健康運、
恋愛運などを司る空間だと言われています。
そんな水回りが汚れていると気が乱れ
運気の低下につながるため、
常に清潔に保つことが重要となります。
人が食べる料理を作るキッチンは、
人のエネルギーやパワーを作り出す
場所とされています。
そんなキッチンは火の気と水の気が
入り混じることから気が乱れやすい空間
ともされており、キッチンの気を調和することで
家庭の運気が良くなるとも言われています。
お湯で体を流す浴室は体についた厄を
洗い落とす場所とされており、
昔から悪いことがあった日も
入浴することで不運を断ち切ることができる
と言われています。
厄を洗い落とす場所である浴室は同時に
厄が溜まりやすい場所ともなっているため、
厄が充満しないよう清潔に保つことが
大切となります。
生活において必ず必要となるトイレですが、
風水では邪気の発生源とされており
不浄の空間だと考えられています。
そう考えられている原因のひとつとして、
便器の底に溜まった水が挙げられます。
汚水とされる便器の水は昔から
邪陰で厄災を運ぶものだと言われているため
昔は家の中にトイレを作ってはいけない
と言われていたほどだそうです。
浴室の隣に設けられることの多い洗面所は
手を洗ったり顔を洗ったりすることから
浴室と同じく厄の溜まりやすい場所と
されてきました。
さらに水の気とドライヤーなどの火の気が
混在する場所であるため、キッチンと同じく
気が乱れやすい場所ともされています。
水回りの効果が分かったところで
早速NG風水について見ていきましょう。
不浄の空間とされるトイレにマットを
敷いていないと、床に溜まった悪い気が
足の裏に付着し家中に撒き散らされて
てしまうと考えられます。
悪い気だけでなく、実際にトイレの床の
尿はねなどの汚れも撒き散らすこととなるため
トイレマットは敷いておくのがおすすめです。
水回りといえば湿気が溜まりやすい場所。
風水において湿気は悪い気と同様のものと
考えられているため、放置するのはNGです。
特に浴室の湿気は厄を洗い落としたお湯が
蒸発し湿気となっているため、洗い落とした
はずの厄で浴室が満ちてしまうこととなります。
こまめな換気で湿気と悪い気を
追い出すようにしましょう。
入浴後に使用するバスタオルは、何度か
使ってから洗うという方も少なくないでしょう。
しかし風水ではこの行為はNGとされています。
入浴後に体を拭いたバスタオルには
浴室で流しきれなかった厄が付着します。
その厄がついたバスタオルを再度使うことで
体に厄を戻してしまうことになるため
風水では毎日清潔なバスタオルを使うことが
推奨されています。
部屋が狭いと配置する場所がなくて
冷蔵庫の上に電子レンジなどを置いている
という家庭もあるかもしれません。
しかしこれは風水ではNGとされています。
水の気を持つ冷蔵庫の上に
火の気を持つ電子レンジを置くことで
気が入り乱れてしまい、
金運の低下につながると考えられます。
お湯を沸かしている間や、ちょっとした
調理の間に買い物のレシートを
まとめていたり、家計簿に貼ったり
している家庭も多いでしょう。
しかしこれも風水的にはNG。
火の気のあるキッチンにお金に関わる
ものを置くとお金が燃え尽きる、
つまり無駄な出費が増加するとされています。
個性的な空間が好みの方は
トイレの便器をカラフルなものにしたり、
殺風景になりがちなトイレを
鮮やかに彩っていたりするでしょう。
しかし、派手でゴチャついたトイレは
健康運が低下すると言われています。
健康面で心配な点がある場合は
トイレをシンプルな空間に変更してみると
効果があるかもしれません。
水回りは風水で見た時に重要な役割を持つ
場所とも言われており、気になってしまう人も
多いのではないでしょうか。
実際のところ、水を扱う水回りは風水に
おいて運気を左右する重要な役割を
持った場所です。
そんな水回りの環境や使い方のNGを見直して
運気の向上を目指しましょう。